塗装作業にとりかかりました。サーフェイサーを吹いて下地を作ります。
車体色の基本となる茶色を吹き付けました。今回のキットの製作ガイドの塗装指示の茶色TC17(ミスターカラーの526番に相当)は、劇中車のカラーより濃いため、ミスターカラースプレーの43番ウッドブラウンを使用しました。これは九七式中戦車と同じカラーです。
次に迷彩塗装の準備をしました。知波単学園車輌の三色迷彩は、明度の順に塗り重ねるのが良いと思います。明度の低い色ほど、にじんだり混ざったりしないからです。明度の順はウッドブラウン、緑色、土地色となりますので、次に塗るのは緑色です。
その緑色を塗るパーツだけを揃えました。
緑色は525番を使用し、細筆で行いました。ペンキ塗りの質感を出すためにわざとベタベタと塗りました。
続いて522番の土地色の模様を塗りました。土地色の模様は、緑色の模様の上に重なる箇所がありますので、一番最後に塗り重ねるわけです。
分断色の黄帯を4番の黄色で塗りました。ネット上などで見かける先行作例では、発色を良くするためにホワイトを敷いてから黄色を塗るという手法が多く使われています。
ですが、それをしなくても黄色だけで上図のように十分な発色が得られます。ホワイトを敷くかどうかは、お好みで選べば良いでしょう。
排気管は61番の焼鉄色で塗りました。
その後、排気管カバーと排気管ガードのパーツを取り付けました。
転輪の塗り分けも進めました。
転輪を取り付けました。左側面は緑色が多い印象です。
右側面の転輪は、ウッドブラウンがメインです。
履帯を組み付けました。九七式中戦車のそれに比べると、楽に取り付けられた気がします。 (続く)