髭釜商店街を西へ進んでいくと、かなりの人数が集まっている場所がありました。増屋種苗店の店先あたりでした。行ってみると、まず路側に並べてある金属製の履帯が目に入りました。Ⅳ号やBTやT34などのそれがあり、いずれもレプリカではなくて本物であるそうです。どうやって入手したのでしょうか。
そして奥には、ウイリスジープとバイクが展示してありました。これらも本物であるようでした。
ミリタリーアーツという団体の出し物であるようでした。
ウイリスジープの操縦席を見ました。シンプル、イズ、ベストを地でゆくような米国製軍用車輌の、最低限かつ実用的なデザインです。操縦装置は戦車のそれにも通じるので、見ていて勉強になりました。
けっこう人が集まっていました。ある意味、戦車レプリカよりもこちらの本物のほうが見応えがあるからでしょう。レイヤーさんも数人居て、代わるがわる撮影に応じたりしていました。サンダースのケイのレイヤーさんが一番人気あったようですが、米軍ですから当たり前でしょう。
髭釜書店街の南端近く、きらめき通りとの交差点の手前のスペースに、上図の戦車レプリカが展示されていました。黒森峰のマークがつけられているので、ドイツの車輌のようですが、ガルパンとは無関係であるそうです。それよりも、車輌の下に二人潜り込んでいるのが、ピクリとも動かないので、最初はマネキンかと思いましたが、これも撮影に応じてポーズをとっていたレイヤーさんでした。レオポンさんチームのツナギなので、自動車部の戦車修理のシーンを演じているのでしょう。
横ではダージリンに扮したレイヤーさんが売り子を務めていました。そのうちにレオポンさんチームのツナギの二人がゴソゴソと動き始めて、起き上がりました。
そして、別の人のリクエストに応じて、ガソリン缶を持ってポーズを付けていました。かなり重そうにして抱えていましたが、実際にかなりの重量があります。
昔、模型サークルの定期旅行でイギリスのボービントン戦車博物館へ行った時に、パンターG型のガソリン缶を持ったことがありますが、空の状態でもズシッときたのを覚えています。
きらめき通りとの交差点に出ました。あまり人影を見ませんでしたが、ちょうどマリンタワー広場のメイン会場ではガルパン声優さんたちのトークショーが行われているはずでしたから、多くの見物人はそちらに固まっていたのでしょう。
商店街の歩行者天国は、このように髭釜エリアまでとなっていて、以南の大貫エリアは範囲外となっていました。
なので、梅原屋さんが、普段の時とあまり変わらない落ち着いた雰囲気で、普通に気楽に過ごせる状態になっていたのは、個人的にはとても有り難いことでした。
なぜならば、世界のNさん製作のガルパンプラモデルおよびジオラマの取材の残りがまだあったからです。それが、今回の大洗海楽フェスタにおける私のラストミッションになりました。
というのは、この後、ゆるキャン△山梨巡礼の計画がありましたので、大洗から甲府への長距離移動が控えていたからです。 (続く)
モルタルでの、実物大のジオラマも展開できるそうです。
凄いですね!