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ゆるキャン△の聖地を行く6 その2  甲斐岩間駅となかとみ和紙の里

2019年05月01日 | ゆるキャン△

  約一時間の印章資料館見学を終えてレンタカーに戻りました。今回の車はヴイッツ、私自身のマイカーと同じですがこちらのほうが新型です。操作性はあまり変わりませんが、こちらのほうが重量があるせいか、地面に貼りつくような感じがあり、カーブでは後尾がややフレ気味になるかな、と感じました。
 しかし、さすがに軽よりはパワーがあり、今回の早川町エリアでの山道も坂道もさらっとこなしてくれました。

 

  とりあえず、印章資料館の職員さんに紹介いただいた、甲斐岩間駅前の「いわま写真館」さんに行きました。店主さんは、印鑑の件について、気さくに対応して下さいました。彫りの職人さんに回す手配をしてくれまして、所要時間も2時間ほど、ということでした。
 それで、今回は早川町まで出かけるので、帰りに立ち寄って印鑑を引き取ります、ということになりました。店先の看板の一角にゆるキャン△イラストが貼ってあり、店内にもゆるキャン△グッズを並べて販売していました。おそらく、ゆるキャン△ブームおよびコラボ関連に理解があるのでしょう。

 こういうお店が地元にあると、遠来のファンとしては本当に有り難く、心強く思いますし、気兼ねなく立ち寄ることが出来ます。アニメの聖地エリアが巡礼観光地として認知され成功するかどうかは、地元にこうした協力的なお店および拠点の存在、そしてその取り組みの2点に左右されますが、ゆるキャン△の山梨においては、まだまだ未着手の部分が大きく、伸びしろは十分にあると思います。

 ただ、聖地中の聖地である本栖高校を擁する甲斐常葉地区が、そこのところでちょっとポイントがズレているうえ、身延山門前エリアでも独自の展開に終始しそうな気配があり、総括的に見ると若干の軌道修正が必要になるのではないかと思われる余地も出てきています。
 その場合、こちらの「いわま写真館」の基本スタンスには、見習うべき要素が大きいです。私が今まで見てきたアニメ聖地の吉野、京都、尾道、豊郷、大洗、倉吉のそれぞれにおいてファンのリピート率が上がりそうな協力店舗というのは常に同じ要素、雰囲気、スタンスを備えていて成程と感心させられましたが、山梨においてはまずこの「いわま写真館」が真っ先に挙げられると思います。
 無論、こうした協力店舗は、これから増えてゆくことでしょうが、ファンに支持され親しまれて、その後ブームが終わっても「聖地」で有り続ける協力店舗、というのは稀です。その数少ない候補が、たぶんこちらの「いわま写真館」じゃないかなあ、と思います。
 なお、今後はスタンプミッションの5弾のポイントにも指定されるそうなので、訪れるファンは確実に増えますし、六郷の印鑑を全国に紹介し発信する絶好のチャンスにもなりそうです。

 

  「いわま写真館」を出て、甲斐岩間駅前広場の駐車場側にある、上図の印章石碑を見ました。これがゆるキャン△とのコラボの題材として公認ポスター化され、各務原なでしこと志摩リンの二人がそれぞれの石碑の横にハンコを持って寄り添う、という構図で楽しませてくれます。

 前の巡礼のラストの大阪キャラポップストアで見かけた、ゆるキャン△ご当地クリファイルの一種が、こちらの印章石碑を採用していたのですが、そのクリアファイルおよびポスターも、「いわま写真館」で販売しています。さきに立ち寄ったセブンイレブン山梨六郷店にも、確かあったと思います。

 

  駅前の桜は、満開でした。

 

  甲斐岩間駅の駅舎に立ち寄りました。

 

  ここも無人駅で改札もありませんから、ホームにも自在に立ち入り可能です。

 

  待合室をのぞいてみると、室内にゆるキャン△のコラボポスターが貼ってありました。

 

 前回の巡礼時にも見かけた、地元警察署の交通安全啓発ポスターです。

 

  交通安全啓発、という観点からすると、このビーノに乗っている志摩リンというキャラクターは、格好の対象となりますね。人気のキャラクターが安全運転で活躍しているのだから、皆さんも見倣いましょう、ということでアピール出来るわけですね。

 

  さすがに印章の里だけあって、御手洗の文字も篆書体になっています。駅名標示のほうも思い切ってくれれば良かったのに、と思います。

 

  続いて、前回巡礼時のスタンプミッションの続きをこなすべく、峡南橋を再び渡って、そのまま上図の「なかとみ和紙の里」の施設に行きました。

 

  玄関の垂れ幕に「漉屋なかとみ」とあるのを見て、ああこちらが本来の施設名称なのか、施設のメインは紙漉き施設および体験施設だな、と悟りました。

 私自身は出身が岐阜県で、長く住んだのが奈良県ですので、和紙といえば美濃和紙および山中和紙、国栖和紙および宇陀紙、と思い出すのですが、山梨のこちらの西嶋和紙についても、昔に甲府の歴史団体に参加していたころに色々教わりました。歴史的には戦国期からなので比較的新しいこと、当地原産ではなくて、伊豆の修禅寺和紙の製法を学んで移植した、の2点が特徴だったように記憶しています。
 原料はもちろん当地で調達出来るミツマタで、主力製品は書道半紙および画仙紙であるそうです。

 

  施設内にある直営の販売コーナーです。西嶋和紙を用いた商品の数々は、見るだけでも楽しいです。ゆるキャン△の関連商品の幾つかも、ここの西嶋和紙を用いていてそれをアピールしているため、下手すると、全国のアニメファンが知っている和紙というと山梨の西嶋和紙、なんてことになりかねません・・・。

 

  もちろん、ゆるキャン△関連の西嶋和紙による製品のコーナーもあります。今回のスタンプミッションに備えて、和綴じメモ帳を一冊購入、ついでにボックスメモも追加しました。

 

  早速押したスタンプは、各務原なでしこでした。富士山が背景になっているので、ここから見えるのかと外に出て見たところ、甲斐の山並みの向こうに本当に富士山の頂きが白く輝いて見えました。  (続く)

 


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