気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く28 その9 「永町からアウトレットに行きます!!」

2017年02月03日 | 大洗巡礼記

 肴屋本店のダージリン新旧パネルです。日陰にずっと置いてあるせいか、いずれもあまり褐色や退色が進んでいません。大洗のパネルのなかでは保存が良いほうです。


 鳥孝の店先に置いてある上図の大理石の大洗校章、いいですね。稲石さんの話では、パネルの脚を固定するための石であったのだけど、いつしかただの置石みたいになっている、とのことでした。

 店先のテーブルにて休んでいたら、通りかかった若い巡礼がちょっと驚いた表情になり、しばし躊躇したあげく、「あのう、もしかして、星野さんでしょうか?」と小声で話しかけてきました。そうです、と応じて名刺を渡すと、向こうも慌てて名刺を出してきました。「GP模型道倶楽部」の肩書がありました。
「ほう、模型のサークルやっとられるんですか」
「はい、サークルっても僕だけですけど。先月立ち上げたばかりなんで。メンバー募集中です」
「集まりそうですか」
「いえ、まだ・・・」
 立ったままなのを、テーブル席に誘って少し話をしました。富山県の方で、拙ブログのガルパン記事に接してアニメを観ていっぺんにファンになり、私の戦車プラモ制作レポートに触発されて模型製作を再開した、と話しました。
「再開、ってことは以前にもプラモやってたの?」
「はい、ガンプラですけど」
「すると戦車のプラモはだいぶ勝手が違ってたんやろうね」
「はい、そうなんです。それでネットで探したら星野さんのブログ見つけまして。入門的な記事があるんで全部読みまして参考にして、真似しました」
「はははは」
「いや真面目な話、本当に分かり易くて基本的な情報があって勉強になります。チームごとのプラモの解説、あれすごく参考になりました」
「恐れ入ります」
「それで、プラモも今買い集めてるんですけど、買おうにも店が近くに無いんで、アマゾンとかで買ってます。でもなんか、あの、値段が高い感じで・・・」
「でしょうな。アマゾンは安い時もあるけど、価格は比較的高めになってます。ヨドバシやジョーシンやスルガヤ等の通販サイトもこまめにチェックして、一番安いところをおさえる方が良いですよ」
「そうなんですよね、あとショップとか行ってます。近所にはそんなに無いんで・・・」
「少し遠くに出かけないと無理ですか」
「はい、金沢に行って買い回ってます」
「金沢は、確かレオナルドがありますね」
「はい、よく行ってまして、結構欲しいのが買えます。近くにホビーオフってのがあって、そこも割とあるんです」
「値段はどうですか?」
「それなり、ですかね。通販の方が安かったりしますし、色々作戦立ててやってます」
「楽しいことですな。で、何輌か作ったのですか?」
「はい、5輌作りました。黒森峰のやつばかりなんです」
「ほう、黒森峰のファンで?」
「はい、そうなんです。だから星野さんのブログがバイブルなんです」
「ははは、恐縮です」
「それでちょっとお聞きしたいんですけど、作ったプラモを寄贈する、というのはやっておられるんですか?」
「やっておりません」
「そうですか・・・」
「寄贈でなくて、貸し出す、というのもやってないですか?」
「ええ」
 すると相手はものすごく残念そうにしていました。理由を聞くと、作品の実物があれば色々と参考になって得られる情報も多い、という旨を述べてきました。それはその通りで、私自身も先行作例に学んできた経緯がありますので、よく理解出来ました。
 それでしばらく考えてみましたが、寄贈は無理だが貸し出しはある程度可能かもしれないな、と思いました。しかしそれが可能な環境がいまの大洗にはありません。これまでの数多くの戦車の寄贈品によって、飽和状態になっていると思います。そのことを話すと、相手は「そうみたいですね。どこに行ってもプラモが置いてありますもんね」と頷いていました。


 富山の方と握手して別れ、商工会館に移動しました。


 入口の案内パネルです。


 大洗が楽しい事になってます、とありますが、実感としては「色々とオカシイ状態になってます」といったところでしょう。オカシイ、というのはもちろん褒め言葉ですが。


 ここのパネルは相変わらず抜群の保存状態を保っています。イベント時の臨時貸し出しも最低限に抑えられているのでしょうか。


 初期段階のデザインパネルであるので、今ではなにか懐かしい感じです。


 館内の陳列展示品も少しずつ増えています。有名人も頻繁に訪れているようですから、色紙なども次第に追加されてゆきますね。


 加藤豆腐店の前を通りました。


 カルパッチョのパネルは、ぎらばりの閉店にともなってこちらに移されています。たかちゃん、ひなちゃん、の幼馴染コンビを再現していますので、おさまるべき所におさまったという感がありますが、お店の方によれば、貰ったのではなくて一時的に預かっているだけ、ということでした。いずれ他のお店に移されることになるようです。


 こちらにもガルパンうぉーくのQRコードが貼られています。巡礼者の多くはこれをスマホで読み取っていました。肝心のパネルにはあまり注目しておらず、熱心にスマホの画面だけを見ていました。


 たかはしの店先の店主パネルの告知板には、明日の五十鈴華生誕祭の案内がありました。私は以前に一度参加したことがありますので、今回は参加しないことにしました。


 マリンタワーです。


 マリンタワー前広場です。この広い空間があんこう祭や海楽フェスタの際には埋まって身動きも出来なくなるそうです。人数的にも私設無料イベントの域を大きく超えてしまっているので、今後は交通アクセス環境の改善、警備の導入、会場の有料化、行政サイドの関与、といった対策が必要となるかもしれません。


 記念に一枚撮っておきました。よく晴れた明るい日でしたので、地味な私もそれなりに写ることでしょう。


 まいわい市場へ立ち寄って、職場の同僚への土産を色々購入しました。この日の午後に帰るので、荷物が増えても大丈夫でした。


 カジマに立ち寄って、この日の昼食になる惣菜弁当を買いました。毎日11時半ぐらいから販売される500円の惣菜弁当は、おかすが毎日変わります。だいたい二種類揃えられますので、どちらがいいかな、とチェックして買います。この日はそのまま店内のイートイン席でいただきました。

 その後、梅原屋に挨拶に立ち寄り、店先のガルパン展示コーナーの変更について梅原さんと色々話していたところ、通りかかった同年代ぐらいの巡礼に「星野さんですか」と声を掛けられました。今回はよく声をかけられるなあ、と思わず笑ってしまいました。名刺を交換し、相手が東京の方と知りました。

 それで色々と立ち話をし、梅原さんに促されて椅子に座ってお茶もいただきましたが、この相手とも話が色々と盛り上がりました。先方は拙ブログをよく読んでおられるようで、缶バッジの貰い方や在庫の確かめ方などについても質問されました。今年からガルパンや大洗にハマリ出して、東京から車で二時間ぐらいかけて数回通っているそうです。まだ訪問回数が一ケタだった時期の私と似たような状況にあるのでしょう。
 この相手、Aさんとはメールでの交流もはじまり、彼の大洗への想いや今後の取り組み予定も色々と教えていただきました。その延長上にて、次の1月の訪洗時の同道も決まったのでした。 (続く)

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