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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く33 その12 「マリンタワー会場です!!」

2019年12月29日 | 大洗巡礼記

 あんこう祭当日の朝、まずは大貫商店会の会場に行き、朝食がわりに渡来人のラーメンをいただき、イギリス軍用トラックのモーリスCS8を見学しました。

 

 そのうちにモーリスCS8の荷台に二人のレイヤーさんが乗り込んで椅子に座りポーズをとりました。かねて打ち合わせてあったものか、レイヤーさんは会場に来てすぐに、物馴れた様子でトラックの荷台に登っていました。

 

 イギリス軍の軍用トラックでしたから、左のダージリンは雰囲気も合いますが、右のケイは米軍ですから、なにか微妙な違和感がありました。でも第二次大戦連合軍の味方同士ですから、これはこれで良いのでしょう。

 あんこう祭には、全国から大勢のレイヤーさんが訪れてそれぞれのキャラクターになりきって会場に多くの華を添えてくれます。なかでも多かったのがダージリンのレイヤーさんで、上図左の方も含めて各所で4、5人ほど見かけました。やっぱりキャラクターの人気が高いのですね。
 対してケイは、この上図右の方の他にもう一人を見かけました。サンダース大付属高校チームのキャラクターのレイヤーさんは、他にもアリサやナオミも見かけましたが、三人が一緒に居るのを見たことはありませんでした。

 

 レイヤーさんがトラックに入ってから周囲の群衆が一気に増えました。販売テントのまわりにも行列が増えていて歩道が埋まっていましたが、交通整理役の人は居ませんでした。

 

 とりあえず、マリンタワー会場へ移動しましょう、とOさんに促されて移動を再開しました。

 

 再度、大貫商店会会場の様子を一瞥しました。4店舗の販売コーナーでこの賑わいですから、マリンタワー会場の混雑ぶりがどのようであるかは容易に察しがつきました。

 

 まだ朝のうちなので、各会場へと移動する人々の数はまだ多くはありませんでした。11時から本会場ステージでのショーイベントが始まりますが、9時の段階ではまだ何もありませんから、会場のあちこちで買い物をして、食べ歩きを楽しむ、というのが中心になります。

 

 町営駐車場は満車で、手前の駐輪場も御覧のとおりでした。駐車場のほうでは前夜からテント泊をやらかして駐車スペースを不当に占めている輩も散見され、ツイッター上でも画像が挙げられて非難のコメントが相次いでいました。明らかに違反行為なのですが、主催側はきちんと取り締まって対応したのでしょうか・・・。

 

 やっぱりマリンタワー会場はメインの本会場を含みますから、販売テントも飲食街テントも朝から賑わっていました。このへんは3月の海楽フェスタの時とあまり変わらない状況でした。

 

 テント村の南側を占める各店舗、各協賛企業および自治体の販売コーナーです。上図右側にスーパーのセイミヤさんが見えますが、その駐車場入り口への道路もこのとおり歩行者天国となり、大勢の買い物客で賑わっていました。パッとみた感じでは、地元住民の方が多かったようです。もともと、あんこう祭は地元のお祭りの一つてすから当然ですね。

 

 西上州、というと群馬県の高崎市あたりが中心になる地域でしたかね。関西の人間からみると関東地方の地理じたいが曖昧なイメージでしかない場合が多く、上州というのも上総国のことだと勘違いしている方も多いようです。
 正確には上州とは上野国のことです。いまの群馬県です。上総国のほうは総州ともいい、現在の千葉県にあたります。上州とは、と高校でも大学でも歴史の試験に出ていたので個人的には記憶によく残っています。

 

 鳥取県の三朝町の販売コーナーです。大洗町と姉妹町提携をしている自治体の一つです。鳥取県には20代後半の時期に3年ほど住んでいたので懐かしいです。当時の住所は鳥取市でしたが、三朝町へは車で約1時間ぐらいで行けました。

 

 会場の真ん中に位置するマリンタワーです。見上げて目を凝らすと、展望所にも大勢の見物客が登っているのが望まれました。

 

 大変な賑わいようですが、3月の海楽フェスタの時のほうがもっと人出が多かったように思います。今回のあんこう祭の動員数を後日に新聞などで約13万人と発表していましたが、現地での雑踏のなかでの実感としては、そんなに居たのかな、もっと少なかったんじゃないか、というのが正直なところです。
 なにしろ、私自身が今回の参加見物中に周囲のだいたいの人数をカウントして記録していたのですが、それらの数値をふまえて試算してみても、10万人に届くかどうか疑問であったからです。

 第一、毎年のあんこう祭の動員数は、いかなる計測および算出法に拠ったものかが、これまで明白に発表されておらず、専門業者にカウント調査を依頼したという話も聞いたことがありません。
 例えば、京まふやワンフェスのような大規模なイベントでは有料ですから、入場券またはカタログの販売数、そして出入口での券回収数および調査カウントなどをつき合せれば、大体の数値が把握出来ます。

 しかし、あんこう祭のような無料で出入り自由のフリーなイベントでは、人数そのものを把握すること自体が難しい筈です。
 例えば京都ですと、似たような構造のフリーイベントである祇園祭や時代祭などの祭事が多いですが、それらの動員数は京都府も京都市も正式情報として公表したことがなく、もっぱら地元の主催自治会などで局地的に概算しているものを合わせた数が、例えば前夜宵山の来場数約30万人前後、というように大雑把に発表される程度です。
 一般的に祇園祭の総動員数は約200万人とされますが、祭事スケジュールが一ヶ月にわたるからそうなるわけで、一日あたりで平均的に換算すれば約6万人とはじき出されます。
 ですが、実際に祇園祭の一ヶ月を見聞きして体験もしている私の実感からすれば、6万人どころか、もっと集まってるよ、ここ数年はインバウンド効果で外国人見物客が激増しているから、という見方に落ち着きます。したがって、正確な動員数なんて、分かる訳ないだろう、というのが正直な感想です。

  個人的には、あんこう祭というのは、京都の祇園祭の縮小版のようなイメージがあります。祭事空間の範囲が広いこと、出入り自由であること、メインイベントの時間帯が限られること、賑わいの大部分は展示の見物と出店での買い物や食べ歩き、といった基本的な様相が共通しています。
 これはあんこう祭に限らず、全国各地の主要祭事にも言えることですが、いずれも動員数をいかにして把握しているのかが、きちんと論理的かつ明快に説明された事例をまったく知りません。適当に、水増しとかも含めて、大体的に出している、昔の大本営発表のような数字が新聞などに載っているだけではないのかな、とも思います。

 なので、今回のあんこう祭の動員数約13万人という数字が、どのような根拠もしくは計算で出されたのかを知りたいところです。私個人の実感としては、祇園祭の一日あたり平均約6万人より少し多いかな、というところであるからです。とても13万人も来ていたような雰囲気ではなかった、と思います。多くても10万人前後だろう、と感じます。
 だから、約13万人という数字が、実数でも概数でもなく、希望的観測も含めた誇大な数値になっていないかな、と思うことがあります。  (続く)

 


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1 コメント

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Unknown (トオル)
2019-12-30 14:18:10
ワンフェスやコミックマーケットはガイドブックやカタログ販売等からおおよその来場者数は割り出せます。こちらは有料イベントだからでしょう。ところが海楽フェスタやあんこう祭は無料イベントなので正確な数を知る方法が確率されていません。カウンターである程度集計はしているかもしれませんが、同じ人も集計したり、行き返りの二重カウントもあるやもしれません。実際のところ延べ人数集計なのかもしれません。しかしガルパンが絡む海楽フェスタやあんこう祭が紛れも無く数万人以上来訪するイベントである以上、経済効果や地元への波及効果を正確に示すにはより実数に近い参加者数をはじき出す必要があるでしょう。例えば水戸駅と大洗駅で乗り降りした最小公倍数だったり、動いたお金、旅館・ホテルの宿泊の合計、両日に動いた金額等、町以外の関係者からもアンケートをとらないとより近い数字は出てこないでしょう。
普通の順礼地で経済効果や波及効果を問わないイベントならそこまでする必要はありませんが、アニメのインバウンド効果や回収効果の高い模範的な優良イベントとなれば話しは別で内外に説明したり、大洗と同じく聖地を構える自治体にとっても参考例の教材としても役立てる事が可能でしょう。
アニメのイベント参加者が万単位の方が集まる全国唯一無二の栄えあるイベントです。アニメのインバウンド効果でトップに立つ大洗には情報提供する大役があると思うのですが、主催者側の意見を是非お聞きしたいものです。
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