身延駅前商店街を辞して車に戻り、身延橋を渡って国道52号線を北上し、上図のセルバ身延店に行きました。今回のレンタカー巡礼の最後の訪問地でした。
駐車場に車を停め、向かって右側の入口から入ると、扉の内側左に、上図の犬山あおいパネルがありました。劇中ではこのお店がモデルの「ゼブラ」でアルバイトをしているという設定ですから、パネルが置かれるのも必然の結果でありましょう。
デザインは、山梨県大阪事務所で見たものと同じです。公式のパネルは、キャラクター一人につき一種類しか出ていないようです。
この時点で時刻は13時5分でしたが、まだ昼食はとっておらず、栄昇堂さんの「みのぶまんじゅう」を食べたきりでしたから、ここで弁当を買うことに決めていました。まずは惣菜コーナーへ行って、各務原なでしこも食べていたメンチカツを見ました。
売り場のPOPもしっかりと劇中のなでしこちゃんの図になっています。こちらの店員さんはノリノリですね。こちらもノリノリで買ってしまうのです・・・。
ですが、メンチカツだけでは寂しいので、ウズラ玉子もチョイスしました。別に稲荷寿司、お茶、コーヒー、おやつのナッツ類も買いました。
レジの近くには、「ゆるキャン△」グッズの販売コーナーが設けられていました。前回の巡礼時には買えなかった「ほうとう」も「ゆるキャン△」パッケージのゼブラデザインで陳列されていましたので、迷わず買いました。
こちらは西嶋和紙の「ゆるキャン△」デザインボックスメモ4種のうちの一つ、ゼブラバージョンです。ここセルバ身延店でしか売っていない限定品です。価格がけっこうしますが、ファンは買いまくるだろうなあ、と思いました。GWには完売するんじゃないかな、と予想しましたが、その通りだったようで、5月の巡礼時に立ち寄った時には販売終了となっていました。
公式発のグッズは、大体取り扱っているようですが、幾つかは品切れになっていました。平日でも巡礼ファンが訪れて買ってゆくそうで、ドンドン無くなっていくそうです。
しかし、スーパーがアニメの聖地になるというのは、商売にとっては大変な効果があるでしょうね。話を聞いたところ、土日にはファンが数十人訪れて色々買っていく、メンチカツや焼き鳥関係が売り切れることもしばしばある、ということでした。
人気の高いクリアファイルやタペストリー等のアイテムは既に完売または品切れでしたから、それ以外の小物系やステッカー等が目立っていました。
店舗の向かいには、閉店したリカーショップの建物がありました。劇中で大垣千明がアルバイトしていた酒屋のモデルです。
劇中そのままの景色です。車に戻って車内で弁当を広げ、アニメの雰囲気にひたりつつ食べました。メンチカツ臭が一気に車内に充満してきましたので、ウインドーを開けて風を通しました。各務原姉妹のやり取りが実感出来ました。
食後、すぐに出発して甲府へ引き返しました。これで今回の巡礼の行程は全て終えたので、レンタカーを返却して列車で帰るだけになりました。計画では16時までに甲府に帰ることにしていましたが、朝から順調にコースをたどって、所要時間も計画より短くて済んでいたため、予定より約2時間ほど早くクリア出来ました。
甲府には14時過ぎに着きました。タイムズ甲府駅南店にレンタカーを返却したのが14時20分、甲府駅にて帰りの列車に乗り込んだのが14時36分でした。
帰りは甲府発の特急「ふじかわ10号」で静岡へ行き、新幹線に乗り換えて京都へ向かいました。予定よりも2時間早く帰途につけましたので、レンタカーでの巡礼というのは思ったより早く回れるなあ、と思いました。身延町内の主要ルートを走りましたから、次の5月のマイカー巡礼に向けての予習にもなったと思います。
途中、市川大門駅の前あたりで、富士山を見ました。5月のマイカー巡礼がとても楽しみになりました。
反対側の車窓からは、南アルプスの山々も少しだけ見えました。5月のマイカー巡礼では長野県の聖地スポットも幾つか行く計画なので、南アルプスの山々もより近くで眺められるかな、と思いました。
京都駅には18時45分に着きました。甲府から静岡経由で4時間ちょっと、でした。西大路の下宿に帰りついたのは、ちょうど19時でした。
以上で、「ゆるキャン△の聖地をゆく3」の記述を終わります。 (了)