身延山門前商店街の散策を終えて三門脇の駐車場に戻り、停めてあった車に乗ってロープウェー乗り場下の駐車場へと向かうべく、急な坂道を登りました。
その途中で、山内の宿坊のなかでも人気があるという清水房が左手に見えてきたので、今後のこともふまえて下見をしておこうと思いつきました。
広い駐車場に車を入れて、とりあえず境内地へと進みました。
本堂です。かつて富士川町(旧増穂町)青柳に在った寺院からの移築であるそうです。公開していないので内陣を覗き見るのは控え、外から一例するにとどめました。山門横の寺務所に行って宿坊の利用案内をいただき、また奥ノ院への参拝やロープウェーなどについての情報もいただきました。
その際に、この清水房で交通安全祈祷をしたゆるキャンの志摩リンのお守りステッカーを配布していたことを知らされ、去る2月23日に「ゆるキャン△交通安全祈願式」および志摩リンの愛車「ビーノ」(ヤマハ製スクーター)の展示前儀式を行った旨を知らされました。
さすがは行動力の日蓮宗、お坊さんもノリノリでアニメ人気に合わせて下さっているようです。2期で身延山への初詣の場面が登場したら、もっとノリノリになって初詣祈願イベントとかをやってくれるのではないか、と期待してしまいます。
ロープウェー乗り場下の駐車場に車を入れて、ロープウェー乗り場に向かいました。
このように、長い石段を登ってゆきました。
途中で右下を見下ろすと、車を停めてきたロープウェー乗り場下の駐車場が見えました。正式名称は「身延山せいしん駐車場」で、有料です。
ロープウェー乗り場です。正式名称は久遠寺駅です。
駅舎内の左側に、志摩リンの愛車「ビーノ」(ヤマハ製スクーター)が展示されていました。キャラクターパネルはもちろん、愛用のヘルメットやマフラーもしっかり再現してありました。
ヤマハさんの解説によれば、展示車は、厳密には劇中車と違う仕様であるそうで、生産時期も新しいのだそうです。志摩リンの愛車は2018年春のモデルですが、こちらはその後のモデルだそうです。
ナンバープレートは劇中車と同じ「本栖み376-66」です。実際には有り得ない表記ですね。
おや、これはもしかして、マチアソビカフェのコラボメニューの特典では・・・?
当然のように、グッズやお菓子類も色々売っていました。
今回は時間がないため、ロープウェイには乗らずに引き返しました。奥ノ院への登拝は次の機会にして、上図左の「苦死切りだんご」もそれまでお預けとしました。何でもかんでも見たり行ったりしてしまうと、再訪の契機が無くなってしまいますし、楽しみも減ってしまいます。 (続く)