西郷隆盛
勝海舟
勝海舟
ふと、今の日本を西郷さんと勝海舟が見たら、どう思われ、何と言うだろうかとの想いに駆られた。
今の日本を建て直すには50年、100年くらいはかかる気がします。それくらいの時間をかけて建て直せるならまだ良い方なのかもしれません。このままではなくなってしまうかもしれません。
時代は混迷、混乱している。でもそういう時だからこそ本物は、真に魂ある人は現れ出るかもしれない。
何より、西郷さんが、山岡鉄舟を評して、「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困る」、そして「始末に困る人でなければ、共に天下の大事を誓い合うわけにはいかない」とまで言わしめた人と伝わりますが、今こそ、鉄舟のような無私なひとが必要と感じます。そしてその鉄舟の人間的器を見抜ける人をも同時に必要なのは言うまでもありません。
彼らが活躍した江戸から明治も大混乱の時代。でもそこから真に魂ある人が現れ、誠を貫き
、生きたからこそ、日本人としての魂がある。今は本当に失いつつありますが、、。
山岡鉄舟
ここに掲げた三人は日本のヒーローでもあります。忘れてはいけないのは彼らは武人であったこと。剣術を学び常に稽古し、鍛錬した武人であったこと。こうやって身体を鍛錬する土台があってこそ、魂は鍛えられ、磨かれていく。どうも現代はこの身体の鍛錬という土台が忘れられて、おかしくなってしまってるのかもしれません。スポーツとか目的をもつものとは別の意識、感覚での鍛錬ということ。
だから自分としてはやはり、"四股を踏め!"に行き着いてしまいます。
しかし、皆、本当に良い顔してます。山岡鉄舟なんて、男ながら惚れ誉れします。きりりと、どしりと。そう、これが本当に大事なのです。きりりと、どしりと。。です。