平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

茨木を本気の共闘を示すシンボルに / 教師への夢をあきらめた学生たち

2019年01月05日 |  #憲法 #平和 #民主 #人権 #茨木市議会議員
写真は天神橋商店街、にぎやかでした。


 お昼から国労近畿の団結旗開きでした。

共産党の辰巳 孝太郎参議院議員、


社民党からは府連副代表の酒井ひろゆき豊中市議、


新社会党からは私が「自助、共助、公助と言うが、個人の頑張りには限界があり、地域での関係も自治会、子ども会への加入率低下、家族葬の増加、マンションなど表札のない所が増えている。地域での助け合いには限界があり、役所の果たす役割は大きい。安倍政権は日本会議といわれるが、山を見れば削り、川を見ればダムを造る、海を見れば埋め立てる。日本の自然に対する愛着などどこにも感じられない。1%の利益を代表し、顔ぶれも今だけ、カネだけ、自分たちだけの人たちだ。真剣に野党共闘を進めなければ、政権にやられる。ギブ&テェイクでお互いに協力して議席を増やしていかなければならない。私が闘う府議選・茨木選挙区は維新、自民、公明が現職であり、市民と野党の本気の共闘を示すシンボルにしたい、またしてほしい」と挨拶しました。

旗開きの前に講演された梅田弁護士のスピーチ、


不当解雇で闘っている日航闘争団からは報告と支援要請がありました。


「沖縄を返せ」など歌声の皆さん。70年前後の雰囲気でした。


【今日の情報紹介】

教師への夢をあきらめた学生たち 現役教育大生のリアル 競争倍率低下時代における教育の危機


 教師になることを夢見てきた学生の一部が、その夢に終止符を打とうとしている。学校という職場の過酷な労働状況が見えてきたからだ。全国的には教員採用試験の倍率が低下し、採用倍率が1.2倍の自治体も出てきている。日本の教育は、危機的状況を迎えている。

 私は昨年末、教員養成系大学に籍を置く5名の現役学生たちと意見交換の機会をもつことができた。学生の語りからは、教職をめぐる迷いや決意が見えてきた。ここに、その率直な思いを紹介したい。

<教育大生のリアルを語る座談会>


座談会の開催時期は、2018年12月下旬。約2時間にわたって、私からの質問に応じてもらった。
参加者は、あるえさん、なるみさん、まつのさん、アサミさん、まなさん[注]。
本記事の発表に合わせて、座談会の動画を公開している。動画は、本記事下部を参照。

内田:さて本日は、全国の国公私立の教員養成系の学部・大学院に所属していらっしゃる現役学生の皆さんにお越しいただきました。初対面でまだドキドキしているかもしれませんが、この数年の動きのなかで感じてきたことなど、率直な思いをお話しいただきたいと思います。皆さん、すでに大学に入ってから数年は経過していますよね。まさにその数年の間に、学校現場の労働状況がかなり問題視されるようになってきました。教師になろうと思って大学に入っただけに、戸惑っていらっしゃるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

■「先生になりたい」から「先生になれない」へ

座談会の様子 ※スタッフによる撮影

あるえ:私は、小学校の頃から学校の先生になりたくて、卒業文集にも「将来は小学校の先生になる」って書いたんです。それで教育大に入ったのですが、その気持ちが変化していったのは、先輩方が卒業して実際に先生として働いている姿を知るようになってからです。SNSに、「今日は早く帰れた」というのが夜7時。遅いと11時とか終電ギリギリとかもよくあって。そしてツイッターの次に飲み会でも「しんどい」という声を聞くようになって、「先生になりたくないなぁ」という感情が少しずつ出てきました。

内田:主にSNSをとおして、学校現場の「しんどい」という状況を具体的に知るようになっていったのですね?

あるえ:はい。大学の授業で現職の先生が来てくれて、一日のスケジュールを教えてくれて、「しんどい」という情報を得る機会はあります。でも、「自己犠牲の上に聖職者として頑張っている」といったステレオタイプな授業もけっこう多くて、これはどうなんだろうと思いながら過ごしてきました。そして実際に、公的ブラック企業と言われる学校に実習に行ってみて、「いまは先生になれない」というのが正直なところです。

内田:長時間労働というのは、教師になりたいという情熱を消し去るほどの威力があった?

あるえ:私が行った教育実習先では、先生方は授業準備で長時間労働になっていたわけではないんです。子どもが荒れていて、保護者対応や管理職との相談を含めて、夜遅くまで先生方が振り回されていました。だから、力を入れて授業をつくる暇がない。そうすると、授業がおもしろくない。だから、子どもが付いてこない。そして荒れる、という悪循環です。その様子を見て、「先生になれない」という気持ちが強くなりました。もう、9割5分は教職をあきらめています。

内田:その最大の理由は、授業に取り組む余裕がないということ?

あるえ:はい、そこです。授業準備に時間が割けないほどに忙しい。

■「まちがっていることを変えていきたい」

内田:やはり過酷な現実をみると、夢が揺れ動いてしまうものですね。

なるみ:僕はそれでも、学校現場に入っていきたいと思っています。この数年僕も皆さんと同じように、ツイッターなどで「管理職から『会議を入れます』という指示があった。それ、おかしい」といった先生方のつぶやきを、たくさん見ています。でもそこは、制度をちゃんと知ったうえで、「まちがっている」ということを管理職に伝えないと、何も変わらんって思っています。ツイッターで愚痴る気持ちもわかるけど、「いまのままじゃつぶれてしまう」ということを、管理職に伝えたり、保護者に説明したりすることが、教師一人ひとりの役割だと思うんです。

内田:なるほど、教員一人ひとりが、学校を変えていくことに責任をもつべき、と。

なるみ:それって逃げるということじゃなくて、子どものためにこそ先生がつぶれてはならない、と考えるべきだと思っています。自分だったらきっとそうするのにという気持ちが溢れてきたので、「先生になろう」という決意でいます。そのためにも、なぜその教育活動をやるのかについて、先生どうしで話し合いができるといいなと思っています。たとえば、学校の生活で子どもが育つという考えと、授業で育つという考えがあるとして、どちらかがまちがっているということではなくて、話し合うなかで大事な点を見出していく。それが時間内の業務としてできれば、みんなが働きやすくなっていくのではないかと思っています。


■「ここは学校だよ」

まつの:じつは僕は、願書を出した後に、気持ちが変わりました。

内田:エーッ!?

まつの:高校3年生の夏に教員になりたいと思って、もちろん教科も好きでしたが、部活も楽しかったんです。「これは教員しかない」と、ずっと教職の勉強をつづけてきました。でも、いまは揺らいでいます。

内田:あるえさんも同じだけど、教師になるという意志が強かったのに、揺らいでしまったということ?

まつの:はい、僕にとっては教育実習の影響が大きいです。複数の校種の教育実習を順調に受けてきたのですが、教員採用試験の願書を出したあとに、最後に高校の教育実習がありまして。まず、僕は社会科が専門で、高校だと地理総合や歴史総合など新しい科目ができます。教育実習のときに授業づくりで相当苦労したんですけど、そこに新しい科目ということで負担がさらに増える。そして、教育実習では朝早く7時頃から夜11時すぎるまで、自分も他の先生も学校にいます。「これはおかしい、滅私奉公だ」と。

内田:実習を重ねるなかで、長時間労働を目の当たりにしたのですね。

まつの:その高校の実習のときに、実習担当の先生ではなかったんですけど、自分に声をよくかけてくださった先生がいました。30代くらいのまだ若い先生です。その先生が、実習の最終日の夜に、まわりに誰もいないところで、僕に最後ひと言、こう言ったんです――「まつのくん、ここは学校だよ」。

■「学校を変えようと思っていた先生は、辞めていった」

まつの:僕はそのひと言で、ものすごく揺らいだんです。自分は朝7時から夜の10時半までいて、これを60歳になるまでつづけるのか、と。もちろんその先生も、非常に夜遅くまで、学校に残っていました。

内田:まつのさんは、その「ここは学校だよ」の響きにどのような意味を感じとったのでしょうか?

まつの:その先生は、教員の労働にいろいろと疑問をもっていて、たとえば、あるとき別の先生に対して、「部活は教育課程外で、学校でやるべきことでもないのに、なぜそこまでやらなきゃいけないのか」と主張していました。でも「教育的な効果がたくさんあるんだから」と返されてしまい、それで終わっていました。「ここは学校だよ」という言葉のつづきは、「それでも君は来るのか。学校はあまりにもたくさんのことを背負いすぎている」ということを言いたかったんじゃないかなと、僕は思っています。当時は他の校種の実習も終えていて、今回が仕上げで、あとは教員採用試験頑張るぞと意気込んでいたところでした。ところが、最後のその先生のひと言で、自分にグッとくるものがありました。衝撃でした。

内田:深いメッセージを感じます。

まつの:じつは、僕はずっとそのことが気になっていて、その年度が明けたときに改めて話を聞きたいと思い、その先生に連絡をとろうとしたんです。でも、先生はすでに学校を辞めていました。働き方に疑問をもっていても、あきらめるしかない。学校を変えようと思っていた先生は、みずから学校を辞めてしまったんです。

内田:本当に深いお話です。今回皆さんの声を聴いて、教職に就くかどうかは表面的なちがいであって、根底では教員の働き方に強い問題意識を共有していらっしゃることがよくわかりました。いまのままでは、まずい。だからこそ別の道を選んだり、だからこそその道に入って変えていきたいと感じている。この根底にある問題を、教育界全体で直視しないといけないですね。率直なお気持ちを伝えてくださり、本当にありがとうございました。

・・・・続く・・・・・


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