平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

今年最初の市民相談 / 茨木市駅⇒山下事務所 / 紀伊國屋書店、強烈な採用差別

2019年01月04日 |  #市民相談 #反貧困 #茨木市議会議員
写真は自転車のぼり街頭宣伝で見かけた柿の木 安威で

 午前中に相談の電話。お孫さんが学校で受け入れてもらえない、何とかならないかというもの。裁判になっており、関係者が何人もいる・・・、30分お話ししましたが、電話で解決する話でもないので、昼から会うことにしました。

 市役所にお孫さんにも来てもらい、教育委員会職員と相談。これまで在籍していた東京都下の教育委員会、児童相談所との連携を強めて対応してもらうことになりました。

 法例、手続きというものは、それが基本的人権を保障につながる大前提があって初めて法益として有効性を持ちます。当事者である未成年者が明らかに不利益をこうむり、それが長期化しようとする時に、行政機関が状態を放置しているのは看過できません。同時に手続きに時間がかかる案件については、行政の裁量で緊急避難の対応が求められます。教育委員会の努力を期待したいものです。

 私に相談したのは「お元気ですか」355号を見たからということでした。年末まで配布した甲斐があったと喜んでいます。

 年初の活動に必要な文書の作成など。

山下事務所案内


阪急茨木市駅南口


そのまま高架下を西に進むと

舟木町西交差点に出ます。


右前方に高瀬川親水水路の石碑


右に若い女性に人気の洒落た軽食店


その斜め左にセブンイレブン


水路沿いの左には地震で廃屋となった文化住宅、左にはオレンジ色の西川印刷所


右手にファミリーマート舟木店が見えます。


ファミリーマート舟木店


ファミリーマート舟木店の裏、西隣に山下事務所があります。


【今日の情報紹介】

 以前、紀伊國屋書店に立ち寄った時、一番目立つところに公明党候補者の本が何列にもわたって平積みにされていました。参議院選挙前のこともあり、店員に「なんだ、これは」と苦情を呈したものです。店員の対応も良くなかったので、それ以来紀伊國屋に入ることも本を買うこともありません。


ブス・チビ・家庭環境複雑な女子は採用不可…紀伊國屋書店、過去に強烈な採用差別基準!


 ユーミンこと松任谷(旧姓:荒井)由実の楽曲をモチーフにしたテレビドラマ『“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実「ひこうき雲」』(NHK BSプレミアム)が3月24日に放映された。

 時は1980年代後半。バブルを前に、世の中は見せかけともいえる華やいだ雰囲気が漂っていた。男女雇用機会均等法の施行によって、女も男並みにキャリアを積めるという希望が見えてきた時代でもあった。しかし、男も社会もそう簡単には変わらなかった。
 
 このドラマでは、女どうしの友情と別れを背景に、ひとりの女子学生が自立しようともがきつつ、男社会に翻弄され、現実に裏切られた焦りや怒り、諦念、そして奮起を描いていた。50歳前後の女子は、懐かしくも切ない、あの頃の情趣を思い起こしたのではないだろうか。

 ドラマのなかでは、象徴的な場面があった。女子大生の主人公が、威張り散らす父親にテレビをつけるよう言われ、渋々スイッチを入れた。すると、ニュースが流れ、アナウンサーがこう読み上げた。

「1983年に某企業に出回った極秘の採用基準。そこには採用してはならない女性の条件として『ブス』『チビ』『めがね』『弁が立つ』など差別的な表現で細かく規定、大問題になりました。今年(1986年)4月から施行される男女雇用機会均等法。しかし、働くチャンスが増えるのか、当の女性たちは疑心暗鬼です」

 主人公はブラウン管に映し出された「採用不可 ブス チビ めがね 弁が立つ」の文字を凝視した。

ある企業のマル秘文書

 そんなバカな採用基準があるものか――。いまならそう思うかもしれない。しかし、ドラマに登場した採用基準は事実を踏まえたものであった。当時、暴露されたある企業のマル秘文書には、こう書かれていた。

・女子社員採用にあたって留意すべきこと
 企業は人なり。そして採用は高価な買物である。良いもの、良く育つもの、適正に長もちするものを選び、粗悪品、欠陥品を掴まされてはならない。

1.採用不可の女子

(1)ブス、絶対に避けること。
(2)チビ、身長百四十センチ以下は全く不可。
(3)カッペ、田舎っぺ。
(4)メガネ。
(5)バカ。
(6)弁が立つ。新聞部に属していたものはよく観察すべし。
(7)法律に興味をもつ。前職・専攻課目・関心事に注意。
(8)慢性の既往症。再発の怖れだけでなく、疲労し易いので不満を抱き易い。

2.要注意の女子
(1)革新政党支持。その理由を質問し、その答え方の口調に注意。
(2)政治・宗教団体に関係。頭のきりかえのきかないのが多い。
(3)本籍が日本国籍でないもの。特に家が飲食店の場合は不可。
(4)職を二つ以上変っているもの。流れ者であり即戦力になるように思えても長つゞきしない。
(5)四年制大学中退者。
(6)家庭事情の複雑なもの。
(7)父が大学教授。
(8)尊敬する人物が情熱的芸術家の場合。(例)ゴッホ、林芙美子、石川啄木
(9)尊敬する人物が学校の先生の場合、どういう点を尊敬するか質問すること。

(第98回国会/衆議院予算委員会第四分科会/第2号/1983年3月5日/土井たか子議員の国会質問から抜粋 ・整理)

 バカはダメ。利口者もダメ。会社のいうことを黙って聞き、そつなく仕事がこなせればいいということだろうか。さらに、容姿にこだわり、思想・信条に踏み込み、地方を蔑み、民族差別を肯定し、病者を疎み、学歴に拘泥し、家庭環境を詮索する。まさに、これでもかという差別と偏見のオンパレードだ。

 実はこのマル秘文書の出どころは、日本を代表する有名書店のものであった。土井たか子議員(社会党)がこの文書を国会で取り上げている。

「書店でございますから文化を売るということが仕事の内容になってまいります。文化の最先端と申し上げてもいいような仕事だと思うのですが、この名前を具体的に申し上げますと、紀伊國屋書店の中で、実はこれは内部で出されておりますマル秘の判こがついている資料がここにございます」

 こう発言して、内部文書を読み上げた。

「歴然とマル秘文書として社内にあるということはいかがかと思うのです。こういうことが白昼堂々とまかり通っているということは黙って看過すべき問題ではございません」

 その上で土井議員は、労働官僚には企業に対する指導を求め、労働大臣には「男女雇用平等法」の実現を要求した。ようやく男女雇用機会均等法が成立し、施行されたのは、土井議員が国会で質問してから3年後の86年4月のことだった。

会社側の苦しい反論

 マル秘文書の問題を社会に訴えたのは紀伊國屋書店労働組合であった。同社は当時、社員、契約社員、パート・アルバイトを含めて1000人は下らない従業員を抱えていたが、労組の組合員は2ケタ、それもかなり少ない人数だったようだ。会社からは疎まれていたからこそ、あえて組合は公的機関にマル秘文書を届け出て問題化したのであろう。

 マル秘文書を深読みすれば、労組に加入しそうな、弁が立ったり、新聞部で活動したり、革新政党を支持したり、“インテリ”の家庭に育ったりした者を水際で排除しようとする意志も感じられる。

・・・・続く・・・・・

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