今日は対外的な用事がなく、ゆっくりと議会の準備でした。金、土、日と3日間、新社会党の全国大会など東京で議会の準備ができません。少しずつ片づけました。
【情報紹介】
内閣法制局長官は“何に”従わなければならないのか? 「メルマガ金原No.1648」から
金原さんは私の尊敬する弁護士の一人で脱原発など毎日メルマガを配信しています。今日紹介しているのもその一つ。最初から読んでほしいのですが、以下は後半の部分でもっともな話です。「いよいよ正念場が近付いてきました」の思いは多くの人も同感でしょう。
「美談」の真偽はこの際さておくとしても、「首相の方針に従ってやるべきことをやる」ということを、並の官僚ならともかく(その場合でも大いに問題にることはあり得るでしょうが)、内閣法制局長官が言ってはいけないでしょう。
憲法99条(公務員の憲法尊重擁護義務)を持ち出すまでもなく、内閣の中で、法令等の憲法適合性に最も大きな責任を負っているのが内閣法制局です。小松氏は、まず「憲法」に従わなければならないのです。いかに外交官出身とはいえ(外交官試験にも憲法は含まれています~少なくとも今は)、それ位のことが分からないはずはありません(小松氏も、任官に際しては、憲法を遵守するという「服務宣誓」をしているはずですけれど)。
ことは、数十年来引き継がれてきた憲法解釈を、一内閣の判断で政府の権限拡大の方向に変更できるかどうかという問題なのですから、仮に腹の中では「首相の方針に従う」つもりであったとしても、公式には「合理的な憲法の解釈の範囲内で適切に対処したい」とでも言うのが当たり前でしょう。ところが、安倍首相の側近や「お友達」には皆共通の傾向があるのですが、「恥を知る」という徳目をどこかに置き忘れてきた(あるいは元々持っていない)としか思えない人々ばかりであって、結局、小松氏の「首相の方針に従ってやるべきことをやる」という発言も、最近物議を醸している「お仲間たち」と同じメンタリティーに支配されてのものと言い得ると思います。
その上、上命下達の世界では「義務の衝突」ということは時に起こり得ることですが、小松氏の場合は、「憲法」と「首相の方針」の板挟みになるのではなく、「憲法」そっちのけで「首相の方針に従ってやるべきことをやる」というのですから、「義務の衝突」すら起こらない、と言うよりも、内閣法制局の部下に対し、「憲法を守るべきか、長官の指示に従うべきか」というジレンマに直面させるのですから、その罪はまことに重大です。
仮に、小松氏が「命」をかけて、憲法規範を無視した「クーデター」に加担し、集団的自衛権行使容認に憲法解釈を変更させようというのであれば、私たちは、将来、日本防衛とは何の関係もない外国であたら戦死することになる自衛隊員や、自衛隊に殺される外国の人々の「命」を守るために今こそ立ち上がるべき時だと言わねばなりません。
今日(2月25日)、安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表が会談を行い、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更について、安保法制懇が4月に提出を予定する報告を受けて、与党協議を開始することで一致した、と報じられています(時事通信)。
いよいよ正念場が近付いてきました。
TPP、原発再稼働、特定秘密保護法、教育問題、その他取り組まなければならない課題は目白押しですが、今最も緊急性が高い課題は「集団的自衛権」だろうと思います。
各種世論調査の結果は、必ずしも安倍政権暴走阻止の方向に国民世論が向かっているとは言えない数値を示しています。
今、「集団的自衛権行使容認阻止」を、世論に働きかける最重点課題と位置付け、あらゆる資源を活用した運動の組織化が求められています。
私自身、和歌山にいて自分に何ができるだろうかと考えています。
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春を待つ手紙 / 吉田拓郎
春だったねー吉田拓郎.2012
春の風が吹いたら(四角佳子)
HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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