「排外主義を許さない5・30関西集会の決議」

　パソコンのОＣＲ（文書読み取り）機能が動きません。読み取らせるためにクリックするとフリーズして固まってしまう。この機能は使うことが多いだけに困ってしまいました。

　もともとプリンターのソフトとして入っているのでメーカーの相談室に問い合わせ。いわれるままに操作しましたが症状は変わらず。プリンター、ソフトに問題はなく、パソコンの深層の部分に不具合をきたすトラブルがあるのではと結論付けられました。

　佐伯さんに聞くと、時間をかけて一つずつチェックしなければならないとのこと。選挙前でそんなゆとりはありません。

　そこで中古で仕入れたノートパソコンにソフトを入れて起動させてみました。とりあえずはきちんと動きます。そこでОＣＲ（文書読み取り）は中古パソコンで行い、ネットで本来のパソコンに送り、ここで修正編集をすることにしました。

　それで先日参加した下記の「排外主義を許さない5・30関西集会の決議」を読み取ることにしました。いかつい感じの決議ですが、目を通していただければ幸いです。

排外主義を許さない5・30関西集会の決議

　私たちは在特会、主権回復を目指す会等の暴力を決して許す事ができない。彼らの排外主義を露わにした暴力は一線を越えたものとなっている。

昨年４月フィリピン人女子中学生を標的とし彼女の生活する地域、学校等に向けられた集団リンチとさえいえるデモ、そして12月京都朝鮮第一初級学校への襲撃。ウトロ、鶴橋、東九条といった在日の人々が多く居住する地域に数度にわたって仕掛けられた、聞＜に堪えない罵詈雑言を吐き散らしながらのデモ。これらの暴力は教育、生活といった領域さえ直接の攻撃対象としている。

　日本軍「性奴隷」制被害者証言集会への彼らの攻撃はもはや常態化している。
集会場前に集団で現れ妨害し、日本軍「性奴隷」制を告発するハルモニに向けて耐えがたい悪罵を投げかける。

　また彼等は執拗に水曜デモヘの攻撃を繰り返している。韓国日本大使館前で、ハルモニたちによって取り組まれてきた水曜デモに連帯しおこなわれてきたこの行動に対する攻撃は、妨害という水準を越え、すでに負傷者をも出しながらの行動となっている。

　その他にも、共生を掲げたカトリック正義と平和協議会主催の集会に対する妨害行為、徳島県教組事務所への襲撃など、彼らの暴力は到底見過ごすことの出来ないものとなっている。

　私たちは生活、教育という領域を攻撃対象とし、各集会、行動を物理的に制圧しようと
する彼らの暴力と直接対峙することを本日の行動の意志として確認する。

　同時に、彼らの暴力が公然と登場し得る社会状況にあることからも目をそらさない。府知事である橋下が高校無償化から朝鮮学校の排除を公言し得ることとそれは表裏の関係にある。彼らの暴力が何かしら特別なものとしてあるわけではないのだ。そうであればこそ私たちは民衆の大きな連帯を求め彼らを社会的に包囲する。

　本日の行動の目的はこうした在特会、主権回復を目指す会等の暴力を許さぬ民衆の意志を街頭において明らかにし、彼らを包囲する社会的うねりをさらに拡大することである。
本日の行動は一つの契機である。さらに私たちは関西にとどまらず全国の仲間と結びつき、排外主義に抗する民衆の連帯を求め前進する。　
以上。
　　　　　　　　　　　　　2010年　５月30日

排外主義を許さない5・30関西集会参加者一同

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