平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

日刊右翼新聞と化したか。 産経新聞

2010年06月14日 |  #憲法 #平和 #民主 #人権 #茨木市議会議員
市内五十鈴町で

本市の安威にある地下倉庫に関する銘板について産経新聞が記事にしています。新聞などジャーナリズムには事実を伝え、社会の木鐸としての役割があると思うのですが、みじんも感じられないのが産経新聞。

 日本が行った侵略戦争をできるだけ覆い隠し、同時に朝鮮民主主義人民共和国、朝鮮総連を攻撃したい、そんな気持ちがありありとうかがえる内容です。

 今、右翼団体は反日のレッテル貼りに興じていますが、それらと組んだように思える排外主義キャンペーンが産経の紙面をよくにぎわします。私が学生の頃はすでに自民党の機関紙だと云われていましたが、いまや日刊右翼新聞なのでしょうか。「戦争資料の偏向展示を正す会」の「強制連行は虚構」との主張に沿った記事となっています。

 安威地下トンネルは太平洋戦争末期に海軍が戦争遂行のため必要な物資を貯蔵するために設けたもの。この地下トンネル工事には強制連行された朝鮮人労働者が動員され過酷な環境の中で働かされました。大阪府と茨木市が合同で戦後50年記念事業としてその史実を銘板に記載し、現場に設置したものです。

 今回記事はこれを朝鮮総連の圧力によるものと捻じ曲げたもの。市の関係者に確認したら

村山首相談話(日本が「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国々に対して多大の損害と苦痛を与え」たことを「疑うべくもないこの歴史の事実」とし、「痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明した」)を踏まえながら、大阪府とも協議して決めたもの

と話したのに記事内容が違っているので困惑しているとのことでした。

私も銘板設置に関わった一人であり、産経新聞には猛省を促したいと思います。

茨木市安威地区に戦争と平和を学ぶ公園を」茨木市民の会

故郷(コヒャン)の轍(わだち)大阪茨木市安威地下トンネルは語る

 なお、なお私のホームページには過去の戦争や侵略に関するホームページとリンクしたページがあります。ご覧いただければ幸いです。いつになったら真実に向き合えるのでしょう。「河清百年を待つ」のようなもので期待できないのかもしれません。

【今日の動き】質問原稿の最終調整。映画「未来の食卓」実行委員会で次に行うイベントの案内を発送。映画会で出された意見やアンケートなども同封しました。8ページにまとめましたが、これだけの意見・感想が出るイベントは極めてまれで私の経験でも初めてのことです。

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