農僕日記 JAPAN

農薬を使わない農業を紀州和歌山でゼロからスタート。
農業は僕たちの平和活動♪ライフワークいざゆかん(^g^)(^y^)

おたまじゃくし

2018-06-18 | 農僕日記2018
おたまじゃくしが、田んぼにいっぱい(涙)



忘れられないあの記憶..

今となっては、家が立ち並ぶ、
実家の近くにあったお気に入りの田んぼ。

この時期は、おたまじゃくしがめちゃくちゃいっぱいいて、

小学生の低学年だった僕は、
ザルですくえるだけすくって、
小さな虫かごに、大量におたまじゃくしを捕まえた!
水も少しいれて、家に揚々と持ち帰る。
今日は晴天なり!歩いても100歩くらいの近所の田んぼ。
この話とは関係ないけど、小学生の高学年のときは、
イネを刈ったこの田んぼで、バク転の練習をしまくった。

ちょうど、お昼時。お母さんが「元ごはんやで~」と、
その小さな虫かごを、何気に置いて、お昼ご飯を食べた。
その後は、家でゆっくりして、おやつを食べて、
ちょっと涼しくなってきたので、また遊びにでかけようと、
玄関から外を見たら、おもいっきり虫かごに日があたってる!

その時は、なにもわからなかったけど、
近くで見たら、全員裏向き。虫かごは超あつい。
小さな虫かごにパンパンのおたまじゃくし(>_<)
500匹はいたと思う。日中ずっと日が当たってた。
速攻、用水路に流した。 ごめんーーー
希望をもって、
その次の日も、おたまじゃくしを捕まえにいったが、
昨日まで、めちゃくちゃいたはずのたまり場に、
ザルですくっても、一匹もいない。
たまり場のおたまじゃくしを、完全に皆殺ししてしまった。
そのたまり場に行って、いっぱいザルにすくって、
なんか知らんけど、無限にいるぞ!って、
毎日毎日せっせと捕り続けた。
昨日の500匹の日は、根こそぎとった。

おもいっきりショックだった。。
あの当時の最大のショックだと思う。
あれ以来、おたまじゃくしから離れた。
鈴虫の残酷な話もあるけど、それはまた別の機会に。

そんなこんなで、30年以上忘れられない記憶。


今年、元ちゃんファーム初の、お米にチャレンジ中ですが、

おたまじゃくしが、田んぼにいっぱい(涙)
化学肥料も消毒もしない!
この田んぼでは、安心してくらせるよ!暮らしてくださいm(__)m
やっと、おたまじゃくしさんに顔向けできそう。
あの虐殺から、なにも考えてない日々も含めて30年以上経って、
思いがけず、償っていける、許してもらえる日がきた気がした。

目のあたりがちょびっとだけあつかった。


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