博打求めて弐千km（８）

最初から読む方はこちらから…博打求めて弐千km（１）

涼を求めて向かった先は東スタンド売店。
モノ食う前にまずは水分補給。無料茶をガブガブ飲む、ガブガブと。７杯は飲んだか。
暑い上に体調不良だからな…まったくロクなもんじゃねぇ。

水分を十分に採り終えたら、次はお待ちかねのメシタイム。
そういえば、この日は大阪を出発した時点からギャオＴを着用していた。
着用といっても、ギャオＴの上に半袖Ｔシャツ着てるから目立ちはしないがね。
目的は特にない。第一、今開催は浦田はおろか飯塚勢不在だし。
で、売店のおばちゃんにギャオＴ見せて「博多から下道で来た」事を伝えると
案の定ガッツリ食いついてきた。小戸公園の小アジより食いつきいいぜ。

まずは浜松オートで有名（らしい）な「当りやきそば300円」を注文。
注文して暫し待ち、商品ができたら「獅子王の人ー、できたよー」って。
きっかけがあればコミュニケーションは図りやすい。これで地元情報聞き放題。
若干狙ってギャオＴ着用していったとはいえ、ここまでうまく物事がはこぶとは。

当り焼きそば。なかなかの美味。公営競技場のメシって感じで。

次に注文したのは豚バラ串100円とゲソ揚げ120円。

豚バラ串も美味かったが、ゲソ揚げ超美味ぇ。コイツはヤミツキになる味だ。

最後に注文したのはカニかま棒100円。カニかまを揚げた一品。

カニかまを揚げるとこういう味になるなァ、という予想通りの味。
しかしこれが予想通りなんだが美味い。レースを見ながら食うのに適している。

残念なのは、ここで一番人気の焼き鳥を食えなかった事。
１２時で売り切れって…どんだけ人気なんだよ。若松競艇の比じゃないな。
今回浜松の食堂には行かなかったが、食堂のメシも美味いんかな？
何はともあれ浜松の売店は美味いモノ多し。美味さでは山陽と互角か。
飯塚もちぃとは見習ってくれ。唐揚串とモツ煮込み以外にも力を注いでくれやい。

売店で注文するたび「獅子王の人ー」っていうから、周辺の人も注目しはじめる。
「博多から来たの？」「何時間かかったの？」等、なんだか客人接待ムードに。
浜松は盆地だから暑いでしょ？とトーターのウチワをもらったり。実に有難い。

こういう地元の人とのふれあいを楽しむのも旅打ちの醍醐味の一つ。

～続く～