迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

ランク発表(後編)

2008年08月02日 | オートレース
おとつい、昨日とオートレースの新ランクについて書いてきたが、後編の今日は
このランクに関する事について書きたい。
今までもこのブログでランクについて何度も書いてきたが、改めてという事で。

私は選手ランクとハンデ位置は別個に考えるべきだと思っている。
オートレースはモータースポーツ。エンジンが噴く時もあれば、出らん時もある。
それを、杓子定規的考え方で、単純にランク順に並べるというやり方は如何なものかと。
現行ランクでは最長9ヶ月の期間が生じる事となる。9ヶ月…長いねぇ。
その間に選手もマシンも変化が起きるのは当然の事。今回の山田真弘がいい例だ。
そんな状況においてでも尚、ランク順に並べるというならば…
(言い方は悪いが)その選手は「博打の駒」としての価値を見出せない。
8人でレースをする為だけの人数あわせでしかない。だって絶対勝てねーんだもん。

人間&マシンは好調もあれば不調もある。それに柔軟に対応して番組を組む必要が
あるんじゃないか?勝てない上に重ハンの選手って…ハナから無茶ってもんよ。
それでも尚数値的にハンデ位置を決めたいというなら、ランクと別に数字を出してくれ。
以前にも書いたかもしれないが、私はレーティング方式が望ましいと考えている。
東風荘とかで出してるアレの事だ。あれなら強者弱者がはっきりと区分できる。
それを、レース直近3ヶ月の数値で出してハンデ順を決めるのなら納得できるわ。
現行のやり方じゃエレベーター力士ならぬエレベーター選手を増やすだけだ。

では、ランク順にハンデを決めないのなら、ランクの価値って何だ?って事になるが
ランクというのはあくまで「半年間で出す事ができた成績表」であるべきじゃないかと
私は思っている。ランク順でハンデを決めるのは反対だが、ランクを基にして
SGやG1などの選考基準にするのはOK。ランクの価値って本来そうあるべきだろ。

あと、全国統一でのランク計算についても一言いいたい。
一部で7月29日の伊勢崎普通開催優勝戦の判定について、あれはセーフだアウトだの
物議を醸しているが(個人的見解だと貢のアレは完全アウトだわ)
各場によって審判の判断が異なるというのはどうかと思うがね。
××は反則に対して厳しく、また○○は反則に対して比較的ユルく…って。
「全国同一でランク計算」と唱ってるんなら、ルールの判断基準も統一せえよ。
それで全国統一のランキングなんて決めれるワケねーじゃん。

各場の審判長で意見が統一できないというのなら、各場の審判長を全員JKA所属にして
JKAが各場に審判委員として派遣する形を取れ。JKAが全レースを管理すべきだ。
そして審判委員3人合議制を取り、独断で審判するような真似をさせないようにしろ。
どうせ今の開催状況では同時開催は3場が限界。よって審判委員は最大9人で十分。
よって、今いる6人の審判長+新たに3人の審判委員を育成して計9人だな。
その9人で各場に審判させれば、どこでも同じような判定基準になるんじゃないか?
審議になったら○○審判委員はセーフ、××審判委員はアウト、というように
各審判委員に責任を持って判定してもらい、多数決で審議決定をする、と。
要は剣道の三人審判制と同じやり方を採用しろって事。

もちろん出走表には派遣された審判委員の名前を明記させ、責任を持たせる。
あんまりグダグダな判定ばっかする輩は排除されて然るべし。
日本の選挙でも裁判官を罷免させるか否かのアレがあるでしょ?ああいうのを
公営競技でやるのもアリかなと思う。客も金を張っている以上、レースを裁く人を
選ぶ権利を与えてくれてもいいんじゃないの?

ちと最後はランクと関係ない話になってしまったが、総合的な意見としては
「客が納得するオモローなレースを見せてくれればそれでOK」って事。
その為にはどうすればいいのか、JKAにはこの事について真剣に考えてほしい。