満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『最終兵器彼女』

2006-01-24 01:02:46 | 映画

皆様ごきげんよう。今日も今日とて職場が寒くて寒くてもういっそ火でもつけてやろうかという心境だった黒猫でございますよ(危険思想だな)。オフィスビルなので週末無人なせいか、週明けは冷え方が違います。暖房効きやしねえ。


ところで本日は『最終兵器彼女』の試写会に行って参りました。
高橋しんさんの同名コミックの実写映画化です。


シュウジ(窪塚俊介)はちせ(前田亜季)と付き合い始めて一週間。ちせの希望で始めた交換日記を友達にからかわれ、「俺だってやりたくてやってるわけじゃない」と言ったのをちせに聞かれてしまう。
その後、約束したWデート(?)に現れなかったちせ。怒っているのかと思いつつちせへのお土産を買うシュウジたちの頭上に、突如大量の爆撃機が現れ、街を攻撃しはじめる。逃げ遅れたシュウジの頭上に飛行機の部品が降ってきて、思わず覚悟した瞬間、光に包まれた何かが降ってきた部品を粉砕し、シュウジを護る。光の消えた煙の中から現れたのは、背中に鋼鉄の羽根を生やしたちせだった・・・。

というようなお話。
付き合い始めた彼女は実は対戦争用のサイボーグに改造されていた!という話なのですが・・・。


ごめん、無理。
・・・ええと、わたしには合いませんでした・・・。原作ファンか出演者ファンが観れば面白いのかな?原作も未読なのでいまいちわかりませんが。
話の荒唐無稽さはともかく、出演者の演技がどうにもわたしには駄目でした。
サイボーグ等のCGの出来と出演者の演技力の間に埋められない溝があったような気がします(ファンの方ごめんなさい)。
なんだろう、もうナウなヤングの感性にはついていけないお年頃なんでしょうか。・・・あっ、自分の言葉が何だか痛い(笑)。

あと、これは本人のせいではありませんが、シュウジの髪型がどうにも解せない。あんな田村正和か藤岡弘、みたいな髪型の男子高校生はいないだろ。いたらごめんなさい。流行ってたらごめんなさい。でもわたしには受け入れられませんでした。
更にこのシュウジの私服の冴えないことときたら。特に冒頭の札幌のシーンの私服はお母さんが買って来たにせよ素直に着る君のセンスにも問題があるんじゃないのと言いたくなるような色とデザイン。そういうキャラとして狙って着せました、というならいいですが・・・でもごめん、やっぱ解せないや(笑)。

あとラスト。・・・正直、『キャシャーン』以来の「ハァ?」というラストでした(※私見です)。

コミックはだいぶ売れたようなんですが、こんなラストだったのかなあ。機会があれば漫画喫茶で読んでみたいです。



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