満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

美容師の幻水ファン率はどれくらい

2006-01-31 23:37:53 | 雑記

皆様ごきげんよう。黒猫でございますよ。

先日、某タウン誌を読んでいたらすごい名前の美容院を発見しました。
その名も「CUT IN フリック」

フリックってあのフリック?
幻水信者のわたしにはそれしか思い浮かばないんですが。他になんか意味あるんでしょうか?それともよくある名前?どうなの?あの青い人(青い人呼ばわりか)以外では聞いたことないんですが。

ちなみにわたしはこのタウン誌で見つけた水滸伝という名の美容院に行っております。美容院の名前としてはどうかと思うよ。それに釣られる自分はもっとどうかと思うけど(笑)。残念ながら(?)名前が変わっているだけで普通の美容院ですが、シャンプーもうまいし、それなりに気に入ってます。
美容師さんはもしかして幻水ファン率が高いのでしょうか。じゃあ待っていればそのうち理容ゲドとかサロン・ド・ラインバッハとか、そういうのも出てくるんでしょうか(来ないだろ)。

ところでこの画像をアップする時に気づいたんですが、gooブログでは「この画像を使っておえかきする」なんて機能もあるんですね~。知らなかった。面白そう。今度やってみたいと思います。なんかこう、教科書に載ってる偉い人の写真に落書きするようなノリで(笑)。

さて、わたしは明日『サイレン』(PS2ゲームの映画化)の試写会に行くのですが、ゲーム全然進んでないよ(笑)。このゲームを貸してくれた子が是非とも観たいというのでお礼がてら一緒に観てきます。わたし、ホラーには結構辛口批評をしてしまいがちなんですが、充分怖いかな・・・?明日ご報告しますね。


以下私信になります。

Tさま
はじめまして、ひとことありがとうございました!チェックし忘れてお礼が遅くなり申し訳ありません。
お優しい言葉をありがとうございます・・・!酒飲みのわたしを容認して下さるばかりかお祝いまで言って下さるとは、貴方はきっととても心の広い方なのでしょうね。お言葉に甘えて楽しく飲もうと思います(笑)。SS、お待たせしておりますが、書いてはいますので、もう少々お待ち下さい~。頑張りますっ!

いつでも捜してしまう、どっかに君のカケラを

2006-01-31 00:30:20 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日はよいお日和でしたね。このまま春になれ。なるがいい。なれったらなれ。・・・あ、失礼、取り乱しました。

最近何故か街中で山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」(リンク先にて視聴できます)を非常によく聴きます。なんかで最近使われてるのかな?

もともとなんとなくいい曲だな~と思っていたのですが、以前友達と一緒にTVを見ていたら、まさよしさんがこれを歌っていて、ハマりました。勿論自分のポータブルオーディオにも入れています。いい曲ですよねえ(ほろり)。だいすき。

で、この曲のサビの部分が今日のタイトルなわけですが。


・・・そうなの、いつでも捜してしまうのですよ、どっかにゲドクイのカケラを。
先日も電車の中でこの雑誌の吊り広告を見て「ややッ!?『GQ』ってゲドクイの略!?」と思いました。吊り広告に釣られた人・・・約1名(笑)。
多分「GQ」で即ゲドクイと変換する人は日本広しといえどもそうそういないでしょうね・・・(微笑)。
ちなみに『GQ』は「新しいスタイルの男性総合誌」でした。とほー。でも立ち読みしたら結構面白かったですが(笑)。


ところで今日、有休を取って横浜に遊びに行ったのですが、またよりにもよって自分たちも道を探しているところで外国人の方に道を訊かれました(笑)。わたしはそんなに道に詳しそうなんでしょうか(自分もよく知らないところでよく道を訊かれる)。「Can you speak English?」と訊かれ、反射的に「Noッ!!」と答え、苦笑されてしまいました・・・Noってお前わかってんじゃん、てところでしょうか。でも駄目モトと思ったらしく中華街はどっちですかと訊かれ、折りしも今あとにしてきたところだったので、来た道を指差して「Go Straight!」と。・・・今考えたら命令形じゃん。うわあ、何様この人。ごめんなさい名も知らぬ外国の方。
簡単な聞き取りは多少できるんですが、喋ろうと思うともう何が何だか。あああ。小心者めッ!英語、喋れるようになりたいなあ。でもまず予期せぬ事態にテンパらないようにならないと(笑)。

でも横浜おおむね楽しかったです♪みなとみらいのほうへは行けずちょっと残念。また中華街で食い倒れたいな(笑)。結局どこの中華まんが一番美味しいのかな~。今日食べた「皇朝」というお店の世界チャンピオンの手作り肉まんとやらは名に恥じず美味しかったですよ♪

大人の階段登る

2006-01-30 00:34:20 | 雑記

皆様ごきげんよう。昼間はぬくぬくと陽だまりを満喫いたしました黒猫でございます。


わたくし、大人の階段をまたひとつ登ろうとしております。・・・ええ、恥ずかしながら、本日1/30、誕生日でございます。
ああ、もうめでたいのめでたくないのって(どっちだよ)。とりあえずワインで乾杯したことは申し上げるまでもありますまい(そうだろうか)。ま、宇宙に旅立ってウラシマ効果でも適用されない限り、誰の上にも歳月は平等に降りかかります。わたしも今後はひとつ、大人の女性を目指して頑張ろうかと思います。えっと、大人の女性の嗜みといえば・・・立ち飲み?(違うと思う)


ちなみにわたしと同じ誕生日の有名人は、
・勝海舟(幕末の三舟のひとり)
・石川さゆり(演歌歌手)
・長谷川町子(「サザエさん」の作者)
横山ノック(コメディアン、元大阪府知事)


・・・び、微妙~~~・・・(特に最後)。


それはさておき、最近SSの更新が全然なくて申し訳ありません。何かうまいことまとまらないのです・・・ううう。どうしたことだ。こんな時はいじりやすいキャラクターを出すに限るのですが・・・やっぱアレかな、ナッシュかな(笑)。
何本か同時に手をつけているので、一番どうにかなりそうなのからちょっとずつでも書いていこうと思います。気長にお付き合い下さいませ。

『くらやみの速さはどれくらい』

2006-01-29 15:31:50 | 

小説の感想です。

『くらやみの速さはどれくらい』(エリザベス・ムーン著、小尾美佐訳、早川書房)

ネビュラ賞受賞作品。

胎児・新生児期の早期治療により、自閉症を完治させる技術が発達した近未来。主人公ルウはその技術の確立時に既に幼児期を過ぎていたため、自閉症を抱えたまま生きる最後の世代。しかしそれでも自閉症治療は現在より進んでおり、幼児期より適切な指導を受けることにより、ルウは職を持ち、健常者とほぼ変わらない生活を営んでいた。
ルウはその数学的能力を生かしてコンピュータを使ってパターン解析をする仕事に従事していた。ルウの会社には同じような自閉症者だけのセクションがあるのだ。彼らは問題なくやっていたが、ある日、新しく赴任してきた上司クレイショウは、彼らに与えられた些細な特権を見て経費の無駄だと断定する。
折りしもその頃、成人の自閉症者にも有効とされる治療法が医学誌に発表される。動物実験では効果が出たものの、臨床試験を経ていないその研究の権利を買い取ったクレイショウは、自閉症の社員たちに「この治療を受けなければお前たちを解雇する」と暗に脅しをかける。ルウは、自閉症であってもそれなりにうまくやってきたという自負と、もし「ノーマル」になれれば密かに想いを寄せている女性マージョリを自信を持って誘うことができるのでは、元から諦めていた夢を実現することができるのでは、という迷いの間で揺れ動くが・・・?

というようなお話です。

物語の多くは自閉症である主人公ルウの視点で語られ、ものの見方、感じ方が特異であることがわかります。人の表情をうまく読めなかったり、早口だと言葉が聞き取れなかったり、苦労も多いけれどルウは楽しく生活しているのです。それなのにクレイショウ・・・ホントムカつく奴です(笑)。しかしルウには味方も多く、水面下で色々立ち回ってくれる友達もいるのですが、ルウにはそうした裏を読むことができません。ルウの人間関係は、主に学んで学習したものの中におさまっており、それは性善説に立った内容でした。だから表面では友達面をしていた人間が裏切っても、「彼は友達だからそんなことをするはずはない」と、理解に苦しみ混乱します。その辺はかなりせつない感じもしました。
そんなルウが、色々考え、悩みぬいた結果下した判断から繋がるラストは感慨深いものでした。
幸せはひとつじゃないんだなと。

一風変わった作品で面白かったです。


まるでジョジョの擬音のような。

2006-01-29 01:57:39 | 雑記

皆様ごきげんよう。
昨日は久々に電気をつけたまま寝入ってしまい、気がついたら朝(というかまあぶっちゃけ昼)でした黒猫でございますよ。

実は昨日、朝起きた時から何故か左足首と右大腿部に筋肉痛的な痛みがありました。しかしその前日は飲みに行って運動もしていないし、そのさらに前日だってその部位を酷使するような運動をした覚えはないんですが・・・何なんだろう、寝ているうちにアブダクションされてその辺を調べられたんだろうか(ないない)。

そんな体調だったのですが敢えてピラテスに出たのです。それがいけなかったかな~。
昨日ようやく気づいたのですが、わたし、今のインストさんよりも前のインストさんのほうが好きだったな・・・。今の人が悪いというわけではないんですが、わたしにとっては要求されることがちょっと高度な気が・・・できないことが多すぎるのです。まあ、皆さんけっこう出来ているので、わたしが落ち零れているだけなんでしょうけど。もうピラテス出るのやめようかな~・・・と思いつつ今日起きたら、インナーマッスルに覿面な筋肉痛が。やはり効いている。それは否めない。しかし・・・。う~ん、どうしようかな~来週。

ところでこのところ、わたしのマジシャンズ・レッド号(チャリの名前)のブレーキが、前輪・後輪のどちらをかけてもまるでジョジョの擬音のような奇怪な音を発するようになってしまったので、99円ショップにて多目的潤滑スプレーなるものを買いました。その帰り、自転車と歩行者のみが通行できる歩道で、前を歩いていたカップルがお互いにもたれかかりながら右にふらついたかと思いきや左にぶれるという、非常にトリッキーな動きをしていたので、ぶつかりそうになりブレーキをかけたところ、キギャアァァンとでも表現するしかないような激しい音が。カップルの女性が振り返り、「びっくりしたぁ」と言うので思わず謝りましたが、よくよく考えてみるとわたしばかりが悪いわけでもないような・・・ま、わたしもブレーキ音は潤滑スプレーで直しておきますので、あなた方もあんまりふらふら歩かないで下さいな。次は容赦なくベルを鳴らしますぜ。

『レキオス』文庫が出たよ!!

2006-01-27 01:28:13 | 

皆様ごきげんよう。今日は友達と飲んで参りました黒猫でございますよ。でも翌日が休みじゃない日は2軒目に行けないのでつまらないな・・・。なんか飲み足り・・・いえ、なんでもありません。でも今日は料理を作る人がいつもと違う人らしく、なんか料理の味がいまひとつでしたよ。そして最近行くたびいつも新しいバイトのウェイターが入っていて、メニューとかむしろわたしたちのほうが詳しいんですが・・・。

新米ウェイター「お待たせいたしました、ゴルゴンゾーラのペンネです」
友達1「イヤこれはバジルのパスタだよね?少なくともペンネじゃないよね?」
新米「えっ・・・いや、あの・・・か、確認してきます」
友達2「いや、これはバジルのパスタだよ。この緑のがバジルだから。つーかわたしたちが頼んだのはゴルゴンゾーラじゃないから合ってるよ」
新米「あ、えっと、も、申し訳・・・」
わたし「あ、じゃあついでにバラライカ(カクテル)追加」

みたいな(笑)。・・・あれっ、もしかして嫌な客?


ところで本日、待ち合わせ前に本屋を巡回してみたところ、わたしの大好きな池上永一さんの『レキオス』(角川文庫刊)が文庫で出てましたよ!!ワーイワーイ!!
喜び勇んでレジに持っていったところ、レジのお姉さんがなんかぼけていて2冊分の値段を要求されました。最近文庫も高くなってはいるけど、文庫で1600円はないでしょう。2冊買ったならともかく(笑)。
あのねーあのねー、ラジニという名前のキャラクターが出てくるんですよう!しかもラジニのお店の名前は「マハラジャ商店」。いやん、行きたい(笑)。これだけでも読む価値があります(そうだろうか)。詳しくはもう一度読み終わったらちゃんとレビューしようと思います♪ワーイ。

面白い本に出会えると人生は輝くと思う。そんな幸せを実感しつつ、明日も頑張ろうっと。


予約した?

2006-01-25 23:41:55 | 雑記

皆様ごきげんよう。
職場で風邪が流行ってまして、今日もわたしの斜め隣に座った上司が具合が悪いと言って午前中で帰ってしまいました。午後になり、何だかわたしも頭がぼんやりしてきたのですが、日頃からぼんやりしているので風邪なのかどうなのかよくわからなかった黒猫でございますよ(それもどうよ)。

わたしは無闇に身体が頑丈な性質でして、風邪も年に一度ひくかどうかという感じなので、自分が風邪なのかどうかいまひとつわかりません。多少だるいなと思いつつエアロビクスやってきちゃった(笑)。こりゃ風邪じゃないな。むしろいつもより踊れたし。



ところで幻水5&PSP版幻水1・2の発売まであと一ヶ月を切りましたね。皆様予約なさったので?限定版を?(戸田奈津子字幕風に言うな)
限定版はホントに数が限られていたようなのであまり予約できた方もいらっしゃらないでしょうね・・・。わたしは幻水5は様子見しますがPSPと1・2は買う予定です。予約しておいたほうがいいのかな?つーかいくらかかるのかしら・・・。

いえ、それ以前にわたしには発売を心待ちにしている大事なものがあるのです。うふふ。

皆様もう予約した?妖怪大戦争。

わたしはバッチリですよ(笑)。ええそりゃもう。コレクターズエディションどころか、「怪」愛蔵版を予約してしまいました(笑)。スネコスリマペットもついてくるよ!!うひょー。一般販売はないんですよ皆さん。ネット限定。ああ楽しみ~。

・・・と、思わず妖怪大戦争に話がずれましたが、幻水のほうも色々ありそうです。昨日幻水3漫画の志水アキさんの公式サイトを見たところ、「最終巻は3月頃かと」と日記に書いてありました。ついにラストを迎えるわけですね!どうなるんでしょう最後。楽しみ~~。十二小隊たくさん出して欲しいな!ラスボス後の出発シーンも大好きなので入れてくれるといいなあ。できればゲドクイシーンも(望みすぎ)。

春よ、来い。

2006-01-25 00:37:26 | 雑記

皆様ごきげんよう。火曜にして既に疲れ気味の黒猫でございますよ。何をしたわけでもないどころか、ジムにも行ってないんですがこの疲れはなんだろう。うーん。

ところで毎度毎度しつこいほど言って申しわけないんですが、寒いですね。もうやだよこんな寒い人生はさあ。早く春が来てくれないともう冬眠してしまいますよ。春よ来い、はやく来い、来ないと目玉をほじくるぞ(なんか違う上に怖いよ)。
でもまあ、日照時間は少しずつですが確実に長くなってきていますね。この調子で一気に春を迎えたいところですが、今朝、駅のそばの池(なのかアレ)の水は凍ってましたよ。・・・うう~ん、春はまだ遠いのか。

そういえば堀江氏はとうとう逮捕されてしまいましたね。話題的に一日遅くて恐縮ですが、東証の荒れようとか世間に与えた影響とか自民党の人々言い逃れに必死だなとか思う以前にザ・たっち持ちネタ一個減っちゃうじゃんとか思ったのはわたしだけ・・・なのでしょうか(笑)。(※ザ・たっち・・・双子のお笑いコンビ。小太りキャラなので前髪を上げるとホリエモン似になる。それを活かして「記者会見前の堀江社長」という、ふたりでホリエモン風に歩いて登場するだけのネタを持っている。何気に何回も見た(笑)。)
まあ、禁止はされないでしょうが、やりにくいネタになってしまうでしょうね。

ちなみにこのザ・たっち、お母さんが漫画「タッチ」のファンで、双子が生まれたのでかずやとたつやと名づけたそうです。・・・う~ん、なんか想定の範囲外の方向に育っちゃったね?(笑)イヤわたしはわりと好きですよ。和むし。

昨日は休館日、今日は母が旅行に行っているため食事当番でジムに行けなかったので、明日こそはがっつり運動してきたいと思います。明日エアロビクスの日だし。・・・多分また開始5分で「ごめんもう無理帰る許して下さい」と思うんだろうけど(笑)。


以下私信になります。

1/23にひとこと下さった方、見てらっしゃるかわかりませんが、ありがとうございます!ラスボス孝をお気に召して頂けるとは、何だか意外ですが嬉しいです(笑)。妙な所に迷い込んでしまわれてお気の毒ですが、よろしければまたいらして下さいませ。

『最終兵器彼女』

2006-01-24 01:02:46 | 映画

皆様ごきげんよう。今日も今日とて職場が寒くて寒くてもういっそ火でもつけてやろうかという心境だった黒猫でございますよ(危険思想だな)。オフィスビルなので週末無人なせいか、週明けは冷え方が違います。暖房効きやしねえ。


ところで本日は『最終兵器彼女』の試写会に行って参りました。
高橋しんさんの同名コミックの実写映画化です。


シュウジ(窪塚俊介)はちせ(前田亜季)と付き合い始めて一週間。ちせの希望で始めた交換日記を友達にからかわれ、「俺だってやりたくてやってるわけじゃない」と言ったのをちせに聞かれてしまう。
その後、約束したWデート(?)に現れなかったちせ。怒っているのかと思いつつちせへのお土産を買うシュウジたちの頭上に、突如大量の爆撃機が現れ、街を攻撃しはじめる。逃げ遅れたシュウジの頭上に飛行機の部品が降ってきて、思わず覚悟した瞬間、光に包まれた何かが降ってきた部品を粉砕し、シュウジを護る。光の消えた煙の中から現れたのは、背中に鋼鉄の羽根を生やしたちせだった・・・。

というようなお話。
付き合い始めた彼女は実は対戦争用のサイボーグに改造されていた!という話なのですが・・・。


ごめん、無理。
・・・ええと、わたしには合いませんでした・・・。原作ファンか出演者ファンが観れば面白いのかな?原作も未読なのでいまいちわかりませんが。
話の荒唐無稽さはともかく、出演者の演技がどうにもわたしには駄目でした。
サイボーグ等のCGの出来と出演者の演技力の間に埋められない溝があったような気がします(ファンの方ごめんなさい)。
なんだろう、もうナウなヤングの感性にはついていけないお年頃なんでしょうか。・・・あっ、自分の言葉が何だか痛い(笑)。

あと、これは本人のせいではありませんが、シュウジの髪型がどうにも解せない。あんな田村正和か藤岡弘、みたいな髪型の男子高校生はいないだろ。いたらごめんなさい。流行ってたらごめんなさい。でもわたしには受け入れられませんでした。
更にこのシュウジの私服の冴えないことときたら。特に冒頭の札幌のシーンの私服はお母さんが買って来たにせよ素直に着る君のセンスにも問題があるんじゃないのと言いたくなるような色とデザイン。そういうキャラとして狙って着せました、というならいいですが・・・でもごめん、やっぱ解せないや(笑)。

あとラスト。・・・正直、『キャシャーン』以来の「ハァ?」というラストでした(※私見です)。

コミックはだいぶ売れたようなんですが、こんなラストだったのかなあ。機会があれば漫画喫茶で読んでみたいです。


『さあ、気ちがいになりなさい』

2006-01-23 01:44:43 | 

小説の感想です。

『さあ、気ちがいになりなさい』(フレドリック・ブラウン著、星新一訳、早川書房)

これはすごかった!
恥ずかしながらフレドリック・ブラウンの著作をまともに読むのは初めてだったのですが、短編とは、ひねりの利いたオチとはこういうものなのか!と唸らされる作品ばかり。1962年に発行された「異色作家短編集」というシリーズの再刊ということですので、当然発表年はもっと前なわけで、かなり昔に書かれた作品たちなのですが、全然古さを感じない。すごいことだと思います。SFですが、『ぶっそうなやつら』など、SFではない作品もあり。ぐいぐい読ませますし、別にハードSFというわけでもありませんので、SFはちょっと・・・という方も是非。12編収録されています。
収録作『みどりの星へ』のラストのせつなさ、『電獣ヴァヴェリ』のある意味ハッピーエンドな終わり方、『沈黙と叫び』の何ともいえない後味の悪さ、どれをとってもおすすめです。
そしてさらに特筆すべきことに、この作品、翻訳者が星新一さんなんですよ!日本のショート・ショートの名手がアメリカの短編作家の作品を翻訳する。きっと星さんもそのオチに唸りながら翻訳されたことでしょう。とても贅沢な作品集ですよ~!!

とても面白かったので他の作品も読みたいな。少なくとも『火星人ゴーホーム』(未読)は、わたしの部屋のどこかにある・・・はず・・・なんですが。
そ、掃除します・・・。