満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

更新しました(キリゴロ)

2007-04-30 03:05:04 | サイト関係

皆様ごきげんよう。昨日、ニートの見本のような一日を過ごしたことを反省し、今日は頑張ってジムに行って参りました黒猫でございます。

昨日ホント家で食っちゃ寝してて、我ながらヤバいよと思ったので、ジムで体重計に乗るのが怖かったんですが、運動してから量ってみたらむしろ減ってたのでびっくりしました。

・・・もしかしてわたしは、家で食っちゃ寝していたほうが痩せる体質・・・!?(ありえないよ)

ところで久々にSSを更新しました。一ヶ月ご無沙汰になるところでした☆久しぶりすぎてアップロードにちょっと手間取ったことは内緒です☆

キリゴロ7928で『涙のまえに』。7928で「泣くには」ということで。・・・なんかちょっとこう、青春ちっくなせつない涙の話でも書ければいいんですが・・・そこはほら、わたしですから。無茶言うなって話ですよ(何様?)。

今回、レットとワイルダーがジョー軍曹にしごかれる話を書こうと思ったんですが、ダックがらみの設定の記憶がかなりあやふやで困りました。結構調べちゃった。あと設定絵を見たらワイルダーの眼鏡は鼻眼鏡なんですね。かける耳ないもんね!(笑)多分あの羽毛をかき分けると、目の横、こめかみのあたりに耳があると思います。インコとかと同じならね。
それにしてもわたしの中でトウタはどんどんヤバめの人になっていってしまっています。何故だろう。

次はそろそろゲドクイを書きたいです!春だし!(関係あんの?)


今回の更新にあたり、いつも利用させているサイト様から壁紙をDLして、壁紙を苺に変えたんですが、どんだけ苺好きなのアンタという話ですね。今blogも苺だもんな。・・・いやそりゃマンゴーがあれば一年中でもマンゴーにしたいですよええ。苺も美味しいですけどマンゴーはこの世の全てを凌駕する美味ですから。

そんなこんなで、よろしくどうぞ~。(ものすごい無理矢理まとめた)

アニメ『精霊の守り人』観始めました

2007-04-29 04:06:42 | 雑記

皆様ごきげんよう。連休初日、案の定皆様の期待を裏切らず(?)ひきこもり的な一日を過ごしました黒猫でございますよ。ワンダは第6の巨像まで倒しました。指が痛いよ。

ところで今BS2で放映中のアニメ『精霊の守り人』を観始めました(※リンク先公式サイト)。わたしは結構古くから原作ファンなので、アニメ化が決まった当初から観たい観たいと思っていたんですが、放映時間朝早すぎるよ。土曜の8時なんてまだ夜中だと思います先生(ものすごい私的意見)。こんなわたしはリアルタイムで観るのは無理なので、常に後追いになると思います(笑)。

キャラクターが発表になった時点からずっとどう考えてもバルサが美人すぎると思っていたんですが、アニメ観てもやっぱり美人でした(笑)。原作のバルサは年季の入った女用心棒で、結構もっさり系なのです(笑)。でもそれがリアルでイイんだけどなあ。
でもアニメはやはり絵ですので、美しさがあったほうがいいですもんね。アニメのバルサは綺麗なお姉さんでかっこいいです。監督・脚本が『攻殻機動隊』の神山健治さんということで、『攻殻』の少佐に通じる雰囲気がありますねー。でもあんなに美人じゃ行く先々で余計なトラブルが起きそうですが。原作ではバルサに想いを寄せるタンダにはちょっと物好き感が漂ってましたが(笑)、これじゃモテモテ間違いなしだよ。

バルサも綺麗ですが背景がいちいちすごく綺麗でした。新ヨゴ皇国ののどかな田園のうつくしさは素晴らしいです。川井憲次さんの音楽も実にいい。好き好きこういうの。でもオープニング曲は何故かラルク。何故なのか(笑)。

小説などの映像化作品というのは、読み手すべてがそれぞれ違うイメージを持っているはずなので、どんなに出来が良くても原作ファンの全員を満足させることはできないと思います。ですので、アニメならではの良さというのを今後も観ることができればと思います。
わたしは今までのところかなりいい出来だと思います。でも一話の冒頭でいきなりバルサが「こいつのメンテナンスをしてもらおうと思ってね」と言ったのには違和感がありました。何ゆえ外来語・・・?調整とか修繕とかじゃ駄目だったのかなあ。


ちなみに原作の『精霊の守り人』は文庫本が出ましたので、未読の方でご興味のある方は是非お買い求めになるといいと思います。このまま順次シリーズ刊行してくれるといいなあ。わたしは今現在『天と地の守り人 第二部』まで読了しています。あと一冊で終わっちゃうのかあ・・・。楽しみだけど寂しいなあ。

あと『狐笛のかなた』も文庫になってました。即ゲットしちゃった☆上橋菜穂子さんの作品はどれも本当に面白いですよ!!超おすすめ!!


いよいよGW

2007-04-28 02:28:23 | 雑記

皆様ハウア~ユ~。アットラスト、ウェイトにウェイトしたGW。おかげでマイマインドはジョイフル、ブラックキャットでございます。











・・・・・・すいませんでした。


ちょっとルー大柴気取ってみました。ちょっと目を離した隙に公式ブログがお引越ししていたよ。ご興味のある方は是非トゥギャザーして下さい(笑)。
ルー語難しいです・・・どこまでイングリッシュにチェンジすればいいのかディサイドしかねます。
でも書きながら、ブラックキャットはねぇよなと我ながら思いました。名前まで変換してどうするよ。すいません黒猫でございます。


バイザウェイ、いよいよGW突入ですね☆皆様は如何お過ごしになられますの?わたくしはなんと9連休でございます。ふはははは。長いお休みなので、あれもしたいこれもしたいと思っていますが、おそらく何もできず、最終日に「あーあ」と思うことでしょう(笑)。


ところでイエスタデイ、(もういい加減にしとけよ)飲み放題に行ったとちらりと書きましたが、グラスワイン2時間まで500円で飲み放題、という、たまに行くイタリアンのお店に行ったのです。なんか新しいウエイトレスだったようで、料理5品の注文で2品も間違えられました。逆にすごくね?オーダー取った時ものすごい勢いでメモってたのに、アレには一体何を書いてたの。
しかも一番最後に来たのがワタリガニのパスタで、蟹の身を殻から外すために蟹スプーンていうんですかね?専用のスプーンだかフォークみたいなのが一緒に来たんですが、それをとりあえず脇に置き、パスタを取り分けている間に、食べ終えた皿と一緒に全部持ち去られました。・・・それ、これから使うんですが?

イヤもうなんかすごいなと思いました。指摘したら恐縮して本人どころか先輩?っぽい他のウエイトレスさんも謝りに来ましたが。イヤ別に怒ってないけど(酒が入っているので陽気)、とりあえず貴女はオーダー取るときご注文を繰り返したほうがいい。それならその時点で間違ってたら指摘してもらえるよ。

500円飲み放題の誘惑は抗いがたいので、きっとまた行くと思いますが、その時までにこのウエイトレスさんが成長していることを祈るばかりです。頼むよマジで。できればワインもグラス空いたらすぐお代わり下さい(あつかましいよ)。

そんなこんなで、色々やりたいことは山ほどありますが、とりあえず、お部屋の掃除をして冬服をしまうのだけは何をおいてもやらなければ・・・!が・・・頑張ります・・・。

『THE焼肉MOVIE プルコギ』

2007-04-27 06:40:02 | 映画

皆様ごきげんよう。気がついたら寝ていました黒猫でございます。昨日飲み放題だったんだもん・・・。

でも試写会レビューの下書きがあったので、今日はこれを。

『THE焼肉MOVIE プルコギ』

九州のとある街に、小さいながらも常に繁盛している焼肉屋があった。白肉(ホルモンなど)をメインに扱うその店の店主は、業界では知らぬ者がないほどの焼きの名人(田村高廣)で、今も挑戦者があとを絶たなかったが、皆ことごとく敗れて去っていくのが常だった。
その店で一番弟子として修行するタツジ(松田龍平)は、幼い頃母と死別し、兄と生き別れになった過去を持つ。今でも兄を探し続ける彼は、暇をみてはネットカフェなどで情報を募るのだった。

一方、焼肉料理対決番組で破竹の連勝を続けるトラオ(ARATA)。高級食材を惜しみなく使用し、贅をつくした赤肉のみを使うのが彼のやり方だ。トラオはその手法と義母(桃井かおり)の手腕で全国に焼肉チェーン店を展開していたが、北九州支店だけ売上げが振るわない。調査してみると、どうやらプルコギ食堂に客が集中していることが判明。金にあかせたキャンペーンや買収もうまくいかず、ついに彼は店主と面談する。しかし店主が急逝し、あとに残った一番弟子タツジと店主の孫娘ヨリ(山田優)を相手に、焼肉で対決することになる。
白肉VS赤肉、勝つのはどっちだ!?

というようなお話。


とにかく全編「焼肉~~!」という感じの映画です(笑)。
上に貼った公式サイトも凝ってます。肉画像を網の上にドラッグするの(笑)。

主人公タツジと師匠の名人の会話なんかすごい。「目に頼るな、耳で判断しろ」とか言うんだよ。焼き加減の話なんですが、食べ頃を目で判断しないで音で判断しろ、ということらしいです。わかんねえよ(笑)。

そもそも白肉って内臓系の肉の総称らしいんですが、あまり一般家庭では食べませんよね。少なくともわたしは家では食べたことがないし、焼肉屋でもあまり食べたことがありません。なので、正直なんだかよくわかんなかったです。でも食べてみたいな、白肉。
全体的にふざけた感じなのに、焼肉調理のシーンは真剣に作ってた感じがしました。焼肉屋協賛だからかな。

トラオサイドのあからさまなまでの金満ぶりとか、明らかに「料理の鉄人」だよねコレみたいな番組とかは面白かったです。服部先生とかきよ彦とか、出てたよね鉄人に(笑)。そして何故か司会は竹内力兄貴。兄貴、そのヅラヤバいと思います!(笑)
桃井かおりはハマり役だったと思います。なんかわたしのイメージはあのままです。やり手の経営者的な感じ。部下のことをちゃんづけで呼びそうな(笑)。
あと、主人公タツジの幼馴染・ヨリ役で山田優が出ているんですが、やはりその素晴らしいスタイルにほれぼれしますね~。自転車に乗ったタツジを走って追いかけるシーンがあるんですが、走る姿の美しいこと。アスリートみたいでした。サバサバして元気な役だったせいか、山田優によく合っていたと思います。

ストーリーとしては主人公タツジとライバル(?)トラオは実は因縁(というのか?)があるんですが、どうしてそうなったのかがさっぱりわからないまま終わりました。その辺がかなり微妙。細かいことは気にするな、とかそういうアレですか。

Life is beautiful

2007-04-26 01:15:01 | 雑記


皆様ごきげんよう♪生きてて良かった、人生を満喫中の黒猫でございますよ☆

あのね、ちゃんとラジニのDVDBOX来ました☆amazonグッジョブ!

今、ともすれば釘付けになりながらこれを打ってるんですが(笑)、今日はあともうひとつ嬉しかったことが。

先日結婚した友達は新婚旅行に九州に行ったんですが、お土産に国産マンゴーを買ってきてくださったのです!!心の友よ・・・!

週末にもらいに行って、毎日つついて食べごろを計っていたんですが今日ついに食べました!

何これ天国の味?まろやか~~~、あま~~~い☆

し・あ・わ・せ☆
人生って素晴らしい。生きてるって素晴らしい。

てなわけで無駄にポジティブにGWまでの残りの生活も励みたいと思います!うひょ。



『パッチギ!LOVE&PEACE』

2007-04-26 00:34:27 | 映画

皆様ごきげんよう。ちょっとバタバタしております、黒猫でございます。

にも関わらず、今日は試写会レビューを。(忙しいんだか何なんだか)ホラあれだ、溜まってるから。これをクリアすればあと2本。頑張ります。

『パッチギ!LOVE&PEACE』

1974年の東京。国鉄の職員、佐藤(藤井隆)の運転する電車内で、乱闘騒ぎが起きた。電車が駅に停まると乱闘はさらに激化、思わず止めに入った佐藤だったが、佐藤の破れかぶれの一撃で片方の大将格が昏倒してしまう。図らずも佐藤が助けた形になった男は、息子・チャンスの病気の検査のために家族とともに大阪から東京に移ってきたアンソン(井坂俊哉)だった。

いくつかの病院で検査を受けた結果、チャンスは筋ジストロフィーだと診断される。いずれは車椅子の生活になるだろうと医者に告げられたアンソンだったが、諦めきれずどうにかならないかと詰め寄る。最も研究の進んでいるアメリカで医者にかかれば、病気の進行を遅らせることができるかもしれないと知ったアンソン。しかしそれには莫大な費用がかかる。
乱闘騒ぎのせいで国鉄をクビになり、アンソンのもとに転がり込んでいた佐藤とともに、アンソンは亡き父の伝手を辿って、危険な方法で金を工面しようとする。

一方、アンソンの妹、キョンジャ(中村ゆり)は、焼肉屋で偶然芸能事務所にスカウトされ、芸能界に入ればチャンスのためにお金も稼げるのではと考え、芸能活動を始める。事務所の社長に諭されて、「涼子」という日本人の芸名で活動を始めたキョンジャ。次第に人気を得てゆく一方で、時には在日朝鮮人である事実が様々な不都合を生む。そんな中、キョンジャの出自を知っていても変わらず優しく接してくれる人気俳優の野村(西島秀俊)に心惹かれるキョンジャだったが・・・?

というようなお話。


わたしは前作『パッチギ!』も観ています。前作は舞台が1968年、アンソン・キョンジャの兄妹の高校時代でしたが、今回はその後の1974年の彼らを描いています。でも特に続編といった感じではないので、前作を観ていなくても大丈夫です。舞台は京都から東京に移っていました。

難病の息子を持つアンソンと、その妹のキョンジャのふたりにスポットが当てられていた感じです。アンソンが父の伝手を辿る一方で、キョンジャは自らの力で自分の道を切り開こうとしますが、在日朝鮮人だということを隠しての芸能活動ゆえ様々な不都合に遭います。
その一方で、随所に今は亡き彼らの父親の凄惨な過去の映像が挟まれ、何故彼らの一家が日本に来ることになったのかが語られます。『ドレスデン』の時も思いましたが、通り一遍の歴史教育を受けただけではまったく知らないことってたくさんあるんですね・・・。そもそも現代史まで行かずに終わったもんな、高校の時の世界史。結構そういう方多いんじゃないかと思いますが。

映画は在日朝鮮人の暮らしぶりを実に生き生きと、生活感溢れる感じで描いています。わたしは知らないことだらけだったので、まずは知ることが大事だな、と思いました。

何も知らないがゆえに何のこだわりもなく彼らに溶け込む佐藤役の藤井隆がとてもよかったです。東北訛りになんか和みました(笑)。あと、キョンジャ役の中村ゆりは綺麗ですね~。目力があると思います。イヤ~なプロデューサー役のラサール石井に侮辱するようなことを言われて、睨み返した目つきにゾクっとしました。すごかった。
あとチャンス役の子どもがすご~く可愛かった~。脇で結構いろんな人が出ていましたね。何気に豪華。

感動のラスト・・・と思いきや、何が何だか的に大乱闘が始まり、ちょっと笑ってしまいました。みんな揃ってすぐカッとしすぎ。落ち着け(笑)。でもまあ、それがパッチギ(=ハングル語で「頭突き」の意)なんだってことでしょう。

笑いあり涙ありで、観終えたあと爽快感が残るいい映画でした。おすすめ☆

もーひとつ寝ると

2007-04-25 01:07:14 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日の鬱屈した気分とは打って変わって、ちょっとご機嫌な黒猫でございます。

あのね、Zen、一応動きました。なんかちょっとおかしいけど、ON/OFFボタンをそっと扱えば大丈夫っぽいです。そりゃもう今日は雨に濡れた子猫を扱うつもりで優しく柔らかくZenを扱いました(笑)。

わたしの機嫌がいいのは、このためばかりではありません。
・・・実はですね。

(「お正月」のメロディで)
♪も~、ひ~とつね~る~と~、(HEY!)

ラジニのDVD~♪

いよッ!!スーパースターッ!!待ってましたァッ!!いよいよ明日っつーか厳密には今日、ラジニのDVDBOXが出ますよッ!!!キャー☆☆☆

わたしはamazonで予約してあるんですが、先ほどメールチェックしたら「本日発送しました」というメールが来ていました。てことは明日来るのよね!?来るとお言い!!(何様か)
amazonで発売前のものを予約で買ったのは一度しかないので何とも言えませんが、発売日に届かないこともあるとか。前買った時はちゃんと当日に来ました。・・・頼むぜ、amazon!!信じてるから!!

明日エアロの日だからジム寄るけど、踊りながらラジニのことばっかり考えとくから!!頭の中は「ラカラカラカラカラカラカ」だから!!(※ラジニの映画『チャンドラムキ』を観た人にしかわからないネタです、ごめんなさい)

・・・これで帰宅しても来てなかったら、明日の日記は荒れますのでご了承下さい(笑)。


ええええーーん

2007-04-24 01:50:20 | 雑記

皆様ごきげんよう。追手内洋一改め黒猫でございます。(※追手内洋一・・・「とっても!ラッキーマン」の主人公。とにかくついてない)

またZenが壊れたよ!!

年末に修理に出して、年明けに結局本体ごと新品と交換、という形で戻ってきたというのに。壊れるにしても早すぎね??アリエナーイ!なんか電源のオンオフボタンがちょっと浮いてきて、きかなくなってしまいました。液晶上にずーーーっと「シャットダウン・・・」って出てました(普通数秒で消える)。気がついたら消えてたんですが、今度は電源が入りません。要するに起動しません。

も~~~~、どんだけ~~~!???

くすんくすん、ほ、保証書・・・どこやったっけ・・・。


景気づけにワンダと巨像をプレイしたんですが、5体目の巨像がどーーーしても倒せなくて1時間くらい経ったような気がしたので、もうイヤになってやめてしまいました。えええーん、何なの今日。厄日?


『ドレスデン、運命の日』

2007-04-23 06:41:17 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

今回は溜まっている映画の感想をとりあえずひとつ。

『ドレスデン、運命の日』


第二次世界大戦末期のドイツ。もはや敗色濃厚となっていたドイツだったが、軍部が情報を操作、民間人には勝利も間近、と伝えられていた。
1945年2月、未だ大規模な空襲を免れていたドレスデン。父親の経営する病院で看護婦をするアンナ(フェリシタス・ヴォール)は、同じ病院で働く生真面目で患者想いな医師、アレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)に好意を寄せていた。アレクサンダーはアンナの父に許しをもらってアンナに求婚、アンナはこれを受ける。

そんなある日、いつものように負傷者でごった返す病院の地下で、アンナは負傷しているのにも関わらず隠れていた男・ロバート(ジョン・ライト)を見つける。ロバートは敵対国イギリスの兵士で、乗っていた飛行機が撃墜され、逃亡していたのだ。彼を匿ううちに、彼が敵国の人間であることを察したアンナだったが、次第に彼に惹かれてゆく。
ロバートは地下に隠れ潜むうちに、アンナの父親が不足物資であるはずのモルヒネを隠匿しているのを発見する。アンナの父はモルヒネを闇で流し、得た利益で家族と共にスイスに逃がれようと考えていたのだ。アンナとアレクサンダーの婚約パーティに忍び込んだロバートは、それをアンナに暴露。ロバートとの仲が露見したアンナはスイスに逃げる日まで自室に軟禁されることになる。
しかしまさにその当日、ドレスデンは大規模爆撃の標的となっていた。頭上に爆弾が降り注ぎ、避難民が防空壕に殺到する中、アンナはロバートと再会、追ってきたアレクサンダーと3人で地獄と化した街を彷徨うが・・・?

というようなお話。


日本同様第二次世界大戦で敗戦国となったドイツですが、当時のドイツの状況を恥ずかしながらわたしはよく知りませんでした。当時の暗い世相、物資不足の病院、迫害されるユダヤ人たち、挙句の果てに三角関係。暗い映画でした・・・。
アンナは病院の院長の娘なのでそれなりに裕福なんですが、同僚の看護婦はユダヤ人の夫がいつ強制収容所に連れて行かれるかわからず怯えていたり、婚約者となるアレクサンダーは実は苦学生で、医師になるためにどれほど苦労したのかを喧嘩シーンで暴露したり。そしてお父さんは家族のために不正を働いたのに、娘に真っ向から糾弾されてしまいます。挙句の果てに空襲ですもの。何だかもう全員辛い。

しかし空襲のシーンはすごかった・・・。凄惨でした。アンナたちは防空壕に逃げ込むことができたんですが、そこはそこで密閉されているため、段々酸素が不足してきて人々はパニックに陥ります。とにかく生き延びようと手を尽くすアンナたちの傍らで、銃を持っている人に「どうせ死ぬのだからそれで殺して」と懇願する老婆がいたり、爆撃の振動そっちのけでひたすらお祈りする一団がいたり、酸素がなくなって避難民が全滅している防空壕があったり。

ドレスデンには聖母教会という、大きな丸屋根を頂いた教会があるそうなんですが、この時の空襲を受けて倒壊してしまいました。ラストに、何十年かを経てそれが再建され、周囲を埋め尽くす人々が鐘の音を聴きながら祈る姿には何だか胸が詰まりました。

暗い映画ですので、カップルとか友達と観に行くのはちょっとアレかもしれませんが、わたしとしては全体的に観て良かったと思いました。
が、アンナがロバートと結ばれる経緯だけがやけに唐突だと思いました。「え!?なんでそう来るの!?アリなのかそれは」と。あと、婚約者のアレクサンダー、後半結構可哀想でした。この人はこの人でいい人なんだよなあ、人間的で。

マンゴーに始まりマンゴーに終わる。

2007-04-22 03:46:59 | 雑記

皆様ごきげんよう。新宿高野のマンゴースイーツを食べに行こうと新宿に行ったのに、途中で見かけたコムサカフェに急遽変更、宮崎産完熟マンゴーのタルトを食し、何故か劇場招待券が当たったジャッキー・チェンの最新作『プロジェクトBB』を観て、タイ料理のお店で火鍋やらサテやらを喰らった挙句にやっぱりデザートはマンゴーで締めた黒猫でございますよ。マンゴーに始まりマンゴーに終わった素晴らしい一日でした。

とりあえず断言しておく。
今年は来るよ!マンゴー。

イヤまあわたしの中では常に大ブームなわけですが、今年はホントに世間様にも波が来ると思いますよ!本当にコンビニでも飲食店でも見ない日はないくらいマンゴーモノが溢れてきました。この波に乗り遅れるな!(笑)

画像をアップしたいのは山々なんですが、既にこの時間です。非常に眠いです。
なので画像はまた近日中に。ちょっとばかりアップまでの作業が手間なんですよね・・・。

明日はこの間結婚式を挙げた新婚さんが新婚旅行から帰ってきていてお土産をくれるというのでのこのこ出かけていく予定です。あ、でもこれ起きられるのか・・・?ちょっと不安。目覚ましかけてがっつり寝ます。

ところでジャッキーの映画、結構面白かったです。ジャッキーのアクションは相変わらず健在だし、赤ちゃんがすごーく可愛かった。
でも・・・ええと、ジャッキーを入れると試写会レビューをあと4本溜めてる状態なので、どんどんやってかなきゃなあ。頑張ります・・・明日以降に(笑)。