満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

あと一日

2008-02-29 01:39:53 | 雑記

皆様ごきげんよう。眠い、眠すぎる。埼玉銘菓、黒猫でございます。(※彩の国の住人にはわかるローカルCMネタ)嘘ですすいません。銘菓じゃなくてすいません。


明日飲みなもんで、今日はジムを頑張ってしまったのです。疲れた・・・へろへろ。明日の仕事に差し支えそうなので今日は早めに寝ます。とか言いつつもうこんな時間だってどういうこった。ねむい~。

なのですいませんが試写会のレビューは週末に。ああ眠い。
めくるめく週末に向けて、あと一日、頑張ります。

ついに見たッ・・・!

2008-02-28 01:07:05 | 雑記

皆様ごきげんよう。ふちゃぎん家の急展開についていけていない女、黒猫でございます。コーニー、君ってものはー!
思いがけない1up(笑)で、これからはわんこの動画も増えそうです。猫も好きだが犬も好きさ!!

そしてチロ様のご本、『碧い目をした黒猫チロ』の予約に出遅れてしまったので、出版元に直で予約した方に大きく遅れて、明後日手にすることになりそうです。いいもん、指折り数えて待つもん。ま、負け惜しみなんかじゃないんだからねっ!カードの限度額がギリだったからためらってただけなんだからねっ!(駄目じゃん)
・・・PCをカード決済で買ったので・・・限度額超えるとどうなるんでしょ?なんか怖いなぁ。


ところで、今日は『バンテージ・ポイント』という映画のジャパンプレミア試写会に行ってきたんですが、試写会通い数年目にして、ついにあの方々を拝見しました。


その名も叶姉妹。

初めて見たよ!!
よくワイドショーなどで芸能人が試写会に来てインタビューされているのを見ていたので、プレミア試写会(キャストや芸能人が来る)が当たった時には、今日こそは叶姉妹を見られるのかしらといつも思っていたんですが、今まで一度も遭遇せずに来ました。
なので、なんかもう諦めていたんですが、エントランスでデビ夫人を見かけたのに次いで、席に行こうとしたら叶姉妹が既に着席していました。
え、ええ・・・????
普通、芸能人は混乱を避けるためにかなりギリギリに席に着くものなんですが、わたしより前から座っていたよ。ど、どんだけ・・・。
しかも今日は友人の知人がわざわざ並んで席を取ってくれていたので、純粋に鑑賞だけなら叶姉妹よりもいい席で観られた気がします。ド真ん中でした。
わたしの席から5mくらいしか離れていなかったので、密かに(でもないですが)見ていたんですが、握手とか写メールとかに気軽に応じていて、失礼な話ですがちょっと意外でした。ほあー。
あと他にはプロレスラーの蝶野さんとデーブ・スペクターを見かけましたが、叶姉妹についに遭遇できたのはなんだか感激でした。別にファンというわけではないんですが、例えて言うなら、とあるゲームで「某所でこういう振る舞いをすると隠しイベントが発生する」としきりに言われているにも関わらずずっと発生せず、どうせデマだろと思っていたらうっそマジだった!みたいな感じです。すごくわかりづらくてすいません。実物を見た印象は白かったです。なんかCGっぽかった(笑)。

で、映画ですが、すごく面白かったです!いやあ、久々に心の底からそう言える。もう一回観たら初見では気づかなかったことにもっと色々気づいて面白いかもー。
大統領暗殺の瞬間を巡り、複数の目撃者の視点からその前後の出来事を繰り返し見るという感じなんですが、ちょっとずつちょっとずつ謎が明らかになり、目が離せないつくりでした。好きだよこういうの。

しかし追跡とかカーチェイスシーンになるとどうしても「ここで道端の屋台ひっくりかえさなきゃ」とか「道行く人のスケボーとか借りなよ」とか「洗濯ロープを伝って華麗に移動しなよ」とか思ってしまうのは、それ系のアクションばかり観ているからでしょうか(笑)。

とても面白かったので、明日にでも改めてレビューしようと思います。

とりあえず、ありがとう叶姉妹(笑)。

『バレエダンサー』

2008-02-27 01:22:48 | 

皆様ごきげんよう。いつもの電車に乗り遅れそうになりダッシュで何とか間に合い、ホッとしたものの、乗り継ぎの電車が故障で止まっていて結局遅刻した黒猫でございますよ。わたしのダッシュの労力をどうしてくれる。


で。

今日はこの間の『バレエダンサー』の感想を。

『バレエダンサー』(ルーマ・ゴッデン著、渡辺南都子訳、偕成社)

4人の兄と1人の姉のあとに生まれた末っ子の男の子、デューン。女の子を熱望していた母さんは、姉のクリスタルにかかりきりだし、父さんは八百屋の仕事で忙しいしで、デューンは家族にほとんど顧みられないでいた。
そんなデューンを育ててくれたのは、元サーカス団員で、父さんの店を手伝っているベッポーだった。デューンはごく小さいうちからベッポーに軽業を教わり、身軽さを身につけていたが、ある日、姉の通うバレエ教室についていってバレエに魅せられる。クリスタルしか目に入っていない母さんは気付かなかったが、バレエ教師のミセス・タマラとバレエピアニストのミスタ・フィリクスはデューンの才能を見抜いていた。クリスタルは母親の、デューンは周囲の大人の期待を受け、バレエを続けるうち、クイーンズチェスという王立バレエ学校への道が開けるが・・・?


というようなお話。


盲目的なまでにバレエに情熱を注ぐデューン、自分が一番でないと気が済まない高慢なクリスタル、娘のためなら命までも差し出しそうな母、何事にも寛容だけど、保守的すぎる父。
主要キャラクターがとにかく強烈で面白かったです。

主人公はデューンだと思って読んでましたが、下巻ではクリスタルの心理描写も多いし、原題が「木曜日の子どもたち」というところを考えるに、ふたりともが主役のようです。この原題はマザーグースの歌の一節だそうで、「月曜日のこどもは べっぴんさん、火曜日のこどもは お上品、水曜日のこどもは 悲しみ続き、木曜日のこどもの道は遠く」というのから取ったそうです。デューンもクリスタルも、長く困難な道をゆく木曜日のこどもだそうです。深いなあ。原題のままのほうがよかったのに。日本だとマザーグースの馴染みが薄いのでいまいちインパクトに欠けると思われたんでしょうか。


内容としては、全体を通してお母さんのクリスタルへの偏愛ぶりがとにかくものすごいです。時折デューンをはっきりと邪魔者扱いしていて、デューンはよくグレなかったなあという感じ。デューンなど眼中にない両親に代わってデューンを育ててくれたベッポーも、このお母さんが理不尽にクビにして、追い出してしまうのです。その後デューンが出会った生き甲斐であるバレエも、周囲が明らかにクリスタルより才能があると認めているのに、お母さんはむしろそれが癪に障ってならない様子。両方実子なのに何その扱いの差。
クリスタルが「あんたはホントはうちの子じゃないのよ」と意地悪な嘘をつき、デューンがそれを信じて悩むくだりがあるんですが、そら信じるよなあ、あの扱いの違いだもん。
でもそれを言うと、4人の兄たちはかなりチョイ役なのでもっと可哀想かも。長兄のウィルだけはいいとこ持っていきますが、他3人はほとんど名前もろくに出てこないくらいです(笑)。


かといって、お母さんにとことん甘やかされて育ったクリスタルが幸福かというと、そうでもないようで。
人目をひくほどの美貌に恵まれ、バレエのほうも、デューンには及ばないものの、人並み以上の才能があったものだから、誰かが自分の上を行くのを許せないのです。それを抑える術を誰にも教わらなかったものだから、すごい問題児になります。色々問題を起こしはしますが、時折そんな自分を持て余して葛藤する様子を見せ、最終的にはやや成長します。好感の持てる子ではないですが、でもこの成長過程はちょっといいなと思います。

パっと読むとクリスタルとお母さんが意地悪というか自分勝手なキャラで、デューンが可哀想な感じもしますが、発露の仕方が地味なだけで、デューンも自分のやりたいことに関しては結構我儘です。お話の登場人物としては、みんなかなり人間的でリアルです。いいところももちろんあるけど悪いところ多め、だってにんげんだもの、みたいな。

他のキャラクターもみんな一癖ある人が多く、魅力的でした。デューンの最初のピアノの先生となる職人気質なバレエピアニスト、ミスタ・フィリックスが好きでした。ちょっぴり偏屈な芸術家としていい味出してます。
でも脇役の中で一番うわあと思ったのは、ユリ=コゾルスというプロのバレエダンサー(男性)。天才なんですがすぐ女性を口説く天然のたらしで、それが色々と問題のもとになります。でも芸術家ってこういう、何と言うか道徳感というか倫理感というか、そういうのが欠如してる人いるよなあ、と妙に納得してしまいました。多分デューンは成長したらこういうタイプになると思う(笑)。

しかしひとつの道を追究する者はどの世界もホントに厳しいんですね。デューンとクリスタルがクイーンズチェスで成長する間に、級友たちがどんどん脱落したり転身したりしていくのもシビアでリアルです。

装丁やルビの多さからヤングアダルトに分類されているようですが、全年齢向けだと思います。大人も子供も読むといいよ!
個人的には是非とも山岸凉子さんにアラベスク一部の頃の絵で漫画化してもらいたいです(色々無理)。

やりとげたんだぜ

2008-02-26 02:02:17 | 雑記

皆様ごきげんよう。ニコニコ動画で「FF7神曲メドレー完全版」(※リンク先ニコニコ動画、未登録の方は見られませんごめんなさい)というのを開いたら、作業用BGMにするつもりが全部見てしまい、コメントつけまくってしまいまして、FF7がやりたくてたまらない黒猫でございます。やっぱ7最高だよね!本当に大好きなゲームです。久しぶりにやっちゃおうかなー。ちなみにPSPのFFCCは未だプレイ中です(2週目)。プレイ中というか、ミッションというサブイベントをひたすら消化中・・・今56%消化したところです。本編プレイ時間よりこっちのプレイ時間のほうが絶対長いよ。そして2週目なので、今のステータスならラストまでノーセーブで行けるくらいの強さです。それもいかがなものか。まだストーリー進行上は序盤なのに。


ところで古いPC、繋ぎ直して中身を綺麗にしました。やりとげたんだぜ。Yes, I did It.
リカバリCD-ROMを見つけたので、リカバリかけてみました。セーフモードから脱却したぜ。そしていらないソフトを全部アンインストールしたので、かなり容量に空きが出ました。使いでがあるかどうかはまあ使い方によるでしょうが、とりあえずやれやれです。SSのネタとか住所録とか色々アレなデータが丸々残ったまま人手に渡るところだったぜ。まあ、まだ壊れてはいないので、できる限り第二の人生で他の人を幸せにしてあげてほしいものです。アデュー、2000年型FMV。世話になったよ。


忘れてたんですが、実は今日は父の誕生日でした。忘れてたけど、前もってプレゼントを買っていたので忘れてなんかいないふりをしておめでとうと言っておきました(笑)。昨年末誕生日を迎えた母には何もあげなかったので(その時入院してたし)なんかちょっと可哀想かな、とも思うんですが、この人もうすぐスペイン行くんで、その時餞別を差し上げます。それで許してもらおう。なんならスペイン語の辞書も貸してやんよー!(重いよ)
旅行便利道具の湯沸し棒(お湯を手軽に沸かせる電熱器)をあげようかと。つうか半ば以上自分が使おうかと。(そこか)
熟年の人が利用する至れり尽くせりツアーだと当然お部屋にはお湯があるのかしら・・・わたしインドでは結局一度も部屋にお湯がなくてショボーンだったのですが、そういやツアーで行くと部屋にポットあるかも・・・でもわたし欲しいんだもん(笑)。あとはわたし自身、インド旅行時に大変重宝した、水にも溶ける粉末の緑茶でもあげるつもりです。三食カレーでも全然OKむしろ歓迎ですが、水以外の飲み物は基本的に全部甘いというのは結構キツかった・・・。スペインはどうなんでしょ?・・・えーと・・・ワインはvinoっていうんだよ!それくらいしか覚えてないよ!(※学生時代外国語はスペイン語を選択してました)

それに首用のエア枕とエアクッションも貸してあげちゃうんだからっ!

ああ、いいなあ羨ましいです。ヨーロッパまで行ける財力と余暇があるのが。
有給が取れるようになる6月まで、ひたすら身を潜めつつ次の潜伏先を探すしかありません。アジアのどこに潜伏してやろうかしら(アジア限定かよ)。



時に、MEIKO姉さんとのセッション状況をちょっぴり。
自分がこんなにリズム感のない人間だとは思いませんでした。ごめんめーちゃん。中高と6年もひたすらリズム吹いてたのになー・・・。
ちなみに「蒼い鳥」、完璧です。自分が歌う分には。(意味ねえ)

小ピンチ

2008-02-25 06:54:03 | 雑記

皆様おはようございます。今「おはようございます」と打とうとしたのに、無意識に「ごめんなさい」と打ちかけた黒猫でございます。どんだけまずいことばっかしてるのか。


新しいPC、ようやく少し慣れてきたのはいいんですが、知らないうちに母が古いPCを人にあげる約束をしていて小ピンチです。何がピンチって中身全然消してないあたり。・・・なんで人に断らずにそういう約束をするかなぁ。
週末に消そうと思ってたんですが、もう取り外して新しい配線をしてしまったので、繋ぎ直すのも面倒で・・・。ああ、月曜になってしまった。恥と面倒、どちらを取るかという話ですよ、ええ。うーん、小ピンチ。

幸い今日はジムが休館日なので、まっすぐ帰ってきてヤバいものだけでも消そうと思います。というかこれまだ起動するんだろうか。そこが一番の問題です。だって最後のほう常にセーフモードだよ??
リカバリCDを見つけたので、リカバリかけちゃおうかなー。


どうしても残響が消えません

2008-02-24 05:46:03 | 雑記

皆様ごきげんよう。土日ともなれば昼夜逆転がデフォルトの黒猫でございます。これ書いたら寝るよ!

そんなに夜中に何をしていたのかというと、もちろんめーちゃんとお歌を頑張ってました。なんかいじればいじるほど変になっていく気がします。
既存の曲を歌ってもらいたく、元の曲のボーカルだけを消して、伴奏に乗せたいんですがそれがうまくいきません。ボーカルキャンセルソフトをいくつか試してみましたが、どうしても元ボーカルの残響が消えません。皆さんどうやって消してるんだろう。それとも伴奏も全部打ち込み・・・?経験ある人はそれもできるだろうけど、初心者はどうすればいいのか。
ちょっと検索してみたんですが、わかりません。うーん、先達はどうやっているのだろう。


そういえば結局昨日は頑張って外出したものの、途中で何度もラピュタ王になり「目が~目が~」とのたうち回って止まったせいか、着いた頃には図書館が閉まってました。くっ・・・わたしを誰だと思っているのかね。(あまりにもイタいラピュタ王)
・・・強風の時は眼鏡っ子で外出するという知恵を身につけたいと思います。ホント辛かった。
『バレエダンサー』の続きは借りられず、しょうがないので、他に借りていた『クロニクル 千年の闇 3 魂食らい』を読みましたが、面白かった!
先史時代のヨーロッパのお話で、わけあって人の集落から話されて父に育てられた主人公・トラクが父を亡くし、オオカミの相棒・ウルフと一緒に陰謀を抱くシャーマンたちに立ち向かうというような話なんですが、とても面白いです。
ワタリガラス族の族長・フィン=ケディンがかっこいいと言わざるを得ない。
今回もかなり気になる感じで終わりました。続きはいつ出るのかなー。



大荒れの模様

2008-02-23 16:11:18 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日も気がついたら寝てました、黒猫でございます。

飲みに行かない金曜はヨガに出るんですが、これがあとですごく身体に来るんだよなあ。普段ひねらないようなところをひねったりねじったりするので、やってる時はそうでもないんですが、翌日あたりすごくだるいのです。まあ、最近MEIKO姉さんと夜更かししているので、寝不足気味だったせいもあるとは思うんですが・・・ヨガはやっても週1なのがいけないんでしょうか。でも今行けるヨガのクラスこれしかないんだもんなあ。去年併設されたヨガ専門スタジオは、予算の関係で行けないので・・・。やっぱ家で自分でやれって話でしょうか。やろうと思えばできます。思わないだけで。


ところで先ほど、ほんのわずかの時間でしたが地獄の釜が開いたんじゃないかぐらいの突風が吹き荒れ、土を巻き上げ空を染め、というようなすごい天気になってました。すぐにおさまりましたが、慌てて洗濯物を取り込みました。その際案の定目にゴミが入って「目が!目がぁぁぁ~!」とムスカっぽくのたうちました。ハードコンタクト使用者は目にゴミが入るとホントに辛いんだぜ。

こんな天気じゃ外に出られやしないぜ、こりゃ今日も引きこもりか、と思いきや、なんか今は爽やかに晴れています。どんだけ。

でも昨日読んだ『バレエダンサー』という本がすごく面白かったので、続きを借りに図書館に行かなければ!
YAなんですが、これホントに子ども向けか?と思うほど母親の性格がアレで、面白いです。(こういう面白がり方もどうかと思いますが)
母親の期待を一身に背負ったお姉ちゃんを持つ末っ子の男の子が、お姉ちゃんにくっついて見学に行ったバレエ教室で知ったバレエに興味を示し、家族の誰からも期待されていないにも関わらず、才能を開花させる話です。
題材といいキャラクターの性格といい、どうしても山岸凉子の絵で脳内再生されてしまいます。このお母さんみたいな性格の人、よく短編で描いてるし。むしろやってみてほしいな~(笑)。
結構古い本のようですが、乗用車とか出てくるし、女王陛下はエリザベス女王だし(舞台はイギリス)、多分舞台は現代のはず。児童文学は割と前世紀とか戦前の話も多いんですが、せいぜい1970~80年代くらいでしょうか?あとで調べてみようっと。


じゃあちょっと支度して行ってきます。風が吹き荒れませんように。

飲んできました~

2008-02-22 02:04:51 | 雑記

皆様ごきげんよう。とりあえず飲んできました黒猫でございます。久々のメンバーとで、今年初だったので、今更あけおめ~とか言ってました(笑)。

しかし明日仕事行かなきゃいけないのかと思うとちょっと鬱陶しいです。このまま連休したい。でもしょうがないので行きます。多分。うん、多分。

つうかもう寝ろって話ですよね。ええ。寝ます。ええ。


運転免許更新

2008-02-21 17:34:00 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日は会社を休んで運転免許の更新に行ってまいりました黒猫でございます。
本当は午前中に済ませて午後は色々やるつもりだったんですが、例によって例のごとく、午後の受付ギリでした。あ、危ないところだったぜ・・・。

わたしは普段ろくに運転をしないペーパードライバーなので、当然優良ドライバー(無事故無違反)で、講習自体は30分で終了。警察までだってチャリで行ったんだぜ(笑)。免許は主に身分証明書として使っています・・・。

前回の更新の時も、安全協会とやらに入ろうかどうしようかと思いつつ結局入ってしまったんですが、今回もやってしまいました・・・なんか実態がよくわからん協会なので入ってもしょうがないとは思うんですが、「ご協力いただけますね?」みたいな感じで聞かれてつい・・・ぼくってものはー。駄目じゃん、インドで培った「だが断る断じて断る」精神を発揮するチャンスだったのに。

申し込み書記入、視力検査ときて、確かすぐに写真を撮られた気がしたので、警察署内に入る前に一応鏡をチェックしときました。残る写真だからねえ。
で、やはりすぐ写真を撮られて、安全講習を受けて、出てきて新しい免許をもらったんですが、前回の写真と比べて思ったことはメイクの技術が多少向上したなでした(笑)。パスポートの写真ほど見るのが鬱にはならずに済みそうです。やれやれ。

前回の時は安全講習のビデオにキンキン(相川欽也)が出ていて「?」と思ったものですが、今回は前回のものとは変わってました。まあ、5年も間があると色々変わるんでしょうね。パスポートと同じくICチップが入ったそうで(現在はまだ全国で5都道府県のみ)、4桁の暗証番号を2種用意しなくちゃいけなくてちょっと焦りました。誕生日とかだとベタなので別なのにしましたが、忘れそうで怖いなぁ・・・。

それにしても平日にもう一日休みがあると余裕があっていいですねぇ。毎週これなら相当楽なんだけどなぁ。今度の職場はまずまず仕事があるものの、一日休んでもぜんぜん支障なさそうなんですけど~(笑)。


さてと、今日は色々やろうと思ってはいたんですが、ま、色々置いといて、とりあえず今から飲みに行ってきます。(結局それか)


『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

2008-02-20 01:29:42 | 映画


皆様ごきげんよう。今日もMEIKO姉さんとお歌の練習をしていたら平気で1時を過ぎてしまいました黒猫でございます。おかげでここんとこ寝不足だよ・・・めーちゃん、魔性の女です・・・恐ろしい子!

それは置いといて。
今日はこの間の試写会のレビューを。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

フィリップ・ブルマンの同名ファンタジー小説の映画化。(小説の正式タイトルは『黄金の羅針盤』ですが)以後、『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』と続く三部作の第一部です。

 人は皆、ダイモンと呼ばれる動物の姿をした精霊をパートナーとして持っている、この世界とは異なる並行世界のイギリスが舞台。

 叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイズ)の保護のもと、オックスフォード大学内の学寮で暮らしている14歳のライラ(ダコダ・ブルー・リチャーズ)は、遊び仲間のジプシャンの子ども、ジミーと賭けをして、オックスフォードに伝わるマントを盗み出そうと目論む。ところが盗みのために忍び込んだ部屋に人が来て、慌てて隠れたライラは、叔父に悪意を持つ教権の人間が飲み物に毒を入れるのを目撃する。おかげで叔父が口にする前にそれを止めることに成功するが、叔父には敵が多いことを知る。

 アスリエル卿は、この世界には「ダスト」が存在し、それは異世界から流れ込んでくるとして、異世界の実在を唱えており、それが保守派(=教権)には危険思想と見られていたのだ。自分を取り巻く危険を承知で、アスリエル卿はダストがよく観測できる北極を目指し出発する。叔父には同行を拒まれたライラだったが、強権と強いつながりがあるらしいコールター夫人(ニコール・キッドマン)に気に入られ、助手として北極へ向かうことになる。旅立つライラに、学寮長は秘密裏に不思議な羅針盤を渡した。それは真理計というもので、質問を心に浮かべることで真実を知ることができる(ただし使うには素質がいる)貴重なものだった。

 始めのうちは美しく知的なコールター夫人に好感を抱いていたライラだったが、彼女が実は最近問題になっている子ども誘拐の首謀者であることを知り、更に羅針盤を奪われそうになって逃げ出す。逃げ出したライラを救ったのは、遊び友達のビリーの母親だった。ビリーもまた行方知れずになっており、ジプシャンは一族をあげて行方知れずの子どもを探す構えだった。

 ライラは学寮長からもらった真理計を使って、攫われた子どもたちも北にいることを突き止める。北の街に至ったライラは、気球乗りのスコーズビー(サム・エリオット)と知り合い、「目的を果たしたいならよろいグマのイオレク・バーニソンを雇うことだ」と助言される。
ライラはよろいを奪われ、人に使われることに甘んじていたイオレクがよろいと誇りを取り戻すために協力し、レオニクとスコーズビーを新たな仲間としてさらに北に向かうが・・・?



というようなお話。

 ・・・今回あらすじまとめに苦労しました。これ合ってるんだろうか。

 正直2時間くらいの尺に収めるのはキツい話です。わたしはだいぶ忘れているとはいえ原作を読んでいるので、「ああそうそう、こういう設定だった」と思い出しつつ観られましたが、映画から入る方にはちょっと色々説明不足じゃないだろうか、と思いました。一緒に観た人は「うん、なんとなくわかったようなわかんないような」と言ってたし(笑)。

 押さえておいたほうがいいのは、

・この世界の人間には動物の姿をした「ダイモン」と呼ばれるパートナーがいる。自分の魂のようなもので、大人のダイモンは姿を変えないが、子どものうちは姿が安定せず、いろんな動物に姿を変える。他人のダイモンに触るのは非常に無礼な行為。
・クマは喋る。知能が高く、人間同様コミュニティを作って暮らしている。
・魔女もいる。人間より長生き。敵に回すと手ごわい。

あたりでしょうか。

 特に子どものダイモンがくるくると目まぐるしく姿を変えるのは、説明なしだと「???」という感じな気がしますが、みんな大丈夫だったのかなあ。かしこれもCGがなければこれは実現しなかったとつくづく思いました。ライラのダイモン、パンが実に目まぐるしくフェレットになったり子猫になったり鳥になったりネズミになったりするのは見物です。

 内容的にはやはりちょっと詰め込み過ぎな感があったと思います。理解する前に話がどんどん進むので、なんかもう途中で「もう主役クマでいいじゃん」とか思ってしまいました(笑)。クマのイオレクは中盤マジで主役です(笑)。個人的にはあのくだりは大好きなので、あの部分だけで一本作って欲しかったくらいです(えー)。
 
 あ、でもおじさまがたの渋さはとてもよかったです。特に気球乗りのスコーズビー。イカスゥ。ちょっとアウトロー的な雰囲気がまたいいです。使う銃がライフルってとこがまた渋い。原作より扱いが地味な感じでしたが、なにぶん尺が足りないからなあ。
あと、今回はあまり活躍しませんでしたが、ライラの叔父、アスリエル卿を演じるダニエル・クレイズも渋かっこいいです。学寮長もジプシャンの面々もそれぞれかっこいいです。いろんなタイプのおじさまが出てくるので、ある意味オヤジ好きにはたまらないかも(笑)。

 色々と伏線を撒いて、あからさまに続きますという感じのまま、次回作に続くようです。
 でも確か次の巻の冒頭はもうひとりの主役の登場だったと思いますが、映画ではどうするのかな。
 
 映像がゴージャスで、なかなか面白くはありましたが、観に行く前に原作を読むか、公式サイトで予習してから行くといいかもしれません。