満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

スヌードできたー

2012-01-29 23:45:50 | 雑記

皆様ごきげんよう。あまりの寒さに、友達から来たメールの返信に「毎日寒くて死にたい」とつい書いたら「そんなことで死ぬな、いつかラジニと飲みに行けるかもしれないのに!」と、思いのほか暖かい励ましを頂いた黒猫でございますよ。そうね、まあ、可能性はゼロじゃあないわね(笑)。
この子は本当にいい子で、なんかもう善人ってこういう人のことを言うんだろうなというような、優しくてよく気のつく素敵な人です。そして若干天然なところがまた憎めない。何この子の女子力、怖い惚れそう。
・・・なんでわたしの友達なんだろう?(真顔で)

それはさておき。

いつだか書きましたスヌードですが、できたよー!

実は2作目。

1作目は出来上がりましたがなんか装備すると素早さが下がる重めの鎧みたいな感じに仕上がってしまい、我ながら苦笑いでした。そして特に編み図を参照せず、二目ゴム編みで適当な長さに編んで適当に閉じただけなので、長さもなんとも中途半端。
スヌードにはただ被るだけの長さのものと、捩じって二重に巻くものがあるらしい(もっと他にもあるかもしれないけど)んですが、1作目は毛糸の使用量を抑えたかったので、ただ被って首の周囲を覆うものにしたんです。

でも輪を閉じて仕上げてから気づいた、コレ二重にしないなら首の周りにかなりの隙間ができて割と寒くね?と。
ああああ、色々間違えた・・・。でも勿体ないのでジムに行くときしてます。正直ないよりマシ程度の防御力。RPGの最初期装備程度ですよこれ(装備品を作ってんのかよ)。

ぐぬぬ、と思い、今日仕上げた2作目はネットで編み図を探してきて、なるべく忠実に仕上げました。

出来上がりがこちら。



・・・・・・うん、なんとも言えなかろ?
うん、いいんだ、皆まで言うな。これでも1作目よりはだいぶいい感じなんだからねっ!
参照元ほど縄編みの目が綺麗に出なかった。なんか間違ってるのかもしれません。

編み方だけ参照して長さは自分で適当にしてしまおうかとも思ったんですが、一応忠実に編み図通り130cm編みました。でも何段とかは数えてらんなかった。あとゲージ?とやらも測らなかった。ちゃんとやろうと思っているのかいないのか微妙な態度です。わたしの人生常にこんな感じ。

でも指示通り130cmで編んだら二重にして首に巻くとちゃんと首回りをガードしてくれそうな長さになって丁度いいみたいです。明日実装試験してみます。

わたしは何においても適当なので、もうちょい毛糸が必要なんじゃないかと思って今日また2玉買ってしまっています。いらなかったわー全然いらなかったわー。
3玉弱余ってしまったので、これでニット帽を作ればお揃いでいい感じなんじゃね、と思って、ちょっと作り方を調べてみたんですが、スヌードなんぞの比にならない難易度っぽい・・・目を減らすとか増やすとか、ちょっと何言ってるのかわからないですね。

とりあえず今日はもう達成感に満ち満ちているのでこれ以上やらず、まあ、日を改めて考えてみようと思います。


こええよ

2012-01-28 04:37:19 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日もジム以外何もしなかった、小人閑居して不善すら為さぬ黒猫でございますよ。ぼくってものは。
ただ、今日はやたらとストレッチしたったわ。仕上げにヨガでもグイグイ伸びたった。もっと伸びろ俺。


今日『歌姫~BEST女性ヴォーカリスト~』というCDを借りたので早速視聴しました。
おおう、名曲揃い・・・既にわたしのカラオケレパートリーに入っている曲がちょいちょいありますが、これでさらにその道を追求しようと思います。
わたしの歌のレパートリー、ボカロと懐メロの二極化が更に進むわぁ。合間にバンプ。我ながらなんかこう、もうちょっとなんかあるだろ、と思うんですけどね。ないんだな、これが。

2枚組のCDなんですが、DISC1は全部昭和。だがそれがいい。そしてどれも大体サビは知っている有名な曲ばかりです。

で、サビしか存じ上げなかった「まちぶせ」という曲をよくよく聴いてみたんですが、何これ怖い。内心好きだった人が他の女性と付き合ってるのを知って狡猾に討って出る女子の歌です。こええよ。

まちぶせ ~ 石川ひとみ


サビが「好きだったのよあなた 胸のおくでずっと」だったので、てっきり失恋ソングだと思い込んでいたんですが、策を講じて攻略にかかる孔明の歌ですよこれは。
まあ、狡猾に、は言い過ぎかもしれませんが計算高く攻略にかかっているのは確かです。待ってるだけじゃ駄目なのよってことなのかもしれませんが、うーん・・・これが女子力だというのなら、わたしは戦闘力たったの5のゴミです。すいませんフリーザ様。

せめて次ヒトカラ行ったら歌ってみようと思います(笑)。



辛そうで辛くないけど実は・・・?(という期待)

2012-01-27 03:51:36 | 雑記

皆様ごきげんよう。最近図書館で勉強しているんですが、睡眠をバッチリ取っていても何故あの空間に行くとまた眠くなるのか謎でしょうがない黒猫でございます。今日もよく寝たわぁ。


ところで少し前に「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が流行り、その後雨後の筍のように類似商品が出まくりましたね。特に件の商品は品切れ続出で、結局わたし未だに食べたことがありません。
この系統の商品は、ラー油と銘打っておきながらラー油自体というよりそこに入ったフライドオニオンやら何やらが主役です。そしてラー油なのに辛くない、ご飯がすすむ、という理由でウケたんだと思います。

が。

わたしから言わせて頂くと辛くないラー油はただの油だろという話ですよ。
べっ、別に、食べてみたくなんか・・・どうしてもって言うなら、ちょっと食べてあげないこともないんだからねっ!

とか何とか言いながら、先日目についたので買ってみた。これ。



先述のように、わたくし辛そうで辛くないラー油はただの油だと思っております。本家本元さえ存在価値の危うさにヒヤヒヤします。

だがこの商品ときたらどうだ。

ラー油と銘打っておきながらその油自体を減らしてきやがった!
まさにアイデンティティクライシスッ!・・・さすがスパイスの老舗S&Bさん、俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこが・・・れ・・・る・・・かなぁ?

中身はこんな感じ。もはや油分が見えません。



食べてみるとにんにく風味のふりかけという感じ。そう、ふりかけだよなこれ。食べるラー油、全部ふりかけって名目で出すべきなのではないでしょうか。紛らわしいわ。
わたしのような辛口信者にとっては「そんなこと言って実は辛いんでしょう?フヒヒ全くツンデレなんだから」とか何とか言いながら期待に胸を弾ませて購入し、本当に辛くなかったどころかなんか色々「あ・・・左様でございましたか、勝手に期待して申し訳ございませんでした、よくわかりました」と言いたくなるトラップとしか言いようがない。(※個人の主観です)

えー何、世間のピリ辛って概念この程度なの?マジか。

辛さに対する耐性というのは鍛えられるものらしいので、辛いけどって言いながら食べていくうちに少しずつ辛さに強くなるらしいです。ソースはわたし。
久しぶりに辛いものが食べたいなあ。今朝レトルトのグリーンカレー食べたけどな(笑)。



『続・猿の惑星』

2012-01-26 13:28:03 | 映画

皆様ごきげんよう。25日に地震が来るというネタがネット上でちらほらあがっていて、じゃあ、と思って一日注意して過ごしたけど結局何もなく終わった黒猫でございますよ。外れてよかった。
首都直下型地震が4年以内に70%の確率で来るって話ですし、もっと真剣にならねば。


さて、今日はDVDの感想。

『続・猿の惑星』
(※リンク先のwikipediaにははっきりとネタバレがありますので、本編未見の方はご注意下さい)

AD3955年。かつてテイラー隊(※前作の主人公)が辿ったのと同じ航路を取って航行していた地球発の宇宙船が、テイラー(チャールストン・ヘストン)たちと同じように同じ星に不時着する。着陸時に負傷した船長はほどなく死亡し、ひとり残されたブレント(ジェームズ・フランシスカス)が船長を埋葬していると、そこに前作でテイラーと一緒に猿たちの支配から逃れた女性・ノバ(リンダ・ハリソン)が通りかかる。ノバは現地の女性なので言葉が話せなかったが、テイラーの名前を記した認識票を持っていた。ブレントはテイラーの安否を尋ねるが、喋れないノバには説明できず、ブレントはノバと行動をともにする。
ノバはブレントを猿の都市のすぐ近くに連れて行き、猿の社会の現状を見せる。

猿の都市では、軍国主義者の勢力が増しており、前作でテイラーに協力してくれた科学者・ジーラ(キム・ハンター)とコーネリアス(デイヴィッド・ワトソン)、敵対しながらも最終的にはテイラーの脱出を黙認した科学庁長官のゼイウス博士(モーリス・エバンス)などは弱い立場に立たされていた。
軍人のトップである将軍は、聖典の定めにより立ち入りが禁止されてきた禁止地帯で何者かが生活している事実を述べ、生存が可能なのだからと、禁止地帯にまで猿の国土を広げようと提唱していた。

ノバの手引きでブレントはジーラとコーネリアスに会い、猿社会の現状を聞かされ、逃げようとするが、捕えられてしまい・・・?

というような話。

やー、続編も面白かった!
今作では早い段階で前作の主人公・テイラーが行方不明になってしまい、主役は新たに不時着したブレントへ。
猿の社会は軍国主義に傾きつつあり、前作でテイラーに味方してくれたジーラ博士らは弱い立場になっており、相変わらず知性のある人類に居場所はない様子。そのためブレントはノバと共に禁止地帯に逃げ込みますが、そこからかなりの超展開へ。いやあ驚いた。
テイラーがいなくなる経緯からして、禁止地帯には何らかの知的生命体が住んでいることを匂わせてはいるんですが、そう来るとは。

それにしてもノバが言葉を喋れれば色々違った展開になったろうにと思わずにはいられません。ブレントと初対面時に意思疎通できていればなあ。やっぱり言葉は大事ね!

そしてラスト、「ええええええ、こんな終わり!?」と思う結末に驚きました。正直第一作のラストよりずっと驚いたわ。エンドロール見ながらしばらく「ええええ」って言ってたわ。
・・・これあと3作あるんだよね?こっからどうやって続けるつもりなのか。続けられるのか。
舞台が同じ惑星ってだけで全然違う時代とかになったりするんだろうか。

前作に引き続き味方になってくれる猿の女性科学者、ジーラ博士が相変わらず毅然としていてかっこいいです。前作では婚約中だった恋人、コーネリアス博士と晴れて結婚したようです。この夫婦は微笑ましいわ。
見ているとジーラ博士以外で女性の指導者やインテリ層が出てこないので、ジーラ博士は相当先進的な女性なのかもしれませんね。今回出番少なかったけど、相変わらず聡明でいいキャラでした。

黄金バット 第40話

2012-01-25 03:28:35 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日、今年のヒトカラはじめをしました黒猫でございますよ。フリータイムでがっつり歌ったろうと思ってたのに、開店後1時間も経っていなかったのに既にフリータイム枠が埋まっていました。平日の午前中から何なのこのヒトカラ人口。悔しい・・・!
でも久しぶりに歌って楽しかったです。

そんでその帰りにちょっと買い物などしてから家に帰りついて、ふとポケットを探ったら、携帯がない。うぇ?と思って家の固定電話で自分の携帯にかけてみたら、案の定どこかに落としてたらしく、交番に届いていて警察の方が出ました。\(^o^)/
新年早々警察に世話になるあ・た・し☆でも警察に届いていてよかったです。届けて下さったご親切などなたか、ありがとう、そしてありがとう!

・・・皆様もどうか落し物にはお気をつけて!


で、今週のバットさん。
今週は「地球暗黒の日」です。

ナゾー様とマゾ様ってたまにすごい仲よさげにキャッキャウフフしているんですが、今回そんなシーンの前に久しぶりに悪の首領らしいことをなさっておいででした、ナゾー様。容赦ないわー。
でもやはり残念ながらバットさんには勝てないのでした。あ、ネタバレすいません。まあ、ぶっちゃけこのアニメのあらすじは「今回も黄金バットが勝つ」のひとことで足りるんですけど。

今回、舞台になる村の人がヤマトネ博士一行に超速手のひら返しをしたり、マリーちゃんが久しぶりに黒い面を見せたり、安定した中にもキラっと小技が効いてる感じ。
そして今週はダレオいました。よかった、リストラされてなくて。




次回予告によると、来週はインドが舞台だそうなので今から楽しみです。フヒヒ。

デジャヴ!絶対にデジャヴ!!

2012-01-22 04:27:16 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日も寒かったけど頑張ってジムに行ってきた自分をほめてやりたい黒猫でございますよ。しかも今日超頑張っちゃった。太ももの裏痛いわ。
お前は頑張ったよ、もういい・・・! もう・・・ 休めっ・・・!(※頭が残念で暇すぎる黒猫によるひとりごと)


ところでこの一ヶ月ほど、週に2~3本DVDを借りてきて観る生活をしています。このレンタル輪廻、一回始めると抜けにくいんだよね。そもそもの目的が「猿の惑星」シリーズで、一回につきこのシリーズを借りるのは一本にしているので、まだ4作目を借りたところ。もうちょいレンタル生活が続きそうです。

で。

この間一緒に借りてきたんです、他二本。
一本は昨日書いた「エウレカセブン」の映画版。もう一本は、「バタフライ・エフェクト」のつもりでした。

が。

さっきウキウキしながら再生してみたら、「バタフライ・エフェクト3」でした。


・・・・・・。


デジャヴ!絶対にデジャヴ!!(黄金バットのナレーション「強い!絶対に強い」風に)

何これ超身に覚えある!と思い、過去の日記を検索してみて該当記事を発見。

やってた。わたし前にもこれやってた。「バタフライ・エフェクト」を借りたつもりで「バタフライ・エフェクト2」を借りてたわ。
そして今回も無印を借りたつもりで「3」を借りた、と。
どうなってるの、わたしの眼は節穴なの?馬鹿なの?死ぬの?

どうしてこうなったのか・・・。
レンタル屋でちょっとしたコーナーが設けられて「バタフライ・エフェクト」がジャケットが見えるように展示されていたのです。「あーそういやコレ観ようと思ったのに2借りちゃったんだっけ」と思い出しました。ジャケット展示品自体はレンタル中だったんですが、その横に背表紙を向けて挿してあったのは中身があったので、やったー、と思ってそれを取って借りてしまったんです。まさかそれが3とはな・・・。

・・・やっぱりわたしの注意力散漫さが招いた不幸な事故なんでしょうか。
まあ、また2を借りちゃうよりはマシだと思いますが。
「猿の惑星」シリーズは同じのを借りてしまわないように何度も確認してから借りるんだけどなぁ。

で、事実に気づいてぐああああ、ぼくってものはーーーーーーー!!!!と思いましたが、まあまた前作を観てなくても大丈夫な感じだったので全部観ました。

・・・んー・・・( 'A`)

ま、まあ、レビューはまた別枠で。

次回返却時にまた「バタフライ・エフェクト」レンタルを試みてみようと思います。いつか借りられる日が来るってあたし信じてる。(澄んだ瞳で)

・・・( 'ー`)?

2012-01-21 05:17:49 | 映画

皆様ごきげんよう。ついに雪が降りましたね、黒猫でございますよ。たとえじゃなしに布団から出られませんでした。何これ寒い。生命の危機を感じる。そんな感じ。俺はそんな感じ。
生き残るために保温性の高そうなものを手当たり次第着込んでいって、最後にこの間のクリスマスに友達からもらったモコモコした素材のブランケットを羽織ってふと鏡を見てビビりました。
やだ、わたしの外見ヤバすぎ・・・!?なんだこのもっさりしたフォルムは。マタギか。
・・・いいや、構やしねえ、最終的に勝てば(寒さをしのげれば)よかろうなのだァァッ!

というわけで、そんな外見で過ごす一日でした。もうどうでもいい。早く春になりさえすればそれでいい。
春を待ち望んでいる人選手権があればわたしは多分相当いい線まで勝ち上がれるんじゃないかと思います。負ける気がしない。


ところで4月からアニメエウレカセブンの続編が始まるというので、楽しみにしています。アニメの放送が終わってからハマったので、ブームに乗り遅れつつも個人的にはすごく楽しんで観ました。

その後劇場版が公開されたことは知っていたんですが、未見だったので、新アニメが始まる前に観ておこうかなと思い、先日借りてきてみました。

アニメ本編を観てから時間が経っているし、色々細かいこと覚えてるかなあ、とか思いつつ、わくわくしながら再生して観ました。

が。

・・・・・・( 'ー`)?

すいません相当わからなかった。あらすじ書けない程度に。

TVアニメの舞台とは違うパラレルワールドの話だそうで、登場人物の外見と名前は同じなんですが、舞台となる世界の設定から全く違う。
お、おう、そうか・・・と思いながら観ていたんですが、それにしたって内容盛り過ぎで「○○って何?△△は?この人どういう設定?」とか色々もやもやしているうちにダーっと展開してワーっと終わってしまいました。
観終えてからwikiや個人ブログ様で解説を観て、少しは理解度が上がったかと思いますが、何がどうしてああなったのだろう。

決してつまらないわけではなく、むしろ面白かったですが、TVアニメとは全く異なる世界でそれぞれのキャラクターがどういう立ち位置なのか理解しおわる前に終わった感じ。
TVアニメは52話くらいあったから、長い時間をかけてそれぞれのキャラクターやそれにまつわる設定を説明できていましたが、劇場版、100分の尺に色々つめこみすぎだろ・・・。ホランドたちの設定がなんか突飛すぎて、共感できないまま終わりました。
同じ名前で同じキャラクターだけど相関関係がTV版と違う人(血縁関係とか)もいて、ホントややこしい。むしろエウレカセブンじゃない別作品、もしくは世界観が若干共通するんだぜ程度で登場人物を全部別人として発表してくれたほうがまだ混乱がなかった気がします。わたしの理解力が足りないだけなのかもしれませんが。

これファンの間でも結構意見割れたんじゃないかなあ、と思いましたが、amazonのレビューを見てみたらまさにその通りでした。ですよねー。

感想としてはっきり言えることは、ニルヴァーシュが超可愛かった、エウレカとレントンも可愛かった、くらいかなあ。
TVアニメ視聴を終えてすぐ観たらもっと理解できたのかもしれません。
ちなみに今GyaoでTVアニメ版を視聴できるようです。


4月からのアニメどんなんなっちゃうんだろ。主人公とヒロイン?の名前からしてなんだか。フカイ・アオとアラタ・ナルて。
ウスイ・アカとかセカイノ・ハジマリとか出てきたらどうしよう。ナニソレ・コワイ。



『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

2012-01-20 02:00:08 | 映画

皆様ごきげんよう。今日ついに駅前で目出し帽姿の男性を目撃した黒猫でございますよ。(※目出し帽=銀行強盗的なアレ)
ついに彩の国でも解禁か・・・!寒いからわたしも被っていいよね!?持ってないけど!
と思いながらよくよく見たら、目出し帽子ではなく、黒いニット帽を被り、黒いネックウォーマーを鼻先まで引き上げているだけでした。しかも怪しいものじゃないですとでもいう風にネックウォーマーをずらされた(笑)。ああイヤ、そういう意味でガン見したんじゃないんですよ・・・。真似しようかなあ。

で。今日はDVDの感想。

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

第一作を観ていて、しかも第二作のエンディングテーマを大好きなBUMP OF CHICKENが担当した(※「花の名」)というのに、何故か劇場で観なかった作品。何故だろう何故かしら。
もうすぐ3作目が公開され、しかもそのテーマ曲もまたバンプが担当するってんで、今度は絶対劇場に観に行こうと思っているので、その前に観ることにしました。

明日TVで放映されるなんて知らずに先週レンタルしちゃったよ。悔しいから放映前にレビューしたるわ。(※ネタバレなしです)

前作の純粋な続編。


昭和34年。
芥川賞候補になったことのある売れない小説家・茶川(吉岡秀隆)は、相変わらず全くの他人の子、淳之介(須賀健太)と暮らしていたが、世事に疎くぼんやり生きている茶川に自分の子を預けたままでいるのをよしとしない川渕(小日向文世)から再び淳之介を手放すよう持ちかけられる。茶川は、いつか想い人・ヒロミ(小雪)を迎えて三人で暮らすためにも、淳之介を扶養できる能力があることを示すためにもと、もう一度真剣に芥川賞を狙って小説を書き始める。
一方、茶川の向かいに店を構える鈴木オートでは、家庭の事情により遠縁の子、美加(小池彩夢)が預けられることに。裕福な家で育った美加は、下町の雰囲気にも、同い年のはとこ、一平(小清水一輝)の遠慮のなさにも馴染めず・・・?

というような話。

第一作が2005年ということで、相当久しぶりでいきなり続編を観て思い出せるかな、と思ったんですが全然平気でした。何というか、最初から最後まですごい安定感がある。ストーリーに派手さはなく、予想外の展開もありませんが、そこがいい。安心して観られます。

登場人物が基本的にみんないい人。淳之介の実父だけが若干悪い役どころですが、悪人というわけではなく、現実的なだけで、全くもののわからない人ではない。
もう一人、ヒロミが働くストリップ小屋?のお姐さん、梅子(手塚里美)も、いつか茶川と一緒に暮らせると夢見るヒロミに現実を見ろ的なことを言ったりしますが、悪意があるわけではなく、後半に憎い心遣いをしてみせます。
それにしてももたいまさこさん(タバコ屋のおばちゃん役)の存在感よ・・・この人すごいよね。なんでこんなに存在感あるんだろう。

あらすじは短くしてしまいましたが、かなりのエピソードが山盛りになっており、実はもっと色々あります。観る前に146分というので超長いかも、と思っていたけどそんなことはありませんでした。もともと原作漫画が短編連作らしいので、エピソードを盛り込みやすいんだろうなあ。

中心人物がみんなお人よしなので、なんかハラハラしますが、失敗してもくじけても助け合って生きていく感じ、いいですね。
こんな時代もあったのかなあ。
ちょっとひと騒動あると近所の人がみんな集まってきちゃってギャラリーになるあたりとか、ちょっとインド映画みたいだなと思いました(笑)。ご近所との距離が近かったんだろうなあ。

作中の舞台が夏だったんですが、夏場はともかく、冬場にあの家の作りで東京の人は大丈夫だったの?冬越せたの?(真顔)今より暖かかったの?

ラストで流れる「花の名」、多分3桁に乗るくらい聴いてますし歌えますが(笑)、映画の最後に流れるとまた感じが違いますね。どっちにしてもとても素敵な曲。昨日出た新曲が次作の主題歌です。いい曲です。楽しみ!練習しとこう!(なんで)

あと、最新作は3D対応版もあるらしいんですが、どう違うの。実はわたしまだ一度も3D映画って観たことがないので、この機会に3D観とこうかなあ。東京タワーがせり出してくるんでしょうか。何それ怖い。


黄金バット 第39話

2012-01-19 03:06:34 | 雑記

皆様ごきげんよう。昨日ニコ動でバットさんを観ていたら、半ばで固まって止まってしまい、イライラしながら視聴を諦めた黒猫でございますよ。

そんで今日再チャレンジしました。
今回は「骸骨の水先案内」。




今週もまあツッコミどころしかなかったわけですが、まあそれはいつものことなので全部は指摘しません。
一番つっこみたいのは、骸骨に水先案内させることなかったんじゃねということ。・・・アレを悪役側(マゾ様とか)がやったならまだしも、そうじゃないみたいだし。普通に矢印でも彫っときゃよかったんじゃ・・・。ご遺族が知ったら悲しむぞきっと。

それにしても地球上には結構恐竜が生き残ってるんだなあ。ま、バットさんが順調に殲滅しちゃってますけれども。
あと、ダレオは隔週になったの?今週いなかった(´・ω・`)
目鼻耳がまた出てきたので、この人たちと交代で出るんだろうか。

『不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生』

2012-01-17 02:04:49 | 

皆様ごきげんよう。本格的に昼夜逆転感の出てきた黒猫でございますよ。マジやべえ。でも2:45からナイトライダー観るからまだまだ寝られないけどな。(真顔)

それはさておき、今日は本の感想。

『不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生』(レベッカ・スクルート著、中島章子訳、講談社)

世界で初めて不死化された人類の細胞、HeLa(ヒーラ)。その名で全世界の医療研究施設で利用されている細胞の主は、1951年に子宮頸がんで亡くなったヘンリエッタ・ラックスという黒人女性だった。
ヘンリエッタは自分の細胞が研究目的で採取されたことを知らないまま亡くなり、家族もまたそれを知らなかった。しかしヒーラ細胞を利用して様々な研究成果があがるようになった頃、家族の元にマスコミが押し掛けるようになり・・・?

というような話。
科学ジャンルのルポルタージュです。


筆者が取材を始めた頃には既にヘンリエッタの遺族はマスコミに対する強い警戒心を持っていて、家族の理解を得て取材を進める困難さの記述が内容の半ばを占めていたように思います。読んでるだけで大変そう。
筆者が学生の頃から取材に取り組んでようやく結実した最初の本ということで、医学的知識がなくても丁寧に解説してあるので理解できます。

昔のことで、細胞採取およびその後の利用に関して本人にも家族にも同意を得る必要が法的になかったとはいえ、ここまで医学界に貢献しているのに遺族には1セントの金銭も入らないというのはやはり気の毒。

筆者はものすごく丁寧に取材して、ヘンリエッタの人生をなぞるばかりか、その祖先や子孫の人生をも描き出します。すごい根気。
ヘンリエッタの生きていた時代はまあ半世紀以上前ではあるんですが、大昔というほどでもないのに、その頃は黒人は歴然と差別されていたんだなあと思わせる描写がしばしば。
筆者は白人で、ヘンリエッタの血族は黒人。それだけで遺族の警戒心が増して取材の難易度が高くなり、本当に大変な思いをして世に出した本なのだと思います。

筆者はヘンリエッタの血族、特に次女のデボラに重きを置いて取材していますが、デボラを始め、ラックス家の人々はブルーカラーで、あまり学がないので、ヒーラ細胞について本当に理解できたのは、筆者とかなり親密になり、筆者に丁寧に説明を受けてからのようです。もっと早く誰かが説明してあげるべきだったのに。

考えてみれば個人情報保護が叫ばれ出したのは割と最近のことではあるんですが、それにしたって色々ひどいよなあ。

筆者は本の売上の一部をヘンリエッタの子孫の教育基金に充てるとのこと。
一人でも多くのヘンリエッタの血族が、望んだだけ教育を受けられるよう祈ります。

個人的には年末年始に読んだ本で一番面白かったです。おすすめ。