皆様ごきげんよう。今日はいつもに増して挙動不信だった黒猫でございます。
何故って、明日(もう今日だけど)はXデーだから。
待ちに待った漫画の発売日なの。『鉄錆廃園』。(著者:華不魅、新書館)
来る日も来る日も続きが出るのを待って待って待ちわびて、もしかしたらもう続きは出ないんじゃないかとか思った時がわたしにもありました。
でも出るの。明日ついに出るんだよ・・・!夢じゃあないんだよ・・・!
どうしよう、もう今から楽しみでどうにもならない。
双子の姉・リィスを連れ去られ、己の村を焼かれ、ただひとり生き残った少年・ハザは、村を焼いた魔物の一団を追うため、禁を破り村を出て、情報を集めていた。とある街で、ハザはひょんなことから森の精・アルセイデスとその連れらしい魔法使いのジェルソミーナに出会う。
国や権力者に仕えない「外れ」の魔法使いであるジェルソミーナは、ハザの事情にもあまり興味を示さない。しかしその晩、街が魔物に襲撃される。ふたりはそれぞれの力を使い魔物を撃退するが、魔物との会話がジェルソミーナの関心を惹く。
ハザはリィスを取り戻すため、ジェルソミーナも何らかの思惑を抱え、彼ら(とアルセイデス)は行動をともにするようになるが・・・?
というようなお話。
・・・ああっ、全然あらすじになってない・・・!
読んで下さいとりあえず。何度も。(ここ重要)最初、固有名詞がいちいち部族名なのか個人名なのか国名なのかわかりづらいですが、何度か読めばわかります(笑)。一読では色々わからないのもまた魅力です。
ジャンルとしてはファンタジーなのかな。でも滅んでしまった古代文明がハザたちの時代よりも遥かに進んだテクノロジーを持っているなど、SF要素もかなり入っています。そこがまたワクワクするわけですが。
現在6巻まで刊行されているんですが、作者様が体調を崩されたのと、掲載誌がなくなったのとで先の見込みがあるのかどうなのかわからない状態が続いていました。
ストーリーは既にクライマックスまで描かれていて、あとはエピローグ、というところまでは掲載されたようで(※単行本には未収録)、とにかくもうちょっとで終わる、ということろだったので、じれじれ感もひとしおでした。
しかし作者様が体調を見つつ続きを描いて下さり、完結まで収めた愛蔵版を出しましょうという運びになったのです。
明日1・2巻が出て、来月3・4巻が出るようです。
もうね、ホント、一番好きな漫画家さんです。本当に嬉しい。ありがとう華不魅さん。待っててよかった。でも無理なさらないで下さい。
今日の読売新聞の夕刊には結構大きめな広告が載っていて、ヒャッハー、テンションMAX!という感じでした。
2chのスレも盛り上がって参りました。新スレ移行の日も近いかも?
とにかくみんなも読むといいよ!もうわたし的には色々ツボすぎてクリティカルヒットです。おっさんはあんまり出てこないけど(笑)。
今回の版元の新書館のサイトの「新刊試し読み」というところで少し立ち読みできます。
これから全部一通り読んで復習してから寝ようと思います。
そして明日は誰よりも早く会社を出て本屋に駆け込むと思います(笑)。