満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ニュー・ワールド』

2006-04-30 02:49:41 | 映画


皆様ごきげんよう。またも昼過ぎに起きてだらだらくねくねした挙句、7時過ぎにジムに行ったら「今日は祝日なので7時半までなんですが・・・」と言われ、しおしおと退散して参りました黒猫でございますよ。え?泣いてませんよ?

ところで今週の映画3本目は『ニュー・ワールド』です。

1607年。王命によりイギリスから新大陸にやってきた一行がいた。彼らは北アメリカのヴァージニアにたどり着き、そこに上陸する。上陸してすぐに、そこには既に先住民がいることがわかったが、別の場所を探すには乗組員の体力も食料も保ちそうになかったため、一行はそこを新天地と定める。
船長(クリストファー・ブラマー)は航行中に反逆を犯し拘束されていたジョン・スミス大尉(コリン・ファレル)を解放し、自分が食料を調達するために帰国している間のリーダーに任命する。スミスは周辺部族との接触を図るために、偶然捕らえた原住民を道案内に川を遡行するが、途中で仲間とはぐれて捕らえられてしまう。この地の原住民を統べる王、ポウハタンの前に引き出され、殺されかけたスミスだったが、ポウハタン王の末娘、ポカホンタス(クオリアンカ・キルヒャー)の取り成しにより命を救われる。
とりあえず客分として滞在を許されたスミスとポカホンタスは惹かれあうようになるが、ポウハタン王はそれを許す気はなかった。春になったらイギリスに戻るという条件つきでやがてスミスは解放され、目隠しをされ仲間のもとに戻される。しかしイギリス人たちは春が来ても出て行かず、それどころかイギリスからさらに植民者を乗せた船が到着する。インディアンたちは怒り、イギリス人砦に戦を仕掛ける。どちらかが全滅するまで続くかと思われた戦いの最中、ポカホンタスは王から追放を言い渡され、人質としてイギリス人砦に入る。追放されたとはいえ王の娘のいる所を攻撃することはできず、戦は終息する。
すべてを捨ててスミスのもとにやってきたポカホンタスだったが、スミスは「僕は君にふさわしくない」とやんわりと彼女を拒み、やがて王命によりインド航路を探す旅に出て行く。
数ヵ月後、ポカホンタスのもとに「スミスが死んだ」という知らせが入り、ポカホンタスは絶望し、抜け殻のようになってしまう。そんな彼女に入植者のひとりジョン・ロルフ(クリスチャン・ベール)は同情し、やがて愛するようになる。ジョン・ロルフの求婚を受け、穏やかに暮らし始めたポカホンタス。しかしそんな彼女のもとに、ジョン・スミスは生きているらしい、という噂が届き・・・?

というようなお話。

無作法を承知でいきなりネタバレしますと、話的にはインド映画で言うと『ミモラ』です(どれだけの人に対してネタバレになったんだか)。わかっちゃった方ごめんなさい(笑)。

なんか今回あらすじがえらく長くなってしまいましたが、だって長い話だったんだもん(開き直りか)。すいません・・・・精進します。

観に行く前に雑誌等で見た情報だと、「ジョン・スミスとポカホンタスの悲恋を描く」とかいう感じだったのに、観たら違いました。わたしは少なくとも悲恋じゃないと思うと、声を大にして言いたい。ジョン・スミス最悪だよ。ポカホンタスもそんな男やめちまいなー!という感じです(笑)。

わたしはディズニーの『ポカホンタス』も観ていないし、アメリカでは有名らしいこの話についてよく知らないんですが、プロモーション側はそういう人を騙そうと思って宣伝したのでしょうか?どう考えてもそういう感じを受けるのですが。どうなんでしょう。観た方いらっしゃいましたらご意見下さい。

まあ、個人的にジョン・スミス役のコリン・ファレルよりジョン・ロルフ役のクリスチャン・ベールのほうがずっと好きという私情も入っているのかもしれませんが。まあ、出番はコリン・ファレルよりずっと少ないんですが、紳士ぶりといいボタンのたくさんついた衣装の着こなしといい(笑)、素敵でした。あとね、ニューポート船長役のクリストファー・ブラマーも渋かった!船長ってなんでこんなに素敵な人が多いんでしょう(笑)。

映像のうつくしさ、ポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャーの可憐さ、クリスチャン・ベールのナイス紳士ぶりを観たければおすすめ、といったところです。

『陽気なギャングが地球を回す』

2006-04-29 16:29:51 | 映画

皆様ごきげんよう、黒猫でございます。

書く書くと言いながらためておりました映画レビューその2、『陽気なギャングは地球を回す』です。
これは映画を観るのに先立って直前に原作となりました小説を読んでみたので、それと対比できて面白かったです。

『陽気なギャングが地球を回す』

人が嘘をついているかどうか必ず見破れる男、成瀬(大沢たかお)、演説の達人にしてロマンを追い求める男、響野(佐藤浩市)、スリの達人久遠(松田翔太)、正確無比な体内時計を持つ女、雪子(鈴木京香)。
彼らが偶然居合わせた銀行で、突然爆弾が仕掛けられる騒ぎが持ち上がる。「あと3分で爆発するぞ!」他の客や行員が逃げまとう中、最後まで騒ぎを煽るようにわめいていた行員の嘘を成瀬が見破り、逃げ出した行員を雪子の運転する車で冷静に追い詰めた4人。犯人はこの行員だった。4人はそれぞれこの犯行の欠点を列挙し、お互いに思う。「俺たちならもっとうまくやれる」と。
そして4人はチームを組み、銀行強盗を始める。緻密な計画のもと、それぞれの特殊能力を活用して行われる犯罪は常にうまくいった。彼らは独自の美学のもとに今日も銀行を襲い、計画通り雪子の運転で逃走を図るが、突然目の前に飛び出してきた車にぶつかり衝突してしまう。車から出てきたのはなんと覆面をした一団で、成瀬一行は奪ってきた現金の入ったバッグを強奪されてしまう。
偶然にしてもこんなことありえるか?計画が漏れていたのか?との一行の疑問の中、雪子が裏切りを告白し・・・?

というような話。

銀行強盗をする人たちの話なのですが、みんなとりたてて金に困っているわけでもないせいか、血なまぐささもドロドロ感もまったくなく(笑)、むしろ風変わりで肝の据わった4人のメンバーのかけあいがとても面白い話でした。
一行のリーダー格成瀬は普段は真面目な公務員、雪子は自動車教習所の教官、響野は喫茶店経営、久遠は大学生。そんな人たちがギャングとして暴れまわる姿はいっそすがすがしいくらいでした(笑)。まあ、基本設定からしてありえない話ですが、そのありえない感を楽しむ話ではないかと。
ただ、時系列が入り乱れてちょっとややこしいかも?
みんな派手派手でお洒落なのですが、特に鈴木京香のスタイルのよさにほれぼれ(どこ見てんの)。何を着てもかっこよかったです。実は一児の母の役なんですが、こんなかっこいいママなら子どもも嬉しかろう(笑)。あと響野の経営する喫茶店「ロマン」が、その看板からして良すぎた(笑)。一見さんは非常に入りづらそうですが。

原作とは結構違う点も多かったですが、それはそれでよかったです。
原作も映画も、モヤモヤ悩んで生きてないで気楽に楽しく生きようぜとでもいうような、どこか能天気なノリが共通していたせいかな。成瀬と雪子はともかく、響野と久遠は本当にそれしか考えてない気がします(笑)。このふたりの掛け合いは絶妙で、思わず笑ってしまいますよ。

最後に観ようと思っている方にひとこと。
エンドロールまで全部見たほうがいいですよ。

『美しき野獣』

2006-04-28 00:58:29 | 映画

映画の感想です。

『美しき野獣』

熱血で強引な捜査で有名な刑事、チャン(クォン・サンウ)は、刑務所に入れられていた腹違いの弟ドンジク(イ・ジュンムン)の出所を迎えに行く。二人の母はドンジクの留守中に病に倒れ、治療費が必要だった。ドンジクは手っ取り早く治療費を稼ごうと何かしたらしいが、うまくいかなかったらしい。チャンはやさぐれるドンジクを宥めるが、少し離れた隙に何者かに刺されてドンジクは殺されてしまう。もともと刑務所に入れられたのも、ヤクザの下っ端をやっていたからだった。チャンはドンジクを殺した犯人、ひいては元凶であるに違いないドガン組を必ず潰すことを誓う。
一方、ドガン組壊滅を狙い地道に見張り捜査を続けていたエリート検事のオ(ユ・ジテ)は、チャンの乱入により捜査を邪魔される。初めは憤慨していたオだったが、己の失職も恐れず、執念とも呼べるほどの執拗さでドガン組検挙を目指すチャンを、自分に必要なパートナーと見なすようになる。チャンとオは互いに協力し、ドガン組の組長ユ・カンジン(ソン・ビョンホ)にひたすら揺さぶりをかけるが・・・?

というようなお話。
主人公チャンから見ればひたすらの復讐譚です。この役を演じたクォン・サンウは日本でも非常に人気のある韓流スターですが、そういう方が「クォン様~v」とか思って観に行ったなら思いっきり引きそうなバイオレンスぶりでした(※このせいかR-15指定でした)。殴る、蹴る、撃つ、もう何でもアリです。タイトルに野獣という単語が入っていますが、これは彼を指しているんでしょうねー。ホントに己の危険なんか全く省みない破れかぶれの戦いぶりで、まさに野獣といった感じでした。これがアクション映画だったら主人公は攻めつつガードもするわけですが、この人ガードまるでナシ(笑)。流石にそれは死ぬんじゃないのと思った回数はインド映画ばりでした(笑)。

しかも後半になるにつれ「え?ええ?えぇぇぇ!?」と思わずホントに口走ってしまうような展開。特にラストは「いいのそれで??アリなのそれ??」と激しくツッコミたくなる終わり方でした。
香港の刑事モノみたいなノリに近いんじゃないかと思いました。最終的には目的が別なことになってる。でも気にしない。みたいな。
なんともまあ、やるせないラストでしたが、わたしはわりと楽しめました。現実的ではなくツッコミだしたらキリがない感じでしたので、ありえないような展開が苦手な方には無理かもしれませんが。

ところで悪玉のラスボスを演じたソン・ビョンホがかっこよかったよ・・・!笑顔で悪辣なことをするその表情にゾクゾクしました。
マイフェイバリットオヤジリストに追加です(嫌なリストだな)。

いやはや焦った。

2006-04-28 00:24:05 | 雑記

サーーーーー!(あいさつ)黒猫でございます。
昨日世界卓球を見ていた影響ですよ>あいさつ
愛ちゃんがんばりましたね!おめでとう!サーーーーー!(なんか使い方違うんじゃね?)

今日も映画を観て参りました。

今日の映画は『ニュー・ワールド』。『ザ・ワールド』じゃないよ?(それDIO様のスタンド名)
しかしこの間の『美しき野獣』といい、平日夜の映画館ってこんなにもすいてるものなんでしょうか?日頃試写会のほうが多いので、なんかガラガラすいてるのにビビってしまいます。大体10人程度でしたよ・・・。『ナルニア』もかなりすいてたしなあ。
高校生は3人以上で映画を観に行ったらいいのに(高校生友情プライスキャンペーン:3人以上でひとり1000円。6月末まで)。
あと男女でふたり合わせて60歳以上だったら1000円ってのもありますよね。大将が同行してくれれば一発でオッケーなんですが。それどころか二人合わせたら軽く2倍超だよそれ(笑)。

それはさておき、今日の映画は「なんか思ってたのとちがうっつーか何て言うか微妙」というような感想を複数ネット上で見かけたのですが、うん、確かに☆という感じでした(笑)。

一体何が良かったのか知りませんが、FLASH PLAYERがちゃんと動作するようになったので、順番にレビューしていきたいと思います。でも今日は1個が限界かなあ。明日も舞台を観に行くので夜更かしはできないんです。この時点で日付が変わってることには言及しない方向で。

そう、その舞台なんですが、チケットとオペラグラスを用意しておこうっと♪と思ったら、チケットが見当たらなくてかなり焦りました・・・!ギャース!確かにここに置いたのに!という所を2回探したらありましたが。何このRPGの隠しレアアイテムみたいな埋もれた収納場所。
反省しきりです・・・お部屋は綺麗に!GWの暇な日はお掃除を頑張ろうと思います。誰にも見せられない、この部屋。

・・・では気分を入れ換えて、別枠でまずは『美しき野獣』のレビューをします。


以下私信になります。

・4/27にひとこと下さった方
「恋せよ乙女」にひとことありがとうございます!メルはあの路線でOKということでしょうか?(笑)でも、色々画策はするもののあんまり報われなさそうなタイプですよね。わたしの中ではバーツはフッチに次ぐ「いい人なんだけどねえ(色恋沙汰には向かないタイプだよねえ)ベスト3」です(笑)。 

flash playerが動作しないよ。

2006-04-27 00:51:01 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日は今週初めてジムに行き、エアロビクスに参加しながらやべえこれアキレス腱切れるかもと思った黒猫でございますよ。ギリギリに行ったので、ストレッチを十分にやる時間が取れなかったんです。怖い怖い。ビハインドという、いかにもエアロビ的な動きをした時は「もう無理ごめん謝るから許して」という心境になりました。


今日の新PCセットアップ状況ですが、メールの設定を終了し、何か初日から隙あらば立ち上がってくるウイルススキャンのポップアップがうるさいので、登録と更新をしましたよ。
そのせいなのかどうなのか知りませんが、flashplayerがちっとも動作してくれません。何事。おかげ様で映画の公式サイトに行っても、一歩足を踏み入れた瞬間まっくろくろすけなんですが。どうすりゃいいの。絶対McAfeeが一枚噛んでる気がしてならないのですが。どうりゃいいの。おしえてドラえもん。


執拗に原因を突き詰めたいところですが、わたくし今週超ハードスケジュール(当社比)でして、今日こそかろうじてジムに行けたものの、明日も映画、明後日は観劇という予定になっております。何でしょう、この残された日々を精一杯謳歌するみたいな状況は。我ながら何をそんなに必死になって生きているのか、わけがわかりません。
近いうちに『美しき野獣』と『陽気なギャングが地球を回す』のレビューをやりたいと思います。ホントは今日やりたいんですが、公式サイト参照しないと登場人物の名前とかわかんないのよ・・・。ごめんなさいごめんなさい。わたしが悪いんじゃないよ、flash playerが悪いんだよ(責任転嫁したよこの人)。

☆自分メモ☆
渡鬼を録画予約していくこと。(太字かよ)

ねむい

2006-04-26 00:33:59 | 雑記

皆様ごきげんよう。まだ新PCがうまく扱えずばたばたしています黒猫でございますよ。

映画のレビューをやりたいのですが、ブックマークは移したもののフラッシュプレイヤーがまだだったり、いろんなソフトが「今すぐ登録する」とポップアップで訴えてきたりと、なんだかまだかなり不便です。メールの設定も何故か一箇所引っかかっていてまだ済んでいないし。そしてキーボードは打ち間違えるし。ううーん。あっ、単語登録も一からしなきゃけないのか。すなわち「たいしょう」は一発で「大将」と出るように(それ登録か?)。
あとホームページ作成ソフトとかもどうにかしないと更新が。新しいPCは頭はいいけど何も知らないイノセントガール(女なのか)なので、一から教育してあげなければいけないのが大変ですね。紫の上だと思って育てることにしましょう(キモいからやめとけ)。

実はプリンターも新しくしたのでそれも繋げないといけないのですが、梱包を解いてもいません。今度のはスキャナーとコピー兼用ですよ。マーヴェリック。写真の印刷スピードが速いといいのですが。今使用しているものはかなり高齢の老人がのらりくらりと過去の出来事に思いを馳せつつ、そのかたわらで思い出したかのように仕事(=印刷)している、といった風情なのです。本当に遅い(笑)。

でももう正直今日は眠いです・・・。
今週はまだ二日しか経っていないなんて・・・そんな馬鹿な。

とりあえず今日は寒すぎます。今って春だよね?なんか納得いきません・・・今日もお布団をしっかり被って寝ることにします。
それでは皆様もよい夢を。

ヒトリデデキター!!

2006-04-25 01:17:24 | 雑記

皆様ごきげんよう。
無線LANの設定、今日もあまり期待せずにちょいとやってみたらできてしまいまいた、黒猫でございますよ。ヒトリデデキター!(ジーコかよ)

というわけで、今日は新PCから初カキコですごきげんよう。
これはわたしにしては非常に画期的な出来事であります。グッジョブ自分と、声を大にして言いたい。いえ実はもう言ってみた(笑)。だってホラ、誰も言ってくれないもの。
やあ、頑張ったなあ。もしかして天才じゃあるまいか。ドクター中松の再来じゃないだろうか(※ご健在です)。

とりあえず、ブックマークをインポートしただけでまだろくな設定はしていません。が、いやあ、PC環境によって色味って全然違うんですねー。わたしの旧PCは繊細なグラデーションをまるで無視していたようです(笑)。なんかいつもお邪魔するサイト様がいつもに増してうつくしいこと・・・!びっくりしました。もしや自分のとこも・・・?と思いましたが、単純な色は変わらないのね(笑)。でも新しくお借りしてきたたんぽぽの壁紙はより綺麗に見えます♪
これから少しずつこのPCに慣れていこうと思いますが、ノートとデスクトップだとまずキーボードの配置が違うので、やたらタッチミスが多いです。うう、今チャットしたら多分かなりたどたどしい日本語になると思います(笑)。



ところで話は変わりますが、今日、急遽『美しき野獣』を観て参りました。クォン・サンウ主演の韓国映画です。
実は母の知り合いから東急グループの株主招待券を頂きまして、それが4月いっぱいしか有効でないので、そろそろ行かなきゃということで。
ですがこれ、当然東急グループの、しかもその券に記載されている特定の映画館でしか使えません。しかもよく見たら土日はご遠慮下さいって書いてあるんだもの・・・!
それでこの券が使える映画館で今やっている映画で、かつわたしがまだ観ていないものを調べたら、これしかなかったんです(笑)。
そんなわけで行ったのであまり期待していなかったのですが、おやまあどうして面白かったですよ!いろんな意味で。
あと初めて行ったシネマスクエアとうきゅう(新宿)が、思いのほかいい映画館でした。座席がふかふか~。

いつもどおりにレビューをしたいのですが、今日はこのささやかな高揚感とともに寝ておこうと思います。明日も試写会なので。レビューは後日まとめてやる予定です。

更新しました(キリゴロ)。

2006-04-24 01:43:28 | サイト関係

皆様ごきげんよう。今日も今日とて昼頃起きた黒猫でございますよ。でも今日は目的地にちゃんと出かけてまいりました!グッジョブ、自分!(虚しいから自分で言うな)

ところで、SS更新いたしました。
5554HITゴロリクで『恋せよ乙女』。「特攻かけて玉砕する若年女子もの」というリクエストでしたので、主役はメル&ブランキーです。なんか生ぬるい「ラブ」のつかないコメディという雰囲気で終わってしまいましたが・・・よ、よろしかったでしょうか匿名様。お待たせした上にこんな出来で申しわけありません。
メルが面食いだという事実は半ば公式っぽい気がします。バーツ→パーシヴァルという流れも不自然ではないかなぁ、と。ちなみに今回、バーツの称号「青空男爵」を何気なく書いて、でも自分では見た覚えがなかったのでネットで調べたのですが、壁新聞の記事にもなっていたんですねー。見覚え全くありません(笑)。なんかわたしの壁新聞、あんまり記事が更新されなかった気が・・・。何故かしら。

SS更新ついでにトップも模様替えしました。わたしの住んでいる彩の国ではもう桜は散ってしまったので・・・。次は菜の花かたんぽぽがいいな、と思い、たんぽぽの壁紙をお借りしてきました~。テーブルの黄色が少しきついでしょうか?見た瞬間、若干鬱陶しいくらいに明るいほうが春らしいかなとか思いまして(笑)。それにしても何だか今ひとつ暖かくなりませんねぇ・・・何なの。誰の陰謀?FBI?(なんで)


ところで今日はお出かけついでに無線LAN用アクセスポイントを買ってきました。設定にチャレンジしました。できませんでした。・・・ま、まあ、そうすんなりできるとは思っちゃいないさ。連休までにはどうにかできたら、くらいの感じです(目標遠いな)。てなわけでまだまだ頑張って、Meちゃん。
明日の通勤のお供も『無線LANのつなぎ方』になりそうですよ・・・。

あと一週間したらもうGWなんですねー。は、早ッ・・・!ヤベッ!なんかわたしすごく呑気に構えていました。ヤバいヤバい、色々ヤバい!あわわわ。

いつだって予定は未定。

2006-04-23 03:12:59 | 雑記

皆様ごきげんよう。
今日は午前中から某所に出かけるつもりでいたのに、起きたら昼だった黒猫でございますよ。・・・ええ、いつだって予定は未定。それが俺流(意味わからん)。寝たのが夜明け、というのが敗因かと。あのさ、あのさ、ここだけの話、なんか一日短くね?特に夜。誰の陰謀?

仕方がないのでブログに本の感想を書いたりジャンプを買いに行ったりジムに行ったりしてから、夜は友達の家にお邪魔してきました。韓国に旅行してきたとかで、お土産を頂いたのです。コチュジャンとかそういうベタなものの他に、何故かクォン・サンウのポストカードを貰いました。親しい間柄なので正直に「いらない」と言ったのですが、強引に包まれました。(わたしが別にファンじゃないということは承知の上です)どうせならラジニかトニーのポストカード頂戴よ(無茶言うな)。
ここで夕食もお酒もご馳走になり、未だにお腹が苦しいです。ここに行く前にジムで消費した520キロカロリーは確実に宇宙(そら)へと消えた感が否めません。あーあ。


この友達の家にお邪魔する前に、手土産を買うついでに幻水3漫画の最終巻を買ってきました!最終巻の表紙はレックナート様か・・・!ある意味盲点でした。でもこの人、ある意味では一番真なる紋章に近い人ですからね。正しいっちゃ正しいかも。
事前に作者の志水アキさんの公式サイトに行ったので、ポスターがつくのは知っていたのですが、ホントすごい!108星プラスαを描くのは大変だったでしょうね~!よく頑張った感動した!と小泉首相も言うに違いありません(そうだろうか)。
内容に関してはまだ未読の方も多いと思うのでしばらく言及しませんが、なんか色々じんと来ましたよ。とにかく志水アキさんお疲れ様でした!
今、志水アキさんのサイトでは幻水11巻に関するアンケートをやっているようですので、読んだ方は是非。


あ、ジャンプ、デスノートがアチャーな展開ですよ。これから映画化って時にこの展開でいいのかな、とか余計な勘繰りをしてしまいます。
今新連載の開始時期で3週連続で新しい連載が始まっているのですが、そのうち2個がジャンル的に被る感じなのがどうにも気になります。ラブコメ路線を強く押していくつもりなのか。

ところで新PCの設定をまだ全然していません。電源も入れていません。何してんの自分・・・。あ、明日の夜・・・多分。明日アクセスポイント買ってきます・・・多分。
でも予定は未定。それが俺流。(もうお前帰れ)

『僕たちの終末』

2006-04-22 15:31:11 | 

小説の感想です。

『僕たちの終末』(機本伸司著、角川春樹事務所)

2050年。太陽が極大期に入り、太陽フレアが地球を襲うようになる。すぐに終末を迎えるわけではないが、この状態がもっと進めば地球は滅亡するしかない。半信半疑な人やシェルターの製作・受注にかかる人がいる中、ある日、妙なサイトが立ち上がる。
「宇宙船を作りませんか?」
このまま地球にいたところで太陽の活動次第で人類は滅亡していまう。だったら恒星間航行可能な宇宙船を作って、別天地を求めようではありませんか。
この絵空事とも取れる企画に、瀬河那由の父親恒夫は興味を示す。現実的な那由がスタッフ募集に応募してサイト管理人がどんな人物か見極めようとしたところ、現れたのは天文学者の神崎正だった。正は志はあるが実現力はまるでなく、見切り発車でホームページを立ち上げたようだった。正、那由、そして人材派遣会社経営の恒夫。彼らの力で宇宙船はできるのか?

というような話。

独特なとぼけた感じの味があって面白かったです。

宇宙船を作ろうとするにあたり、資金集めから材料調達、受注業者や乗組員などなど、現実的な苦労を重ねながら折衝していく描写が八割がたを占めていた、かな。
色々つっこみどころはありましたが、恒星間航行船って、仮に理論上できるとしても、しがらみがたくさんあるんですね・・・。しかもお金がかかる。当たり前ですが、具体的な数字として考えたことなどないですから(笑)。本当に軽く一国家を養う以上のお金がかかるんですね。月や火星に行くのとは訳が違います。

宇宙モノのSFというと、恒星間航行船は大前提で、舞台を宇宙に移してはいるものの本質的には戦記ものだったり、異星人との交流やら攻防やらだったりするもののほうが多いですが、これはもうちょっと現実に近い話。夢だけじゃあ飛べないんだよ、という、ちょっと悲しい現実ではありますが、お金を出して組合員になれば、ごく低確率ではあるけれど宇宙船に乗れるというあたり、なんかあってもおかしくないような気がしました。
まあ、実際太陽系を出られるような船をつくるには、地球がもっと文明的に成熟しないと無理なようですね・・・。

ちなみにメインキャラの神埼正のヘタレぶりがすごかったです(笑)。理系でちょっとオタク気味。いい年なのにやたら小心者。そのキャラクター設定はよかったですが、大会社の御曹司で、実家を嫌って飛び出しているという、「美味しんぼ」の海原雄山と山岡さんみたいな設定が今ひとつ活かしきれていなかったのが気になりました。消化しきれなかったのかな。
もうひとりのメインキャラ、那由が高校を中退した理由である「友達にひどい裏切りをされた」という設定も、詳細不明のまま終わったし。
もうちょっとキャラクター描写を掘り下げるか、徹底して省くかのどちらかにしたほうがよかったかもしれません。
でも面白かったです(どっちだよ)。