皆様ごきげんよう。藤原紀香と陣内智則が披露宴をしていた頃、あるいは郷ひろみがお嫁サンバを歌っていた頃、ジムで踊っていた黒猫でございますよ。イエア!エアロビクス最高!と、自分に言い聞かせながら。
そんな自己暗示が効くはずもなく、終了直後にもうHP1くらいでした。しにかけ。
そんな状態ですが、一本だけ試写会レビューを。
遅ればせながらの試写会レビューシリーズ第二弾です。
『女帝 エンペラー』(※音声注意)
※今回最後のほうでちょっとだけネタバレ。というか、タイトルに言及しますので
、イヤな方はやめといて下さい。
五代十国時代の中国。ワン(チャン・ツィイー)は、皇太子であるウールアン(ダニエル・ウー)に想いを寄せており、彼もワンと結ばれることを望んでいた。しかし、ワンはウールアンの父である皇帝に見初められ、その妃となる。失意の皇太子は都から遠く離れた山奥に隠棲する。
しかし皇帝は、ほどなく実の弟・リー(グォ・ヨウ)の陰謀により暗殺されてしまう。新たな皇帝となるリーは、兄の妻であったワンを妃にと望む。ワンはリーを憎むが、もし断れば、義理の息子となった今でも想いを寄せている皇太子に危害が及んだ時、護ってやれない。ワンは考えた末、リーの妻となることを承知する。
しかし新帝の戴冠式のために都に戻った皇太子ウールアンは、父を殺したのが叔父であると知る。誰の目にもそれが明らかであるのに、そんな男の妻となったワンへの不信感が募り、苦悩するウールアン。そんな彼に想いを寄せるチンニー(ジョウ・シュン)だけが一途な想いで彼を見守るが、猜疑心に凝り固まったウールアンはその気持ちを信じることができなかった。
戴冠の儀の夜、ウールアンは戴冠を祝う演劇の中で、父を殺したのが叔父だと告発し・・・?
というようなお話。
・・・え~と・・・最初に申し上げておきます。
すいません、わたしかなり途中で寝てしまいました。
ですので今回はあまり参考になる感想は述べられません。いつもそうだろと言われると返す言葉もございませんが。
とにかく、わたしの観た限りの印象を。
映像はすごく綺麗です。チャン・ツィイーらの身に纏う衣装のうつくしさ、特に鮮やかな赤の衣装は圧巻です。あと結構ワイヤーアクションシーンがあり、チャン・ツィイー自身もやります。うつくしいです。
以上。
・・・とか言ったら怒る・・・?
ええん、だって結構寝ちゃったんだもの・・・。
ストーリー的な面から言うと、寝ちゃったので断言はできませんが、「原案:『ハムレット』」には疑問でした。ハムレットってこんな話だっけ・・・?
全体の半分以上が主要人物の現状を語ることで費やされていて、ラスト近く、戴冠の儀の宴会シーンで一気にカタストロフィが訪れます。すべてはそのための前振りだった感も。
そしてラストは、タイトル通りチャン・ツィイー演じるワンが女帝となるのですが、最後の最後はなぁ・・・。
「えっ、終わり?ここで??なんで???」と言いたくなる感じでした。念のためエンドロール後まで全部観たけど、エンドロール後に続きがあるわけでもなく。エンディングの解釈は観た人に任せるというタイプ?
・・・んー・・・感想をひとことで言うと、諸行無常って感じでしょうか。