満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

のび太が眠るスピードで

2021-05-10 02:49:41 | 雑記

皆様ごきげんよう。「「すぐにやる脳」に変わる37の習慣」という本を図書館で借りてきたものの、1行も読まないうちに返却期限が来た黒猫でございますよ。・・・返す前に1行くらいは読むから・・・やるから・・・すぐやるから・・・。

さて。
半月ほど前から未知の業務を学んでいるわたくしですが、最初の3日間、脳裏に浮かぶのはこの画像ばかり。
未経験の業務を教わるので、リモートではなく出勤して対面で教わったのですが、入力業務なのに、PC目の前にあるのに、何故か印刷した紙面を見せられながらの解説でした。
なんで実際入力しながらじゃいけないの?保存しなけりゃ入力してみてもいいのでは?
などと、何もできない若輩者が意見できるわけもなく、何もわからないまま、何がわからないのかすらうまく言えないまま、されるがまま教えを受けました。
一通り教わったあと、試しに一人で入力してみて下さいと言われ、やってみて、それを確認して頂いて間違っているところを指摘され、こう違うので直してくださいと言われて直す、という流れができたのですが、2日目から間違った箇所の指摘のみになり、(どう違うのかは言及されなくなった)さらに「まだ終わりませんか?」と言われるようになり、プレッシャーで叫びだしたいような日々でした。

これ無理じゃない?やっていけなくない・・・?
最初の週はそんな感じで、今日あたり派遣の営業担当にわたしには無理かもと電話して伝えたほうがいいのでは?と毎日思いながら打ちひしがれて帰りました。
しかし帰宅するとのび太が眠るスピードで入眠。毎日気がついたら朝でした。あっ今日も電話できなかったな、と思いながら過ごした週でした。

しかしその次の週、最初に仕事を教わった方がリモートになり、同じグループの別の方が出勤になって、わからないことはその方に聞いて下さいと言われたのですが、その方は何でも聞いて下さい系の天使でした。天使いた!!
最初に教わった方には聞けなかった質問もしやすく、多分慣れた方からしたら噴飯ものの質問でも「これわかりづらいですよね~、わたしも全然わからなかったですよ」と、こちらの気持ちに理解を示した上で教えて下さる。天使・・・!(この方を天使1とします)
そしてこの天使1もリモートになり、また別の初対面の方が出勤になったのですが、その方も天使でした。(この方を天使2とします)
不明点を天使2に教わりつつ、最後に顔を合わせた方、その方もまた天使でした(この方を天使3とします)。

・・・やだ、天使だらけでは?ここ天国なの?

半月を経て同じグループの方全員と対面した結果、わたしが最初に仕事を教わった方は一番のベテランだそうで、割と言動がわかりづらいことがあるとのこと。自分も配属された時はその方の言動を読み解くのに苦労したので、わからないことは何でも聞いて下さいね、と3天使は(示し合わせたわけでもないだろうに)仰って下さいました。あっ天使様方もされたんですね苦労・・・

未だにわからないことはたくさんあるのですが、天使が3人も存在しているという心強さを得て、とりあえず契約を更新することにいたしました。

それに、もしこの業務が普通に募集されたとしたら、実務経験も資格もないわたしは面接すらしてもらえないわけだし、それなのに一から教わって経験できるというのは大変ラッキーなことで、自分のプラスになるのではと。
わたしの脳内の松岡修造(ポジティブの塊)が言うのです、ピンチはチャンス!と。

そんなわけで、都知事の「都民じゃない者は東京に来るな」と言うお触れに背き、毎日彩の国から越境して頑張って新しい業務を学んできましたが、多少はその甲斐があったかな、という感じです。
まあホント未だにわからないことだらけなのですが、天使様方がおられるので、わからないことはどんどん聞いて、なるべく早くお役に立てるレベルになれればと思っております。そしてゆくゆくはわたしも誰かにとっての天使となりたい。

とりあえず(3天使に頼れば)なんとかなりそうで本当によかったです。
ありがとう天使、ありがとう修造。