満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

地味にチェンジ

2008-03-31 02:31:38 | 雑記

皆様ごきげんよう。休日の後姿を名残惜しく指をくわえて見送っている黒猫でございますよ。
今来たと思ったらすぐに去ってしまう・・・お・・・何てつれない・・・ひどい・・・ひどい人・・・!(ベルばら風に)

今日も今日とて地味にダラダラしていたんですが、そろそろジム行こうかねと思ったら雨が降ってきてしまい、行きたくなくなって更にだらだらしていたら超ギリギリタイムになってしまいました。正味40分くらいしか運動する時間がなかったよ。新しいシューズを履いてみましたが、検証できるほど長く運動してないので、今のところまだ何とも言えません。でも新しいシューズ、いいな。踵をがっちりサポートしてくれている感じがします。


さっきまで母の旅行の画像を6枚分焼くという作業をやってました。CR-Rで何故かできないので、DVD-R買って来ちゃったわよ。でもさっき検索してみたら、初期設定できてなかっただけだということがわかりました。メディアを変えた意味、あんまねェ。でも折角買ってきたのでDVDのほうを使いました。やれやれだ。
あと、一度でいいからメディア本体にシール状シートで貼るラベルをつけてみたいんですが、どうやってもプリンタが用紙を認識してくれず、しまいにはジョジョの擬音みたいな音を立てまくる(ギニャギャギャギャンみたいな)ので、もう断念しました。アレだ、安物のプリンタだからそんな高級なことはできないんだこの子。不憫な子。くすん。

人との約束がない週末は、身も心も緩みきって、やろうやろうと思っていたことを結局やれずじまいに終わることが多く、反省しきりです。自分にとってしか重要じゃないことは何でも後回しにしがちなこの怠惰な性格、なんとかしたいものです。

ここ数日ワインのあとにちびちび飲んでいた日本酒が底を尽きそうで、びっくりそしてがっかりです。普段日本酒はあまり飲まないので、ホントにちびちび飲んでいたんですが・・・あたしそんなに飲んでないよ?ちびちびとしか飲んでないよ?

・・・でも。
ホントは、毎日飲めばいつかは終わりが来るって、あたしわかってた。わかってたけど、認めたく、なかったんだ・・・。(ケータイ小説風に)

無尽蔵に酒が出てくる酒瓶って、昔話にありそうですよね。なんというか、努力次第で貰えるものなら、わたし超頑張ってチャレンジすると思います(笑)。
お水なら「かっぱのみずがめ」(絵本)、ジュースならムーミンシリーズの飛行鬼のシルクハットの回が思い浮かびますが、酒は・・・。思い浮かばないけど、あ、あるよね?中国の昔話とかでありそう。封神演義とかでありそうじゃね?宝貝のひとつとかでさ。わたしが道士とかだったらこれにつられてまんまとおびき寄せられてそのまま封じられると思います(笑)。一道の魂が封神台へ飛んだ、みたいな。


おう、そういえば、このブログのテンプレを地味に(でもないか)チェンジしました。さくらさくら。日本人はさくらがだあいすき。今の時期、巷にはびこる歌にもお菓子にも桜モチーフが溢れかえっていますよね。でもここで敢えて一言言いたい、桜紅茶はいただけないと。なんでもかんでも混ぜればいいってもんじゃあないんだぜ・・・。なんでもかんでもマリアージュできると思ったら大間違いだぜ。つかどうせならマンゴー混ぜなYO!(本音出た)マンゴーと紅茶は相性もバッチリだとこの黒猫ブランカ、断言しようぞッ!(海原雄山風に)



懸案事項二件クリア

2008-03-30 04:43:22 | 雑記

皆様ごきげんよう。相変わらず駄目人間ぶりが凄まじい黒猫でございますよ。その証拠にそれ、こんな時間。決して早起きしたわけじゃあないんだぜ・・・。

今日は(というか昨日は)この一月くらいずっとさっさと片付けたいと思っていた懸案事項を二件片付けてすっきりしました。
モサってきていた髪を何とかすることと、ジム用シューズの新調、です。

髪はねー、ホントもう我ながら見苦しいと思っていたので、ようやく美容院に行けてすっきりしました。発作的に予約を入れたものの、どんな髪型にするか全然決め手いなくてどうしよう、と思っていたんですが、前回と同じ美容師さんを指名したら、前回のオーダーを覚えて(いたか履歴をチェックしたか)いてくれて、「前回これこれでしたけど、今回も似た感じで?それともここまで伸びたからにはもちょっと伸ばす?」とか提案してくれたので、助かりました。結局長さはあまり変えずに軽くしてもらい、あとはデジタルパーマでサイドを内巻きにしやすくしてもらいました。
この美容院に変えてからデジタルパーマをかけるのは初めてだったんですが、一回目にカーラー外した時の髪型が爆発コント気味で焦りました。ちょ、頼むよこのままじゃ外出れないよ!と。
でも最終的にはおとなしめな仕上がりになり、安心しました・・・素人にゃ途中経過よくわからないので怖ェとしか言いようがないですよ。
明日からしばらく自分でブローが大変なんだぜきっと。

あと、その帰りに靴屋に寄って、ついにジム用シューズをゲットしました。
結局ここも在庫が展示品しかなくてそれになってしまったんですけど、構やしねえ。ホントは展示品(23.5cm)だとちょっとゆるいかな、と思い、それをお店の人に言ったんですが、運動用のシューズの場合きついよりゆるめくらいのほうがいいですとのこと。よかろう、君を信じてみようじゃあないか。というわけで23.5cmを購入しました。明日から早速使ってみますよ!なんか汗と熱を逃がす構造になってるそうです。なんというハイテクノロジ~!楽しみ~。



そういえば二個前の書き込み「目が~目が~」で猛烈な間違いをしていたのでこっそり訂正しておきました。

× 視力0.01以下
○ 視力0.1以下

です。
0.01以下は相当ですよね。幸いそこまでは行ってないです。まあ、近頃測っていないので正確なところはわかりませんが、眼鏡やコンタクトを作りに行って即日受け取りはできない(店には在庫がない)程度の強度の近視です。・・・これ以上視力が下がらないといいんですが。

『悲しみが乾くまで』

2008-03-29 02:08:42 | 映画

皆様ごきげんよう。今日は目は何事もなかったかのように大丈夫でした、黒猫でございますよ。やはり花粉症でもなかったようです。あまり擦らないように気をつけようと思います。

今日はこの間の試写の感想を。順番からすると舞台の感想が先なんですが、すいませんこっちを先に。

『悲しみが乾くまで』

オードリー(ハル・ベリー)は、夫のブライアン(デビッド・ドゥカブニー)とふたりの子ども(10歳の女の子と6歳の男の子)と共に何不自由なく幸せに暮らしていた。
しかしある晩、家族のためにアイスクリームを買いに出かけたブライアンは、暴力を振るわれていた女性を助けようとして撃たれて死んでしまう。あまりにも突然の出来事に呆然としつつ、親族に助けられて葬儀の準備を進めたオードリーだったが、夫の親友ジェリー(ベニチオ・デル・トロ)に訃報を伝えていないことに気づく。ジェリーは弁護士だったが、今では麻薬中毒で、ブライアン以外には気にかけてくれる者もない生活を送っていた。
葬儀に駆けつけたジェリーは、ずっと話に聞いていた親友の子どもと初めて対面し、すぐに懐かれる。オードリーはジェリーをよく思っていなかったが、夫の死を機に麻薬を断とうとしているらしいジェリーに「うちの離れに越してきて改築を手伝ってくれないか」と持ちかける。大切な人を失った悲しみを、お互いに支え合うつもりだったのだ。
一緒に暮らすようになったジェリーは、徐々に子どもたちにとって父親のような役割を果たすようになるが、オードリーは何故だかそれが気に入らず・・・?

というようなお話。

試写のお誘いを受けた時、竹ノ内豊の出てる邦画のほうかと思い込んでました(こっちのタイトルは『あの空を忘れない』)。どちらもかけがえのない家族の死と、残された家族が立ち直るまで、みたいな大枠では合ってるので混同してたよ(笑)。

時系列が多少前後する構成とはいえ、ブライアンが死んでしまうまでの経緯の描写がちょっと長かったような気がします。三分の一くらいあったような気が。メインはあくまで大切な人を失ってしまった側のはずなんですが。
この夫を演じたのが「X-FILE」でモルダー捜査官役だったデビッド・ドゥカブニーでした。個人的にはお久しぶり、という感じです。

夫を失ったことを本当には受け入れていないという、情緒不安定な状態を演じたハル・ベリーもよかったと思いますが、なんといってもこの映画のキモはベニチオ・デル・トロでしょう。
相変わらず不思議な存在感・・・なんであんなにヤク中の演技が上手いのか理解できません(笑)。禁断症状で苦しむところとかすごかったです。目がイっちゃってたよアレ。なんというか、落ちぶれた状態を演らせたら本当に巧いよなこの人。何故なの。なんかコツあんの。
別に好みのタイプじゃないとは思うんですが、いつの間にか・・・す、好きになってなんかいないんだからねっ!という感じです。

わたしヤバいですか。ベニチオの思う壺ですか(知らんがな)。

重いテーマの作品ながら、妻と離婚したがっている近所の男性や、子どもたちの会話など、くすりと笑えるシーンもありました。子どもはふたりとも本当に可愛かったです。女の子はハル・ベリーに似てたなあ。
しかしオチというか締めはなんだかちょっと拍子抜けだったかも。これで終わり?みたいな。まあ、再愛の夫を喪って、すぐその親友とどうのこうのというのも安易すぎるとは思いますが、あのオチだと結局一番言いたいことは麻薬ダメ、ゼッタイ。なのか?と思いました。壮大なダメ、ゼッタイ。キャンペーンなんでしょうか。

それにしてもみんなが銃持ってる国って恐ろしいなあ。死ぬ時はあっさり死んじゃうよあれじゃあ。


目が~目が~!

2008-03-28 06:35:02 | 雑記

皆様ごきげんよう。一昨日コンタクトをしたまま寝てしまい、目の調子が悪かったんですが、そのままごしごし目を擦ったりしていたら、昨日はマジで地獄を見た黒猫でございますよ。

リアルでムスカみたいに「目が~目が~」となりました。

職場ではちょっと痒くて痛い程度で「もしかして花粉症かな」とか思う程度だったんですが、外の風に触れたのがいけなかったのか、帰路でものすごい痛みに襲われ、泣きながら薬局に駆け込んでコンタクトのケースを購入、近くのトイレでコンタクトを外して、0.1以下の視力で家まで帰ってみよう2008という無謀なチャレンジを行いました。超見えなかったです。でも毎日毎日通う道なので、脳内で画像を補正して、どうにかなりました。

つうかそれどころかジムにもお風呂にだけ寄ってしまいました。我ながら根性あると思いました(笑)。

しかしそのあと自転車に乗って家に帰るだけで根性は売り切れ、帰宅してご飯を食べてすぐ寝てしまいました。ふー・・・あんな痛みはもうごめんだぜ・・・。ごく稀に目を擦りすぎるとなります。今後は気をつけなくちゃ。涙が出すぎて目が腫れましたよ。

今日これからコンタクトを入れるのが怖いです。でも眼鏡イヤなんだよなー。入れてみて痛いようなら諦めて眼鏡で行くか・・・。

32分から54分かかります

2008-03-26 02:25:00 | 雑記

皆様ごきげんよう。母が旅行土産に買ってきてくれた直径20cmくらいの甘食みたいな形状のチーズがそれにつけても美味い黒猫でございます。美味しいよこれ。ありがとうママン。チーズのカロリーってごっついの知ってるけど、でもありがとう(笑)。ワインに合いまくり。

今日は遅刻したんだぜ。一歩家を出てみたらすごい霧で「これ何てサイレントヒル?」という感じだったので、電車危ういなと思っていたんですが、案の定遅れました。乗り入れ線が止まってました。地下鉄霧関係あんの?なんかもういちいちイラっとするのにも疲れてリアクション薄くなってきました。人間、何事にも慣れてしまうものなんですね・・・。


そんなこんなで、旅行中に母が撮ってきたデジカメのデータを外付HDDに落として、他の人に配るというのでCD-Rに焼こうとしているところなんですが、このPCに最初からついてきたDrag to Discとかいうソフトを使ってみたら「フォーマットに32分から54分かかります」とか出やがりました。

え、どんだけ。マジどんだけ。

6枚焼いてくれって言われてんですけど。

イヤまあこういうのはたいてい表示された時間よりずっと短くて済むものではありますが、それにしてもフォーマットにそんなごっつい時間かかるのはおかしくないですか。とりあえず1枚だけこれで焼いてみますが、能率的に厳しいようならなんか別のソフトを探そうと思います。この時代にこんだけかかるっておかしくないですか。これ普通?前のPCについてきてたソフト、何だったか忘れましたがそんなべら棒に時間がかかることはなかったと思うんですが・・・探せばフリーでももっと速いのがたくさんありそうな気がします。

とりあえずこんなにも時間がかかるとは思っていなかったので、既におねむモードです。ああっ、ニコニコでも2時の時報が。


今日は続きを待ち望んでいた漫画『Under the Rose』の続刊が出ていたので買ってきました♪
年末発売予定だったのが伸びて、今回の発売もなぜかamazonでは見つけられなかったりしたので危ういのでは、と思っていたんですが、ちゃんと出たようです。よかったよかった。
前の巻の展開がもう暗黒だったので、今回、主人公は辛い目には遭っていますがまだまだ大丈夫かと。変な安心の仕方ですが。まだまだ色々ありそうですが、はらはらしつつ先を待つしかありません。多分次は来年・・・下手すると再来年、だなぁ。・・・気長に待ちます。
登場人物がとても多いですがそれぞれみんなすごい個性で面白いです。とりあえずザック可愛いよザック。

この『Under the Rose』の数年後を舞台にした別作品『Honey Rose』というのがありまして、こちらは既に完結しているんですが、コミックスになってないのよねぇ。熱心なファンの方は国会図書館でコピーしてきたりしていたようですが、今何故か、はにろ(=Honey Roseの意)はダウンロード限定販売しています。
いわゆるウェブコミックというやつでしょうか、PC上で読む形態です。作者さんによると紙媒体での書籍化の予定はないとのことなので、わたし1~3話はダウンロード購入したんですが、前のノートPCとともに星になりました。(ダウンロードしたPCでのみ閲覧可なため)
・・・こういうことがあるからさぁ・・・紙で売って欲しいんだよねぇ。
でも前はホント掲載雑誌を読んだ方があらすじを語るくらいでしか内容を知りえなかったので、素直に買えよという話なんでしょうかね。わたしは雑誌掲載時、手に入る時だけ買っていたので、内容が飛び飛びなのです。ラストも読んでません。
・・・やっぱダウンロードで買えって話、なんでしょうかね・・・。そもそもmac使いの人とかPC持ってない人にはこの道すら閉ざされているのえ、恵まれてると思ったほうがいいんでしょうか。

でもなんか納得できません。

ダウンロード版を買うかどうかに関わらず、新刊に挟まってたアンケートに書いて出そうかなあ。

ねむねむ

2008-03-25 01:39:55 | 雑記

皆様ごきげんよう。眠くてしょうがない黒猫でございます。ねむねむ。まだ週の初めだというのに。早くも次の祝祭日が待たれます。いつだ次。・・・し、4月・・・だと・・・?なんと卑怯な!(そうか?)

今日も試写会にお誘い頂いていたので行ったんですが、もういつレビューできることやら。少なくとも今日ではないことは確かです。ねむねむ。
どうしてこんなに眠いのかしら。春だからかしら。冬も秋も夏も眠かったのは気のせいかしら。

ちなみに他所様はどうだか存じませんが、わたしの家の周囲の桜は昨日から咲き始めました。昨日はまあ暖かかったですが、今日はまた寒くなってしまったので、桜的にも「やべ、早まった」とか思っていそうな気がします(笑)。
そんなかわいそうな桜たん(二次元女子風に呼ぶな)のためにも、気候のほうが空気を読んで暖かくなるべきだと思いますよ。

はやく春よ来い。

『デッド・サイレンス』

2008-03-24 03:06:52 | 映画

皆様ごきげんよう。昨日の反動で、今日はどこを取っても非の打ち所のない駄目人間な日を過ごしました黒猫でございますよ。でもかろうじてジムには行った、それが僕らのジャスティス(意味わからん)。


今日は「週末にやる」と言っていた試写会レビューを。どうにかギリギリ週末だということにしておいて下さい。ぐだぐだしてるうちに公開始まっちゃったぜ。

『デッド・サイレンス』(※ホラー映画なので苦手な方は退避して下さい)

妻のリサと二人で暮らすジェイミー(ライアン・クワンテン)のもとに、ある晩差出人不明の荷物が届く。一抱えもある箱を開けてみると、中には腹話術師の使う人形が入っていた。
ジェイミーはどことなく不気味な人形が気に入らず、自分の故郷に伝わる腹話術師の女性の幽霊の話まで思い出して嫌な気分になるが、リサは面白がっている様子で、人形の身体を調べてビリーという名前まで割り出した。
不安を感じつつもジェイミーはリサを部屋に残し夕食を買いに出掛けるが、帰宅してみると、ジェイミーは舌を抜かれた無残な姿で殺されているリサを発見する。傍らにはあの腹話術人形が転がっていた。

取り調べを担当したリプトン刑事(ドニー・ウォルバーグ)はジェイミーを疑うが、もちろんジェイミーに心当たりはなかった。ジェイミーは失意のまま妻の葬式を出すために故郷に戻る。母を亡くし、父とも不仲だったためいい思い出もなく、久しぶりに実家に帰ったジェイミーは、父のエドワード(ボブ・ガントン)が数ヶ月前に倒れ、車椅子の生活になっていたことを初めて知る。父は若く美しい後妻・エラ(アンバー・ヴァレッタ)を迎えており、自分は以前とは変わったので和解したいと申し出てきた。しかしどうも信用できず、実家には泊まらずホテルを取る。

街の葬儀屋に妻の葬式を頼みに行ったところ、車に乗せていた腹話術人形を目にした葬儀屋の妻が激しく脅え、「それはメアリー・ショウの人形だ、早く彼女に返せ」と言う。メアリー・ショウとはかつてこの街で人気を誇った女性腹話術師であり、子どもがないまま死んだせいか、彼女の幽霊を見て叫び声をあげた者は舌を抜かれて道連れにされてしまうという恐ろしい都市伝説の主となっていた。ジェイミーは実際この人形が手元に届いてから何度か恐ろしい思いをしていたので、今やそれを信じていた。

葬儀屋とその妻の話によると、メアリー・ショウは己の所有する100体の腹話術人形とともに埋葬して欲しいと遺言しており、当時の葬儀屋がそれに従ったので、メアリー・ショウの墓所には100体の人形が共に眠っているはずだった。しかしジェイミーを疑ってあとをつけて来ていたリプトン刑事が墓を掘り返してみると、すべての棺はもぬけの空だった。
街の人たちは何か知っている様子だが、一様に口を閉ざしている。何故メアリー・ショウの幽霊は面識のない自分に危害を加えるのか?何が望みなのか?
ジェイミーとリプトン刑事はそれを知るために、生前メアリー・ショウが住んでいたという劇場跡を訪れるが・・・?

というようなお話。


幽霊もので祟りもの、とでもいいましょうか。まあホラーではオーソドックスな展開でした。
「SAW」のスタッフによる作品ということで、(「SAW」観てないくせに)期待して行きました。

腹話術師と腹話術の人形が重要なファクターとなるせいか、試写会前にいっこく堂が出てきてトークしていきました。実際映画の中で出てきたビルという人形を使って腹話術をしていたんですが、なんかさ、腹話術の人形って基本的に怖いよね。あの口の端から顎に入ってる線がさぁ。あと目とか。途中からいっこく堂が日ごろ使っている(?)師匠の人形も出てきたんですが、こっちは口に線が入っているタイプではなく、マペット的に口パクさせるタイプだったせいか、ビルとの対比で一層可愛く見えました(笑)。

主人公が理不尽な怪異に襲われ、原因を突き止めがてら避けていた故郷に戻るというような展開はまあホラーではありがちです。そしてその原因が幽霊的なものである場合、相手に理屈は通じない。なのに、なんで多くの映画の主人公は何の対抗策も講じずに相手の本拠地に乗り込むような真似をするのかしら。せめて気休めに聖書持ってくなり聖職者連れてくなりしろよ・・・。主人公が相手の存在を信じているので尚更そう思います。準備足りてないよ!死亡フラグ立ってるよ!とかいつも思います(笑)。ゲームのやりすぎかなあ。

あと今回は、怪異現象が発生する前に「周囲の音が段々遅くなり、やがて一切消えてしまう」という前触れが必ずあり、これによって途中から主人公も「来るぞ」とか認識しています。そのせいか、どんなに幽霊がはりきって(?)出てきても、ギャー!というほどでもなかったなあ。出てくればぎょっとはしますが、それほどグロいこともなく、わりと平気でした。
内容としては、「実は○○は○○なんじゃないか」という予想が結構たやすく、案の定のオチでやっぱりね、という感じだったので、あんまり驚きはありませんでした。

わたしはホラーに関しては結構評価が厳しいです。この作品も、つまらなくはなかったですが、フーン、ぐらいの感じかな。

これを書くにあたり公式サイトでキャストを調べて初めて気づいたんですが、リプトン刑事役はかつてNEW KIDS ON THE BLOCKのメンバーだったドニーなのか・・・!二回くらい見直してしまいました(笑)。俳優になってたんですね~。全ッ然知りませんでした。『SAW2』では主役を演じているそうなので、『SAW』シリーズも観てみようかなー。

帰還しました

2008-03-23 01:36:53 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日はどうにか朝起きられて、朝から洗濯してご飯作って、今日帰国予定の母のお布団を干したりしてから約束の時間に余裕を持って間に合った黒猫でございますよ。人間やればできるな。感動した。・・・常識とか言うな。皆まで言うな。

お邪魔した友達の新居はやはり非の打ち所のないほど綺麗に整頓されていて、帰宅して「それに比べてどうよこの部屋」とちょっと鬱になりました。
多分生まれ変わってもあの域に達することはないと思います。だって全然余計なもののないすっきり加減なんだもの。失礼かとは思いつつ、こまごましたものは自分の部屋にあるの?と訊いてみたんですが(リビングにお邪魔したので)、自分の部屋にもベッドと箪笥しかないとのこと。そうか、モノが多すぎるのね、わたしの部屋。
・・・・・・ぜ、善処します。できる範囲で。(ここ大事)



ところで今日、母が旅行から無事戻って参りました。スペイン旅行って聞いてたのにポルトガルも行ったそうで。なんだよーポルトガルなら鶏の置物欲しかったのに。イヤ、持ってるんだけどね、マカオで買ったパチモンぽいやつなら。東側の窓辺に置くと幸運を招くとか言われてます。今のところあんまり招いてきてくれていないので、やはり本家のものがいいのかしらと思って。
わたしは「東洋の○○」ってとこになら何箇所か行ってます。マカオは「東洋のポルトガル」です。本場に行けという話ですよね(笑)。でも母に「ユーロ少し余ったけどアンタそのうち使うかと思ってそのまま持ってきたよ」と言われて「イヤ、ヨーロッパには当面行かないよ」とあまりにも自然に答えた自分が怖かったです。
いや、行ってみたいですよ!?スペイン語少しだけ勉強したくらいだからスペインには憧れがあるし、イギリスには是非一度行って大英博物館行きたいしお茶飲みたいしネス湖でネッシー探したいし(笑)、フィンランドのムーミンワールドにも行きたいし(夏季限定)、イタリアでジョジョ5部ごっこもしたいですよ!?(それはやめとけ)

・・・でも自分で行き先を決めてよければ、メソアメリカ、ミクロネシア、アジア、アフリカの次の候補地になる思います(笑)。
い、いつか、宝くじをドカンと当てて、ゴージャスにヨーロッパ周遊よっ!!

ちなみに母の旅行、すごかったようですよ。病人出るわモノ盗られるわ荷物来ないわで、トラブルだらけだったそうです(※全部で30人くらいの団体ツアー)。幸い母はそのどれにも該当せず、個人的には楽しんで帰ってきたようですが、何故かしみじみと「アンタよくひとり旅なんかしたねェ」と言われました。
おうよ、もうどこでもバッチ☆来いさ!(笑)
部屋だって個室でさえあればもう相当なとこでも耐えられると思います。でもシャワーは欲しいな。え?水シャワーでもいいよもう。慣れたよ。だからシャワーの取れた跡しかなくてシャワーがない部屋とか洗面台の以下同文な部屋は勘弁な。アレは結構惨めです。

団体旅行というのは添乗員もつくし、道連れが大勢いるので、無意識に気が緩む面があるのだと思います。その点、一人旅なんか頼れるのは自分だけだからね。そらピリピリもしますよ。毎晩チェーンキーで荷物を固定もしますよ。馬鹿みたいに腹と首に貴重品入れを下げ、貴重品入れまくりもしますよ(笑)。普段はここまでやりませんが、今思い返しても用心しすぎたことはないよなと思います。
外国なのです。日本とは違うのです。わたしのように全然日本人に出会わないでインチキ英語だけで一ヶ月弱過ごせばやはりその実感もありましょうが、添乗員や道連れが日本語喋りまくるとそうでもないのかな。ないかもなあ。母なんてスペインについてロクに調べないで行きましたもん。

・・・ああ旅行行きたいなあ!
しかし有給が取れるようになるのは6月からです・・・。

欲しいものを売ってもらえない日

2008-03-22 01:49:54 | 雑記

皆様ごきげんよう。木曜に一日休みを挟んだものだから、すっかり気分はお休みモード、今日はもうやる気ゼロだった黒猫でございますよ。皆様もそうですよね?そうだと信じてる。


ところで今日はここ一月ほどの懸案事項、「ジム用シューズの新調」を行おうと思い、帰りに某デパートのスポーツ用シューズ売り場に寄りました。

わたしの足のサイズは23~24くらいです。メーカーによって多少異なりますが、間を取って23.5が丁度いい場合が多いです。
で、シューズ売り場でこれはどうかと思った品物の23.5ありますか、と訊いたらなかったり、あってもきつかったりゆるかったりというのを5回繰り返した挙句、今日はもう諦めました。品薄すぎるよT武百貨店・・・!
23cm前後というのは多分一番よく売れる(品切れになる)サイズなんだというのはわかりますが、それにしたってなさすぎだろ。最初はデザインとかも考慮して選んでいたんですが、最後のほうは「この色使い、個人的には絶対ありえないと思うけどサイズがあって履き心地がよければ何も言うまい」みたいな配色のまで試してみたんですが、サイズなし、と。どんだけ~。
つうかスポーツ用のシューズってすごい配色の多いな。改めて思いました。ありがちなのが、基調は白で、派手な色のラインが2、3本入ってたりするやつなんですが、その派手な色が蛍光色だったりするんですよね。もしかして外で走るランナー用なんでしょうか。それなら少し納得できます(夜など目立つように配慮?)が、何でよりによってこんな色の靴を履かなきゃいけないの?何の罰ゲーム?というような配色が多かったです。外装は黒だけど、内側はショッキングピンクとか。デザイナー及びそのデザインで商品を世に出してしまったメーカーに一体何があったのか。
ま、どっちにしろサイズがなければ意味もないですが。

ちゃんとスポーツ用品店に行ったほうが品揃えいいのかなぁ。今のシューズもうガバガバです。2kmくらい走るともう足裏が痛いです。くう。



ところで明日、わたしの近所(ひと駅先)からわたしの近所(逆側のひと駅先)に引っ越した友達の家にお招きを受けています。
なのでなんか甘いものでも持っていこうと思い、職場の近所にレーズンサンドが有名なお店があるようだったので、帰りに探して行ってみたんですが、閉まってました。
公式サイトがあったので昼休みにそこで調べてから行ったんですが、そもそもショップの営業自体が18時までとか。その時点で商売っ気ないなー、とは思ったんですが、わたしが着いたのは17:42分だったんですが。
何?早仕舞い?どんだけ早いの。

ウワアンもう来ねえよと思いつつ、先ほどのシューズ選びに至り、またしても欲しいものは手に入らず、仕方がないのでせめてお土産のお菓子だけでも、と、デパ地下を探したんですが、ケーキも和菓子も「本日中にお召し上がり下さい」ばっかりだね・・・。明日なのよ明日。かといって、あまりに日持ちする真空パックのお菓子というのもどうかと思うし。どうせなら生々しいものを食べたいじゃない。(何その表現)

ちなみにちらりとTAKANOを覗いたら、今月のホールケーキにマンゴーのがあった・・・!イヤアアアあたしこれ食べる食べる今食べるッ!と思ったんですが、ホントにひとりで食べ切れそうで怖いので(笑)、今回は見送り。でもそのうちやってしまいそうですよわたし。ああ、平日のお呼ばれだったらこれ持ってけたのに。
仕方がないのでデパ地下で買うのは諦めました。先方には悪いですが、明日のお土産は貴方もよく知ってる近所のケーキ屋のケーキになるかと思いますよ(笑)。

そんなこんなで、きょうは欲しいものを売ってもらえない日でしたよ。しょぼん。

明日はランチタイムの待ち合わせなんですが、起きられるかなー。うーん、不安。こないだの観劇も寝坊というか二度寝三度寝で待ち合わせに10分遅刻してしまいました。駄目人間健在です。
例によって目覚まし三つ体制、しかも携帯は取りにくい場所に置いておこうかと思います(笑)。

お休みはあっという間

2008-03-21 07:23:51 | 雑記

皆様おはようございます。黒猫でございますよ。

昨日昼から舞台を観に行って、なんだかんだですぐ休日が終わってしまいました。もう金曜かよ・・・!
まあ、今日行けばまた週末ですが。

舞台の感想とか、あと一個試写会の感想を書いてないので、そのへん週末にやろうと思います。

さあ支度だ!