満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『海猿 BRAVE HEARTS』

2012-07-24 00:33:47 | 映画

皆様ごきげんよう。またしても少しご無沙汰、黒猫でございますよ。すいません。

もう軽く一週間以上過ぎてしまいましたが、今更ながら『海猿 BRAVE HEARTS』のレビューを。

『海猿 BRAVE HEARTS』

海上保安庁に所属している仙崎(伊藤英明)は、恋人だった環菜(加藤あい)と結婚して、今や一児の父。現在は自ら志願し、信頼できるバディである吉岡(佐藤隆太)と共に最も危険な案件を扱う特殊救難隊に配属されていた。
妻の環菜は第二子を身ごもっており、バディの吉岡もキャビンアテンダントの美香(仲里依紗)という恋人ができ、彼らは忙しいながらも充実した日々を送っていた。

ある日、吉岡は自信満々で美香に結婚を申し込むが、「結婚する気はない」と思いがけず断られてしまう。
そんな折、海上保安庁に羽田空港に向かっている346名を乗せたジャンボ旅客機の飛行不全情報が入る。その飛行機には乗員として美香が搭乗していた。

エンジンの片方が炎上し、飛行困難な状態の旅客機は、安定を保つことが難しく、このままでは安全に着陸できない。事故機の機長と連絡を取り合いつつ、地上では様々な案が検討されるが、最終的に東京湾への着水を試みることになる。しかしうまく着水できたとしても、ジャンボジェットは海上には20分しか浮いていられない。その20分で乗員乗客全員を救助すべく、海上保安庁、警察、消防、そして民間の船舶が協力し、救助体制を整えて着水を待つが・・・?

というような話。

はじめに申し上げておきますが、わたしは今まで『海猿』シリーズを1mmも観たことがありません。じゃあなんでコレ観たんだよ、と言われるとちょっと困るんですが、うん、なんかね、成り行きでね・・・。

バリバリの続きもので前作のラストから始まったりしたらどうしよう、そしたらもう寝てるしかないわ、と思っていたんですが、結果的にはそれまでを未見でも全然大丈夫でした。よかった。
せいぜい主人公は海上保安庁の職員で、自分が多少ピンチに陥ったとしても一人でも多くの人を助けたい熱い男なんだぜ、という程度を押さえておけば大丈夫かと。

いやあ、面白かったです。

海難事故の救助がテーマなので、事故が起きてからの救助場面が一番の見どころだと思うんですが、飛行機が着水するまでの飛行機内の状況なども見応えがありました。怖いよね!
海保の人たちももちろんすごくかっこいいんですが、機長(平山浩行)が超かっこいい。伊達に乗客の命を預かってないね。いやあ、この機長になら預けちゃうよね。しかし主人公と通信している時、機長が俗に言う死亡フラグ的な発言をしたので、ちょ、機長!今それ言っちゃだめえええ!フラグ!フラグ立つから!と焦りました(笑)。

皆が一丸となって乗客乗員を救助する中、吉岡は求婚してふられた女性を助けることになり、もうすぐ沈んでしまいそうな機内で力を振り絞るんですが、このあたりはせつなかったです。ちょっと泣いたわ。

ラストのあたりは書いてしまうとネタバレになってしまうので伏せますが、とにかく面白かったです。手に汗握って泣き所も笑いどころもあり、いい映画でした。

これを機会に今までのシリーズ観てみようかな。


蛇足ですが、その帰りに初めてロクシタンカフェに入りました。
次の週くらいから期間限定でアップルマンゴーのパフェが出るらしかったんですが、この時点ではまだなく、ぐぬぬと思いながらブリュレとハーブティーのセットを。
ハーブティーに入れる蜂蜜が2種類もついてきたり、なんだか分不相応感をひしひしと感じましたが、たまにはよかろうと自分に言い聞かせつつ堪能しました。美味しかったです。



マンゴーのパフェ食べてみたいけど、お値段といい雰囲気といい、やっぱりわたしには敷居が高いわぁ・・・。


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