皆様ごきげんよう。25日に地震が来るというネタがネット上でちらほらあがっていて、じゃあ、と思って一日注意して過ごしたけど結局何もなく終わった黒猫でございますよ。外れてよかった。
首都直下型地震が4年以内に70%の確率で来るって話ですし、もっと真剣にならねば。
さて、今日はDVDの感想。
『続・猿の惑星』
(※リンク先のwikipediaにははっきりとネタバレがありますので、本編未見の方はご注意下さい)
AD3955年。かつてテイラー隊(※前作の主人公)が辿ったのと同じ航路を取って航行していた地球発の宇宙船が、テイラー(チャールストン・ヘストン)たちと同じように同じ星に不時着する。着陸時に負傷した船長はほどなく死亡し、ひとり残されたブレント(ジェームズ・フランシスカス)が船長を埋葬していると、そこに前作でテイラーと一緒に猿たちの支配から逃れた女性・ノバ(リンダ・ハリソン)が通りかかる。ノバは現地の女性なので言葉が話せなかったが、テイラーの名前を記した認識票を持っていた。ブレントはテイラーの安否を尋ねるが、喋れないノバには説明できず、ブレントはノバと行動をともにする。
ノバはブレントを猿の都市のすぐ近くに連れて行き、猿の社会の現状を見せる。
猿の都市では、軍国主義者の勢力が増しており、前作でテイラーに協力してくれた科学者・ジーラ(キム・ハンター)とコーネリアス(デイヴィッド・ワトソン)、敵対しながらも最終的にはテイラーの脱出を黙認した科学庁長官のゼイウス博士(モーリス・エバンス)などは弱い立場に立たされていた。
軍人のトップである将軍は、聖典の定めにより立ち入りが禁止されてきた禁止地帯で何者かが生活している事実を述べ、生存が可能なのだからと、禁止地帯にまで猿の国土を広げようと提唱していた。
ノバの手引きでブレントはジーラとコーネリアスに会い、猿社会の現状を聞かされ、逃げようとするが、捕えられてしまい・・・?
というような話。
やー、続編も面白かった!
今作では早い段階で前作の主人公・テイラーが行方不明になってしまい、主役は新たに不時着したブレントへ。
猿の社会は軍国主義に傾きつつあり、前作でテイラーに味方してくれたジーラ博士らは弱い立場になっており、相変わらず知性のある人類に居場所はない様子。そのためブレントはノバと共に禁止地帯に逃げ込みますが、そこからかなりの超展開へ。いやあ驚いた。
テイラーがいなくなる経緯からして、禁止地帯には何らかの知的生命体が住んでいることを匂わせてはいるんですが、そう来るとは。
それにしてもノバが言葉を喋れれば色々違った展開になったろうにと思わずにはいられません。ブレントと初対面時に意思疎通できていればなあ。やっぱり言葉は大事ね!
そしてラスト、「ええええええ、こんな終わり!?」と思う結末に驚きました。正直第一作のラストよりずっと驚いたわ。エンドロール見ながらしばらく「ええええ」って言ってたわ。
・・・これあと3作あるんだよね?こっからどうやって続けるつもりなのか。続けられるのか。
舞台が同じ惑星ってだけで全然違う時代とかになったりするんだろうか。
前作に引き続き味方になってくれる猿の女性科学者、ジーラ博士が相変わらず毅然としていてかっこいいです。前作では婚約中だった恋人、コーネリアス博士と晴れて結婚したようです。この夫婦は微笑ましいわ。
見ているとジーラ博士以外で女性の指導者やインテリ層が出てこないので、ジーラ博士は相当先進的な女性なのかもしれませんね。今回出番少なかったけど、相変わらず聡明でいいキャラでした。
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