満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『レジェンド・オブ・ゾロ』

2006-01-14 02:37:49 | 映画

皆様ごきげんよう。一週間お疲れ様でございました。休みがあったから働いたのは実質4日間であったにも関わらず(そして暇だったのにも関わらず)結構疲れた黒猫でございますよ。

本日は『レジェンド・オブ・ゾロ』の試写会に行って参りました。
いやあ、ヤバい、面白かったよ!アントニオ・バンデラスの見てるこっちが恥ずかしくなるようなイケてるんだかそうでもないんだかわからないヒーローぶりがさあ!(笑)


1850年。カリフォルニアではアメリカの31番目の州に加わるか否かの投票が行われていた。しかしそこに併合反対を唱える無法者マクギブンスが現れ、投票の結果を記した紙を奪って逃げる。そこに現れたのが民衆の味方ゾロ(アントニオ・バンデラス)。トレードマークのアイマスクとマントに身を包んだ姿で無法者を追い、無事投票結果を取り戻し知事に手渡したゾロの周囲では、ゾロを称える声援が鳴り止まなかった。
実はゾロを名乗るアレハンドロは、結婚していて妻エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との間に10歳の息子もおり、妻にはカリフォルニア併合を機にゾロとしての活動を完全に辞めると約束していた。しかしこのような不穏な現状を見た以上、併合の調印式が完全に済むまでのあと三ヶ月、自分はゾロとしての活動を続けるべきだと思うとエレナに告げるアレハンドロ。平穏な生活を夢見ていたエレナは怒り失望し、アレハンドロを追い出す。
翌日、街で不審な男二人組に尾けられたエレナ。人気のないところに誘い込み鎌をかけると、ふたりの男はゾロのアイマスクを掲げてみせ、エレナに「旦那さんの正体をバラさない代わりに協力してほしい」と持ちかける。しばらくのち、アレハンドロはエレナの代理人から離婚届を届けられる。エレナの心変わりが信じられないアレハンドロだったが、偶然行ったワイナリーのオープン記念パーティーで、美しく着飾ったエレナがまるでワイナリー所有者の伯爵の恋人のように登場するのを目撃し・・・?

というようなお話です。イヤ、わたしは面白かったです、本当に。

アントニオ・バンデラスの紹介文が「スパイキッズ、デスペラードのアントニオ・バンデラス」となっていて、「代表作がスパイキッズってのはないだろ」とちょっと思ったのですが、観終わって納得、うん、代表作はスパイキッズだよアンタ(笑)。
家族を持ったせいと、妻を取り戻そうと必死になるせいで、今回のゾロはだいぶ三枚目です。だがそこがいい(笑)
そしてエレナとアレハンドロの子ども、ホアキン(アドリアン・アロンソ)がすごくいいのです!もうね、可愛い!可愛いんだけど利かん気で生意気で暴れん坊で大活躍です。ミニチュアゾロといった感じで、かなりアクションもこなしていました。もうこの子役さんはこのままアクション方面を頑張っていけば次世代のトニ・ジャー、ゆくゆくはスーパースターラジニの領域に達することができるかもしれません。・・・と、一緒に見た友達に言ったら「・・・イヤ、そんなマニアックな期待されても」と言われました。そう!?そうかしら!?果たして本当にそうかしら!?いいじゃない、ハリウッドからもついにスタント不要の本格アクション俳優を輩出すればいいじゃない!!
・・・とか、途中から変な期待を持ちながら見てしまいました(笑)。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズも相変わらずお美しい・・・気の強い美女って大好きです。しかも役柄的に武闘派なので暴れる暴れる。かっこいいわ・・・。
あと、ゾロの愛馬トルネードがまたイイ。馬のクセにいい芝居してました。馬はやっぱり頭がいいんですねえ。

とにかく全体的にハリウッド的ヒーローもののアクション映画のお約束に満ち満ちているのがいっそ清清しく、とても良かったです。ラスト、アレは多分やりすぎだよ。だけどそこにシビれるッ!あこがれるゥ!人もいるわけで。誰とは言いませんが(察して下さい)。

あまり頭を使わず痛快にアクションを楽しみたい方にはおすすめします♪

・・・しかし実はわたし、前作の『マスク・オブ・ゾロ』を観てないんですよ(笑)。それでも十分楽しめたという点でも、続編にありがちな高い敷居がなかったということでおすすめしたいです。でも多分どこかにビデオ録画したのがある・・・はず・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿