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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

108冊目:「人を見抜く技術」

2013-05-22 22:25:07 | 
総評:★★☆☆☆ そこまで印象には残らなかった。
面白い度:★★☆☆☆ そこそこ。
読みやすい度:★★★☆☆ 読みやすいかというと普通。
ためになる度:★★★☆☆ 普通程度。
また読みたい度:★☆☆☆☆ 2回目は読まないと思う。


伝説の雀鬼、桜井章一さんが書いた本です。
ブックオフに行った時、タイトルと内容をパッと見て買ってしまった、いわゆるジャケ買いです。

内容としては、桜井章一さんが思う事をつらつら書いている感じ。
最近の人がどうだの、社会がどうだの、こういった人はこういった傾向にある、なんたらかんたら。

特に内容としてはしっかりと整理されてはおらず、なんか桜井さんが思った内容をそのまま書いたって感じがして、あまり内容としては記憶に残っていない・・・
ちなみに桜井さんの麻雀や生い立ちなどの出来事はほとんど書いていなかった。


今回は特に感想という感想はなしで、興味深かった内容について抜粋する。

・学歴に関する事だけではなく、なにかにコンプレックスを感じ、過剰な羞恥心を抱えて生きている人には、どこかに無駄な力が入っている。そして、その無駄な力の入る身体部分として私が多く見かけるのは両手の親指だ。親指に力が入りすぎ、反ってしまっている人が多いのだ。

・自然に生きる人は癖が少ない。

・しかし、その人の体のぶれをちゃんと見ていれば、次になにが起こるかある程度想定できるのだ。「いつかたいへんなことをしでかすかもしれない」とか、「もうすぐつぶれてしまうかもしれない」といったような前兆をときに掴むことができる。心のぶれと体のぶれは繋がっている。心のぶれは信号となって体のどこかに出てくる。

・私が考える勝負の三原則は、「臨機応変」「適材低所」「柔軟性」だ。臨機応変はどうな状況にも動じず冷静に対処するということ、適材適所はその場その場にふさわしい行動、動きをとらなければならないということ。そして最後の柔軟性は、肉体的な柔軟性ということではなく思考的な柔軟性、「どう攻めようか、どう受けようか」という考え方のやわらかさを示している。

・思考の固い人は筋肉や動きなど体のいたる箇所が硬い。そして体の硬い人は心も固くなってくる。「固い意志」を持つことが日本では美徳とされるようなところがあるが、本来は柔軟な「柔らかい意志」のほうがいい。

・人間の精神は、”外”と”内”、さらに”内”の中にある、”中心核”のようなものから成り立っている。外と内と核、この三つがあって初めて精神が生まれ、人は人としての道を歩むことになる。
 人は知らず知らずのうちに、外と内と核、この三つでバランスをとっているのだ。

・人間はまず、自分を大切にしなければいけない。そのうえでかけがえのない大切なものをいくつか持てば、人は間違いを犯さないと思う。(中略)大切なものはいくつあってもいいと思う。でも、その中に、”人”も入れておくことを忘れてはいけない。「大切な人がいる」というのは、人生においてなにより大切なことなのだ。

・「なにかを成し遂げるには、なにかを犠牲にしなければならない」という考え方があるが、私はそれは少し違うと思う。「修行中だから恋愛をしちゃいけない」「受験勉強中だから遊んではいけない」だなんて、修行や勉強を”させている側”の言い分でしかない。

なんだかんだいって結構あったなあ。とりあえず、柔軟性を持って生きること。極力変な癖を作らないように自然体を意識して生活すること、人を中心に考えて人を尊重し、感謝の心を持って生きるのが大事って所でしょうか。

そんな感じで以上☆
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