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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

68冊目:「ジキル博士とハイド氏」

2012-01-10 21:36:59 | 
総評:★★★☆☆ 普通
面白い度:★★★★☆ 面白い
読みやすい度:★★★★☆ 短いし読みやすい
ためになる度:★☆☆☆☆ 普通の物語なのでためにはならないと思う
また読みたい度:★★☆☆☆ あらすじは分かったし、2回目はいいかなと


恐らく誰でも名前だけは聞いたことのある小説を読んでみた。
2重人格がどうたらって内容はちょっとは知っていたが、よく耳にするこの小説は一体どんな物語なんだろうと思って読んでみた。

内容としては、アタスンが親戚の知り合いからハイドという名の悪い噂の流れる人物について聞き、その人物と以前から親交のあるジキル博士が懇意になっているということを聞き、その関係性など、謎の解明に乗り出すという話。

ジキル博士とハイドは2重人格というが、顔だけでなく背丈や体のサイズなど、人格というか人物がまるっきり変わったようになってしまう。
そんなことは実際にあるわけないとは思うが、2重人格とはいえ人相や体の大きさがそこまで変わったら誰も同一人物とは思わないであろう。

実際話の中でもジキル博士の告白文を見るまで、アタスンは最後まで同一人物だと分からなかった。

ジキル博士はある薬によってハイドになることを発見する。それは醜悪な人物ではあるが、自分の奥底に眠っていたある解放感を見つけることになった。
それからたびたびジキル博士は今までに得たことのない解放感を得るために、ハイドに変わることを続ける。

ある日、ジキル博士は薬を使用することなしに、ハイドに変わってしまうことに気付いた。
ハイドの状態で人も殺してしまった前科があるので、ジキル博士はハイドにならないように自制をするが、ジキル博士は焦りから神経を擦り減らせていく。。。


感想としては、短い小説だったが、面白く読むことができた。
2重人格的な面は誰にでもあるみたいなことが書かれているが、それはたぶんそうなんだろうと思う。

ためになるかというと、そこまでためになったとは思えないが、有名な小説のあらすじが分かって良かったと思っている。

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