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奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

ゴールデンウイークは、ここにお出かけしました♪

2012-05-06 22:13:45 | Weblog
楽しみにしていたゴールデンウイーク、今日でお終いですが、あなたはどう過ごされましたか?

このゴールデンウイーク、私は先月の30日に母と二人きりで、えびの市の白鳥温泉に行って、あとは家族皆で近くで外食をしたばかりで、遠出するつもりはまったくありませんでした。(笑)
理由は、行きたいところがどこも思い当たらなかったですし、子供達に「行きたいところある?」と聞いても、「別に」と言う返事だったので、あとは家でのんびりDVDを鑑賞しようかな?と思っていたのです。

だから、昨日もお昼に市内の道の駅で、家族でお食事したら帰るつもりでいたのです。
だけど、昨日の宮崎はとってもいいお天気で、お食事している間に、遠くに遊びに行きたい気分になっちゃったのです♪

それに次男は学生寮で暮らしているので家族皆が揃うのは久しぶりだったし、長男は来年、高校を卒業したら遠くに就職したいと言っているので、みんなで過ごす時間はあと僅かしかないんだなという思いがあったからです。

きっと、それは主人や子供達も一緒だったと思います。

それで、どこに行こうか話し合っていたら、串間市の都井岬に決まったのです!

それを提案したのは、この私でした♪

私の提案に、主人もすっかり乗り気になって、次男の同級生の女の子の家が都井岬の近くにあるそうだと嬉しそうに話し出したのです。
その女の子のお母さんはアメリカ人で、おじいさんはダンサーとしてグラミー賞を取った事があるすごい人だとか。
なんで、そんなにすごい人の娘さんが宮崎の田舎に嫁いだのか、とっても不思議~(笑)


その都井岬は、次男が中学一年生になりたての頃に行ったばかりで、四年振りになります。

そこには大きな灯台もあるのですが、日本古来の野生の馬が生息している場所でも知られ、宮崎ではちょっとした人気のあるスポットなのです。

私も独身の頃、何度ここでデートした事でしょう…

あ、もちろん結婚する前に、主人ともデートしに来た事はありますよ♪

そこで、早速、行く事に決めたのですが、車は最近買ったばかりの私の軽自動車で行くことにしました。

なぜって、第一の理由は私の車にしかカーナビがついていなくて、しかも殆ど使った事がなくて、どんな道を教えてくれるのか性能を確かめたかったのと、車の乗り心地を主人と子供達に聞いてみたかったからなのです。(笑)

もちろん、運転するのは、この私!

主人は、昨日一日だけのお休みだったので、少しでも楽させてあげたかったの♪
そうして、カーナビの行き先を都井岬に設定して、いざ出発!
都井岬まで、およそ88キロ、二時間後に到着すると示しています。

昨日は日差しが暑かったので、窓ガラスを半分くらい開けて走りました。

クーラーの冷たさより、自然の風を感じて走りたかったんです♪


道すがら、主人とあれこれ世間話や子供の話をしました。
子供達は、静かに携帯をいじくったり、居眠りしていました。

子供達が小さかった頃は、車に乗ると、みんなでしり取りしたり、ナゾナゾで、楽しみながらドライブしていたものですが。

ところが、そうするうちにカーナビが思わぬ道を教えて、ちょっとドッキリ!

だけど、こっちの方が近道なんだと、納得したり感心したり。

でも、都井岬に行くには、結構、山あいを走らなければならないので、曲がりくねった細い道がいくつもあるのです。

カーナビから声を出しているお姉さん、出来るだけいい道を教えてね。

そう願っていたのですが、道路状況まで見分けられないカーナビのお姉さんは、車同士の離合も難しいような、すっごく狭くて曲がりくねった道を教えてくれて、ハラハラドキドキ!

やっぱり人間の頭脳に敵うものはない!
ていうか、道路が悪すぎ。(笑)

それでも、何とか都井岬に到着しました。

やれやれ、一時はどうなるかと思ったわ。(苦笑)

入り口で、入場料400円を払って、ゲートをくぐると、丘の斜面で、のんびり草を食べている野生馬を数頭、発見!

この野生馬は、外国産と違って、少し小さくて穏やかな顔つきをしています。

そういえば、完全主義者で知られた映画監督の黒澤明さんの時代劇の作品に登場する馬はすべて外国産の馬だとか。

完全主義者だったら、都井岬の日本古来の野生馬を使ってほしかったですね~

でも、この野生馬は天然記念物だから、使いたくても無理だったのかも?

その野生馬をあとにして、いよいよ目指す灯台に着きました。

ここでも、一人200円の入場料を払って、灯台の狭い階段をぐるぐる回りながら展望台に上がったら、青い海が遠くまで見渡せて、風がとっても気持ちよかったです。

これなの、この気分を味わいたくて、ここまで来ちゃったの♪


その展望台で、しばらく周りの景色を眺めたり、風を気持ちよく感じたあとで、私達は灯台の近くの神社に行ってみる事にしました。

神社があるのは、以前から知っていたのですが、行ったことがなかったので、ずっと気になっていたのです。

そこは、とても小さな神社で、航海の安全や縁結びを祈願する人が多く参拝するところだそうです。
また、昭和天皇が昭和48年に来られたという記念碑が立っていて、海を眺めたという大きな石もあり、私もその石に乗って、海を眺めてみたりしました。

実は、その神社へは主人と二人だけで石段をおりて行ったのですが、その道々、二十年近くも主人と苦楽を共にしてきたんだなと、普段考えた事のない感慨につい耽ってしまいました。


やっぱり来てよかった…

来なければ、こんな気持ちにはならなかっただろうな…

ありがとう

私の大切なあなた

子供達…


そうして、帰途に就いたのですが、来る途中、あまりにも悪い道をカーナビに教えられたので、違う道を通って帰る事にしました。

ところが、帰りの道もそんなにいい道ではなくて…

これは、カーナビが悪いんじゃなくて、道をどうにかするべきよ!(笑)


そのあと帰る途中に、都城市内のスーパーやホームセンターで、晩御飯や洗車ホースを買いに寄りました。

家にある古い洗車ホースは、ホースの繋ぎ目から水が吹き出して、いつもびちょびちょに濡れながら洗車していたの。(苦笑)


家に帰り着いた時は午後7時半くらいで、すっかり暗くなっていました。

ああ、疲れた…

だけど、行ってよかった…

子供達にも、いい思い出になればいいな…


そして、いい気持ちになり、目が覚めて一夜明けた今朝、車をよく見てみると、このところ暖かくなったせいか、夜、蚊がうようよしていたみたいで、蚊のつぶれた死骸が何匹もこびりついていました!


「いや~ん!

せっかくいい思い出が出来たと喜んでいたのに~!


買ったばかりの洗車ホース、早速大活躍でした。(苦笑)


おしまい♪










 

色あれこれ

2012-04-29 14:35:56 | Weblog
先月、愛車を白い車に変えてから、色について、あれこれ考えていました。

私が一番最初に好きになった色は青でした。
理由は、単純に青がもっとも美しく見えたからですが、もしかしたら青い空や、遠くて滅多に行けない海を連想させてくれたからかも知れません。

私は、青い色が小学生の頃から高校時代まで、ずっと好きでした。

ところが、ある時、青い色が好きな人は哀しみを胸に秘めている人が多いという話を聞いて、青に抵抗を覚えるようになってしまったのです。
その人の話では、青い色は涙を意味するというのが理由でした。

その話を聞いてから、私はどうしても気になって仕方なくなったのです。

それで、ほかに好きな色を見つけようとしました。
すると、一番下の妹が、私のお洋服のお買い物について来た時、私には緑が似合うと言ったのです。

その言葉を意外に思いながらも、そう信じ込んだ私は、出来るだけ緑を好きになろうと努めるようになりました。

緑は自然をイメージしますし、比較的田舎に住んでいる私は、わりに緑を目にする事が多く、目に優しいかも知れないなと思ったりしました。


ところで、私が子供の頃、タレント名鑑の山口百恵さんの欄に、好きな色は?の問いに、黒と書いてあって、びっくりした思い出があります。

子供心に、黒がなんだか不吉な色に思えたからでした。

だけど、黒は礼服に使われているせいか、気分が引き締まる感じがしますし、人を寄せ付けず、謎めいて、セクシーな気がしなくもないですよね?


それでは赤い色はどうでしょう?
赤が好きな人は多そうですが、私のイメージでは情熱、或いは狂気を思わせる色であります。

アンデルセンの童話「赤い靴」で、少女は死ぬまで踊り続けますが、もし赤い色でなかったら、少女は靴の魅力にとり憑かれずに普通のささやかな人生を送ったのではないかしら?


金色は、成功者の証しのように思えます。
オリンピックで、もっとも価値があるのは金メダルですし、にわか成り金になった人達が欲しがるのは、金の装飾品の場合が多いからです。(笑)


紫が好きという人もいますよね?
紫は、使い方によって、上品にも見えれば、下品にも見える。
それだけに、使いこなしが非常に難しい。
紫色が似合うのは、高貴な選ばれた人だけに限られるというのが、その主な理由みたいです。


では、私が買った車と同じ白い色は?

私は、正直、今まで白は好きになった事も魅力を感じた事も、あまりありませんでした。

決して嫌いではないけれど、押しが弱いというか、控えめというか、強烈な何かが欠けているようで、物足りない感じがしていたのです。

だけど、愛車を白い色に変えてから、あれこれ考えたり、それまで気づかなかった点が、ほんの少しだけですけど見えてきました。

とにかく、白は汚れが目立ちます!(笑)

それまで、私が乗っていた銀色の車は、少々のホコリや雨では汚れはあまり目立たなかったのですが、車を変えてからは、しょっちゅう洗うようになりました。
洗車しても、少し経てば、すぐにホコリがついたり、汚れてしまい、どうしても洗わずにはいられなくなるのです。

何だか、ほかの色が自分の色に染めようと、引っ切りなしに攻撃してくるみたい…

そういえば、ウエディング・ドレスが純白なのは、愛する夫の色に早く染まり、円満な家庭を築くためだとか。

純白と純金

色に純と付くのは、金と共に白の二つだけなのは、なぜなの?

そのどちらも手に入れられるのは、とても貴重で困難だから?

とくに白い色を保つには、あまりにも敵が多く、何もしないと、すぐに汚れてしまい、誰にも顧みられなくなってしまいます。


それは、まるで純愛を貫き通すことの難しさに似ているかも知れません。



私は白い車のように、私の心を出来るだけピカピカ磨きあげて、あの人に持っているすべての愛を、いつまでも捧げ続けよう…














 

ご恩返し

2012-04-11 21:20:50 | Weblog
今、私はおよそ二人の男性にご恩返しをされています。
二人ともブログで知り合った男性で、一人は二年以上のお付き合いがあります。
その男性は、今では何も書かなくなったのですが、今でも私のブログに毎日、お昼に訪ねてきてくれるのです。

私が何も記事を書いていない日でも毎日です。

おそらく彼がブログを書いていた時、私達は何らかの形で通じ合っていて、彼にはそれがとっても嬉しかったのでしょうね?
それに私は、彼の書いているブログサービスが終了する前、彼のすべての記事にコメントしていましたし、毎日、彼のブログにあしあとをペタペタつけていたのです。
だけど、ついに彼の書いているブログサービスが終了する時、あまりにも悲しくて「もうこれで、私の思いを伝えることは出来ない。これから私はどうしたらいいの?」と、泣きながら、つぶやいちゃったのです。

それからというもの、私は毎日、悲しい日々を送らなければなりませんでした。
でも、ある日、誰かが毎日、お昼にアクセスしている事に気づいたのです。

彼に違いない!

彼はブログを書いていた時、お昼に必ず毎日アクセスしてくれていたのです。

彼は、今でも、私のブログを読んでくれているのです。


だったら、なぜコメントをくれないのか、不思議でしょう?

彼は、常に新しいものにチャレンジして、自分の道を切り開く人で、だからこそ遠くで私を見守ってくれているのです。


もう一人の男性は、去年の秋に私が小津安次郎の映画について書いた時に知り合いました。
彼はとっても博識かつ明晰な頭脳で、男らしい文章を書く人で、私はたちまち彼の文章の虜になってしまったのです。

でも、彼のブログには、まだ誰もコメントしていませんでしたし、アクセスも少なかったのです。
コメントやアクセスが少ないからと言って、つまらない文章という訳ではありませんよね?

コメントが欲しければ、誰かのブログにせっせとコメントする方法だってありますし、アクセスを増やしたければ、ランキングサイトに入ったり、ほかの人のブログにあしあとをペタペタつける方法だってある訳ですから。
でも、たぶん男らしい彼にはそんな小賢しい真似は出来なかったのだと思います。

だけど、このままの状態でいったら、失望して、何も書かなくなるかも知れない。

そう危惧した私は、彼の素晴らしい文章が惜しくてたまらず、私から勇気を出して、彼の原節子さんについての文章にコメントしたのです。
あまり知られていない原節子さんと小津安次郎の取っておきのエピソードを書いて。

彼はその映画を観た事はあったみたいですが、案の定そのエピソードを知らなくて、びっくりしていました。
そして、私のブログを楽しみにしてくれていると書いてくれたのです。

私はそれが、どれほど嬉しかったでしょう。

それから、彼は私のブログをお気に入りにしてくれて、私のブログにコメントをくれるようになったのです。
でも、実は私自身は彼のブログにそんなにコメントはしていないのです。

と言いますのも、彼の文章には殺気がみなぎっていて、恐くて、おいそれと簡単には書けないのです。
実を言うと、今年の初めくらいに書いた「名刀」という記事は彼の事だったんです。

そういう訳で、なかなか彼のブログにコメントは出来ないのですが、彼は私の映画の記事によくコメントしてくれているのです。
しかし、私に深入りするのを恐れてか、映画以外の記事にコメントしてくれた事は一度もありません。


二人とも、私が彼達のブログを気に入って、親切にしたおかげで、今でもご恩返ししてくれているのです。

私も、それが嬉しいので、出来るだけ彼達のオススメやお気に入りだった映画の記事を書いているのです。

それが、せめてもの私のご恩返しだと思って。


そんな事を続けているうちに、私は人と人とのご縁の不可思議さについて、考えずにはいられなくなりました。

オーバーに言えば、私達は互いに相手の幸せを願って、ご恩返しをしているのです。

その思いは次第に純化して、本当にその人を幸福に導いているのではないのか?

人とのご縁は、ただ何の見返りも期待しないで親切にする事からも生まれますが、お返しをする事の方がもっと大切なのかも知れない。

私には、そう思われてなりません。

だって、親切にされたという事は少なくとも、その人に幸せになってほしいと思われている訳で、その人を大切にする事が、幸せへの近道だと思えるからです。

もちろん、世の中には下心のある人もたまにはいらっしゃるようなので、気をつける必要はあるかも知れませんが。

親切にされたら、お返しをする。

そういう事の繰り返しで、だんだん良いご縁が出来て、幸せへの扉が開かれるのではないでしょうか。









 

四月です♪

2012-04-07 18:01:19 | Weblog
「あ!寝顔が長男と次男の区別がつかない!?」

先日、子供達のいる寝室に入って、寝顔を見た私の率直な感想です。

現在、次男は遠くの私立高校の学生寮に入って私達家族とは別々に暮らしているのですが、先月から春休みで帰省しているのです。

でも、なぜ寝顔が似てきたのでしょう?
息子達は、容姿も性格も全然違っているのに???

もしかしたら、離れ離れに暮らして兄弟げんかをしなくなったのが原因なのかも?

それはそうと先日の強風、台風並にすごかったですねぇ。
大きな木は倒れるし、車は横転するし、転倒されたり、飛んできたものでお怪我をされたり、女性はスカートがめくれるなど、沢山の方が被害にあわれました。

え?
そこの男性のあなた、「ほかの事は別として、スカートがめくれたのは、とても嬉しかった♪」ですって?

お喜びいただけたようでありがとうございます。

すべての女性に代わって、この私めが謹んで、お礼を申し上げます♪

あら?
私ったら、一体、何、書いてんだろ???


ところで、今回は久しぶりに私の近況報告を書きたいと思います♪

今月に入って、新生活をスタートさせた方もいらっしゃると思いますが、私の周りでもいろいろ変化があったんです♪

まずは、子供の事から書きます。
長男はとうとう高校生活最後の三年生になりました。
卒業したら、大学には進まず就職すると言って、それに向けて、就職に有利な資格を取るなど、意欲的に勉強している最中です。
そして、次男はそれまでの成績から、トップクラスに入る事になりました。
親の私としては、よくぞやってくれたというところでしょうか♪

というのも、親の目の届かない学生寮に入って、果たして自主的に勉強するだろうか、ちょっと不安だったからです。(笑)


その次に、この私。
今月から、仕事内容がパワーアップして、より厳しいノルマと責任の重大さが増してきました。

仕事はみんなとの連携も大切ですが、臨機応変にテキパキ対処したり、勘の鋭さも大切なんだなと思います。


私の愛車を買い換えたのも、ここ最近の大きな出来事でした。
それまで、ずいぶん長い間、普通車に乗っていたのですが、今度の車は小回りがきいて燃費のいい軽自動車にしたのです。
子供が生まれてからは、ずっと大きなワゴン車に乗っていまして、それで子供が小さい頃は泊まりがけで遠出をしたり、学校で野球をするようになってからは、ほかの子供達も一緒に乗せて、試合に連れて行ったりしていたのです。

しかし、今度の車は何が違うって、車体が小さくなった事ではなく、ホワイトカラーなので、こまめに洗車をしなければならなくなった事なんです。

それまでの車はシルバーだったので、少々の汚れは目立たなかったのですが、今度の車はかなり目立っちゃいます!

おかげで、洗車に、これまで以上に手間隙かかるようになりました。(苦笑)
だけど、職場の先輩が簡単な手入れの仕方を教えてくれて、助かりました♪

洗車しながら、私はそれまであまり車を丁寧に扱ってなかったなと反省したりしました。

サン・テグジュペリの童話「星の王子様」に、星の王子様が自分の星のバラを世界中で一番好きなのは、お水をあげたり、風で花びらが散らないように囲いをしてあげたりして、一生懸命育てたからだというくだりがありますが、私も手入れするほどに車に愛着を持たないといけないなと思いました。


以上が、最近、私に起こった主な出来事です。

あなたも、何か変化はありましたか?


生命の芽吹く新しい季節、ぜひいろんな事にチャレンジしていきたいと思います♪










 

春風のいたずら

2012-04-04 15:51:09 | Weblog
先日、咲いた桜の花びらは、昨日の強風で、ほとんど散ってしまいました。

そのはかない生命を可哀相に思いながら、散った花びらや落ち葉をお掃除していると、一天にわかにかき曇り、一陣の突風が吹いて、私のスカートの裾が!


キャーッ!

春風のいじわる~!


















 

贈る言葉

2012-03-25 15:19:41 | Weblog
先日、遠く離れた友達から近況報告のメールが届きました。
それには、お子様達の嬉しい知らせと共に、仕事の苛酷な現状が綴られていて、私はすぐにお祝いと、彼女への励ましのメッセージを送りました。
そうして、一夜明けた今日、あらためて彼女のメールの意味をずっと考えていました。
私は、彼女はほぼ順調に生活を送っていると思っていたものですから、その現実に驚き、何だかとても悲しくなってしまいました。

決して、高望みしている訳ではないのに、どうして神様はささやかな幸せすら、彼女に与えようとして下さらないのでしょう…

一体、彼女のどこがいたらないと言うのでしょう…

そういうふうに、ずっと考え込んでいたら、ふと私の子供達が産まれる前の出来事を思い出したのです。


私は、子供が産まれる前、仕事や人間関係のいざこざで、これでもかこれでもかというくらい周りに痛め付けられ苦しんでいたのです。

もう、赤ちゃんなんかどうなってもいい!

私は何にも悪い事などしていないのに、どうしてこんなに苦しまなければならないのだろう…
そう思いながら、涙に明け暮れる毎日を、来る日も来る日も過ごしていたのです。

ところが、いよいよ赤ちゃんが産まれるという日の前日、私は不思議な夢を見たのです。

それはお祝い事ののし袋とかによく描いてある品のいいおじいちゃんとおばあちゃんが、にっこりほほ笑みながら、「おめでとう」と言って、沢山の御馳走を次から次に、私の前に持ってくる不思議な夢でした。
そんな夢を見た翌朝、なんだか縁起のいい夢を見たなと思っていたら、ちょうどその日に赤ちゃんを授かったのです。


赤ちゃんは、私達夫婦の願い通り、健康そのものの体で産まれてきてくれました。

私達夫婦は、どれほど安心したことでしょう…

それにしても、なぜあんな不思議な夢を見たのか?
そして、子供が産まれる前、なぜあんなに苦しい出来事に苛まれたのか?

もしかしたら、子供達の幸せを願った分、自分達の幸せが少なくなり、辛い毎日を送らなければならなくなったのでは?

そして、それになんとか耐えたから、赤ちゃんが無事に産まれて、夢でおじいちゃんとおばあちゃんが祝福してくれたのでは?

きっと、そうに違いない。

私は、今もそう信じています。



ね?
だから、あなたは自分の身を削ってまで、お子さん達の幸せを願ったから、お子さん達は晴れの門出を迎えることが出来たの。

あなたのご両親も、そうやって苦しんで、あなたを育ててきた。
これは親孝行するチャンスを神様が、あなたにプレゼントしてくれたのかも知れない。

お子さん達が旅立った今、これからが、あなたの本当の人生の始まりなのではないですか?