小学校のうさぎの世話は、2年生の担当だ。
夏休み期間中も、当番を決めて毎日世話をする。
今日はジュンの当番日。
朝9時でユウヤとユイ、ルナ4人の当番が集まった。
それぞれ餌にする人参の葉やキャベツを持参している。
まず、6羽のうさぎを小屋の外に出して、中の掃除だ。
スノコの隙間に詰まった糞を移植ベラで落とし、ブラシをかける。
古くなった餌を捨て、餌をのせる大皿を洗う。
小屋の中の掃き掃除。
2年生たちはてきぱきと作業をこなしている。
ふだんからうさぎの世話は定期的に行っているから、慣れているのだ。
スノコを戻して、餌皿に持ち寄った新鮮な餌を盛り付ける。
驚いたのは、小屋の外で仮の柵の中で待機していたうさぎたち。
子どもたちがいきなり柵を撤去したから、うさぎが逃げる!と思いきや、自分の意思で順次小屋に戻っていった。
ちゃんと自分たちの住処を認識しているのだった。
うさぎの世話が済んだら、今度は学級畑のさつまいもの水かけ。
となりに10本ほど植えられているキュウリは、実がなったら随時持って帰っていいのだそうだ。
大きくなりすぎてヘチマのような実が、何本もぶら下がっている。
子どもたちは、今日のご褒美としてきゅうりをもぎとっていた。
お当番ご苦労様でした。
人参、キャベツも各自持参で、うさぎさんが
栄養満点、きれいな小屋で幸せそうです♪