オリエント急行殺人事件

（車庫の壁に貼ってある公開当時買ったポスター）
今週NHKBSプレミアムシネマで放送された「オリエント急行殺人事件」。
映画館で観たのが高校生の時だから、実に４０年以上ぶりの再見かも。

オープニング。
赤い緞帳？をバックに次々とクレジットされる豪華キャストの面々。
甲高いピアノで始まるメインタイトル。
記憶として残っていた印象と若干違いはあったものの、
とても懐かしくそして新たにまた面白く拝見しました。

代表作「十二人の怒れる男」はシドニー・ルメット監督が
私が生まれたころに撮った作品。
「オリエント急行殺人事件」が１９７４年で、
この後も「狼たちの午後」や「ネットワーク」など秀作を続々と発表しています。

それにしてもこの映画に出演している俳優陣の豪華絢爛なこと。

アルバート・フィニー
ローレン・バコール
マーティン・バルサム
イングリッド・バーグマン
ジャクリーン・ビセット
ジャン・ピエール・カッセル
ショーン・コネリー
ジョン・ギールガッド
ウエンディ・ヒラー
アンソニー・パーキンス
バネッサ・レッドグレーブ
レーチェル・ロバーツ
リチャード・ウイドマーク

と面々とクレジットされて、次にようやく

IN 　MURDER ON THE ORIENT EXPRESS

と題名が出てくるのだからたまりません。

この映画でイングリッド・バーグマンは最優秀助演女優賞に輝き、
２度目のオスカーを獲得しています。
私は「カサブランカ」や「ガス燈」より先に、
初めてバーグマンを観たのはこの映画だったと思います。

BSプレミアムシネマは私にとって往年のシネサロンのような名画座。
今夜はさらにもう一本「フィールド・オブ・ドリームス」も観ましたよ。