農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

背泳ぎ

2024-06-21 09:13:12 | 日記
水泳教室で習っている4泳法、
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール(個人メドレーの順番です)。
まんべんなくどの泳法も得意にして速くなれば一番いいのですが、
得意不得意の種目は必ずあるわけでして、
自分自身課題にしているのが背泳ぎと平泳ぎです。
(バタフライが苦手だと思わなくなったのが大きな進歩)
そしてその背泳ぎ。

苦手意識はないのですが、スピードが上がらない。
苦手意識のある平泳ぎより25mのタイムが遅いのです。

背泳ぎはクロールの裏返しのようなもので、
上向きになった上体の脇を手で搔きながら進みます。
クロールと同じように左右にローリングしながら、
右左右左と掻いていきます。

クロールは目の前にある大きめのボールを抱えて、後ろへ押し出すイメージ。
背泳ぎは体側に沿って伸びているロープを掴んで身体を引っ張り上げるイメージ。
と教わっています。
でもクロールの手の掻きと比べて、
上向きの態勢で体の横にあるロープを掴んで引っ張る背泳ぎの動作なんか、
ふだんまず行うことのない動きになります。
これがまあそう簡単には出来ません。

注意するのが掌の向きと肘の角度、
しっかり水をキャッチして後ろに押し出していきます。
と言われますがこれが難しい。

キックは足が下がって抵抗にならないようにしなやかに打つ。
よく膝が曲がり気味になりますが、それではまた抵抗が大きくなる。
と言われますがこれも難しい。

要するにどの泳法も基本そうなのでしょうが、
いかに水の抵抗が少ないフォームで、
いかに無駄なく効率よく水をキャッチして押し出し推進力を得ることが出来るか。
目標は一掻きごとに力強くぐいぐいと進む背泳ぎです。

それから水面を仰向けの態勢で泳ぐため、
比較的呼吸が楽に思われますが、
実際は水面の波や飛沫が口や鼻を襲うため、
意外と呼吸のタイミングを取りづらいのも特徴ですね。
口はともかく鼻に水が入ると痛く苦しくなりますから。
「さあ今日は鼻うがいの時間ですよ」
と背泳ぎの日コーチが言うのがお決まり事です。
呼吸は手を上げたり掻いたりするタイもングに合わせて、
リズムよく「プー」とやっています。

あとは教室以外での練習あるのみなのですが、
背泳ぎは4泳法で唯一進行方向が見えない種目です。
つまり前が見えない状態で前進していく。
これは複数人で同じレーンを使用する一般開放時間には向きません。
一つのレーンを単独で使えて伸び伸びと練習できるタイミングといえば、
すべての教室がお休みの月曜日くらいしかチャンスがありませんから。

周囲の人を見渡しても背泳ぎの練習をしている人はほとんで見かけません。
それが理由かどうかは分かりませんが、競技人口も背泳ぎが一番少ないそうです。
「競技で上位を目指したいのなら背泳ぎが狙い目。
 専門に取り組んでいるライバルが多くはないから」
とコーチも言っていました。

さあ苦手な背泳ぎを克服するのが今年の課題です。
苦手でタイムが遅いのなら、まだまだいくらでも伸びしろがあるということ。
帰ったらまた入江選手のビデオを見ようっと。