横綱白鵬がついにやりました。
優勝回数で昭和の大横綱大鵬を抜いて
単独で最多の33回目の優勝を飾りました。
先場所で優勝回数が大鵬の32回に並んでいた白鵬。
1回のチャレンジですんなり記録を更新してしまいましたね。
ここまで磐石の相撲で13日全勝。
他の力士の不甲斐無さを見ても、
いっそう白鵬の強さが際立っています。
私が小学生の時分の昭和40年代、
横綱大鵬の全盛期でした。
柏鵬時代と呼ばれた郷土出身の横綱柏戸も
人気がありましたが、年齢的にすでにピークを過ぎ
千秋楽ではいつも大鵬に負けてしまい
悔しい思いばかりしていました。
色白で端正な顔立ちの大鵬。
派手さはなかったのですが、
決して負けない強さを子ども心に感じました。
一方まだまだ衰えを知らぬ白鵬。
その優勝回数は、果たしてどこまで伸びるのか。
とても楽しみでもありますね。
どのスポーツでもそうなのですが、
本当に強い人は怪我をしない人ですね。
それだけ徹底した自己管理能力を築き上げたということです。
余談ですが、子どもの頃観ていたテレビの相撲中継。
画面は当然白黒です。
力士が締めているまわしが真っ黒でとても堅そうに見えたので、
てっきり太いゴムを巻いているものと思っていました。