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農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

検査は陰性

2024-12-19 22:17:27 | 日記
実は先週末から風邪をひいて体調が良くありませんでした。
熱こそ出なかったものの、鼻水や咳で悩まされていました。
それでも繁忙期ゆえ、あまり人と接触しないように仕事は続けていました。

治りかけのタイミングでしたが、職場からの要求もあって本日ようやく内科を受診。
現に今1人スタッフがコロナで欠けているのです。
インフルエンザの検査を受けたところ幸い陰性でした。
良かった!

今年もあと10日余りです。
健康を損ねることなく、無事で乗り切りましょう!



餅食べ家族

2024-12-18 16:37:44 | 日記
師走と言えば太ももは餅で書き入れ時です。
連日のご注文まことにありがとうございます。

この時期毎年ご注文をいただいて、
もち米を配達している知り合いのお宅があります。

今年も15キログラムのご注文がありました。
個人のご注文にしては量が特に多いものですから、
「赤飯やおこわにしてたくさん召し上がりますか?」
と尋ねたところ、「全部餅にして食べる」というではありませんか。

家族が皆餅好きだから、卓上餅つき機で時々餅を搗いては
餅を食べるのだそうです。

これは正直驚きました。
15キログラムといえば、一斗、
一升桝でいえば10杯分もあるではないですか。

わが家でも年末お供え用に二升か三升餅を搗きますが、
積極的にふだん餅を食べるかと言えばそうでもありません。

でも搗き立て餅の美味しさは分かります。
このお宅では搗き立ての餅を何回も何回も
美味しいと言いながら食べていらっしゃるんですね。

なんだか見習わなきゃという気持ちになりました。
餅は古来から「ハレの日」を代表する食物です。
餅を食べて元気に明るく過ごしたいですね。

今年も遠かった盛岡

2024-12-17 20:03:18 | 日記

12月は学期末、アイの高校が冬休みに入るので
三者面談もあり、オカアチャンが盛岡に向かいました。
当初の予定では上のような時間の乗り換えで
秋田経由、こまちで盛岡に向かうつもりでしたが・・・


午前10時ごろ酒田駅に送って行ったら
なんと秋田方面「運休」の文字が。
大雪によるものだそうです。

今年もか・・・
毎年、この時期天気が荒れて思った通りに移動できません。

2年前は、いなほが運行したものの、
強風でかなり慎重運転になり到着が遅れました。

そして昨年は強風で羽越線がストップし、
余目、新庄、古川と大回りをして8時間かかって
盛岡にたどり着いたのでした。


秋田までは代行バスが準備されました。

乗る予定だった特急いなほは酒田止まり。
そこから秋田方面を目指す人はバスに乗り換えて行きました。

代行バスは時間がかかります。
一般道を走行して、いなほの停車駅にいちいち立ち寄りますから。
バスが酒田を出発して、2時間半後、
「秋田に着いたよ」とオカアチャンからLINEがありました。

2024-12-04 09:28:27 | 日記
隣の三川町には庄内総合支庁があるのですが、
その一帯の地名が「袖東(そでひがし)」なんですね。

旧国道7号線沿いに庄内支庁や三川町役場が出来て
だいぶ経ちますが、以前からこの地にあった対馬と
三本木の集落を繋ぐ一帯が大字横山字袖東のようです。

ふと「袖」という地名が気になりました。
「袖」とは何か?
「袖」の東側だから「袖東」だとしたら「袖」とは赤川のことなのか?
さらに赤川の下流には「袖浦(そでうら)」という地域もありますし。

グーグルマップでを眺めたら、「袖東」の
西側の赤川に「袖川原」という地名を見つけました。
「袖川原」の東だから「袖東」なのかも知れません。

それでは「袖川原」の「袖」とは何を指すのでしょう。
グーグルマップで赤川を上流に遡っていくと、
「不動野」「上川原」「柳野」などの地名を見つけました。

「袖」が付く地名は全国にも各所あって
大きな町では千葉県の袖ケ浦市があります。
この町の由来を見ると古事記に所縁がありました。
日本武尊の妃が海上安全を祈って入水したのち、
妃の袖が流れる着いたことから「袖ケ浦」と呼ばれるようになったと。
なるほど、「袖川原」に「袖」が流れる着いたという謂れがないとも限りません。
何となく「袖」と水の流れが関係しているように思えてきましたね。


「袖」とは(goo辞書より)

1 衣服の身頃 (みごろ) について、両腕を覆うもの。
 和服ではたもとの部分を含めていう。「—をたくしあげる」

2 建造物・工作物などの本体の両わき、または片方にあるもの。
 門のわきの小さな門、机のわきの引き出しなど。

3 舞台の左右の端。「—で出を待つ」

4 文書の初め、右端の余白。

5 鎧 (よろい) の付属具。肩からひじの部分を覆い、矢や刀を防ぐもの。

6 牛車 (ぎっしゃ) や輿 (こし) などで、出入り口の左右の張り出した部分。

ここには「袖」に水に関連した意味が見つかりません。

「袖」「地名」で検索を続けていたらこんな記述を見つけました。

「袖」は「外出(そとで)」 海で突き出した岬や砂州


なるほど、突き出た地形というキーワードが出てきました。
改めてグーグルマップを見ると「袖川原」はちょうど直線状に
北上してきた赤川が東にグッと回り込んでいる内側の
西側に突き出たような広い川原が「袖川原」と名付けてあるのでした。
当時、カーブした赤川の流れの右岸の川原がある地点から見て、
あるいは舟運の船上から見て、「袖」のような形状に見えたのかも知れません。




グーグルマップより

昔は赤川に限らず京田川など平野の河川は、蛇行しまくっていたと思われるので、
下流の「袖浦」地区の「袖」もそういった地形を表した地名なのかも知れませんね。




よつ葉会

2024-11-26 21:56:15 | 日記

三鷹に一般社団法人よつ葉会を訪ねました。
有機コシヒカリを会員さんにお届けさせていただいております。
大震災以降からなのでもう13年以上のお付き合いになります。


昨年夏はよつ葉会のスタッフの皆様と太ももの会で、
リモート交流会を開催しました。
その詳細なレポートを会員向けに作って広報していただきました。


よくぞこれだけの情報と写真を掲載してくれました。
力作に頭が下がります。
(会員様には昨年配布済みです)


お昼は高円寺まで移動して、
ペルシャ料理をご馳走になりました。


ラム肉のソーセージと熱々のナン、美味しかったです!


高円寺や阿佐ヶ谷は「ハマりやすい沼」と代表の御法川さん。
仕事の話もさることながら、
土地の話をその土地の住人から直接聞くことの面白さよ。

夕陽を見に

2024-11-14 22:07:48 | 日記

天気が良い日は外に出たくなる。
ということで久しぶりに十里塚の浜に出てみました。
11月にして今年初めてか?


まもなく夕陽が沈みます。
だいぶ南の方角です。
ちょうど飛行機雲が伸びていました。


日没は午後4時30分。
まだもう一ヶ月は日が短くなりますね。

気象のモデルチェンジ

2024-11-11 15:42:41 | 日記
先日、スマート農業研修センターで
藤井弘志先生の講演を聞く機会がありましたので、
内容を振り返ってまとめてみたいと思います。

「令和6年の稲作について」
まず力説されたのが、気象のモデルチェンジの必要性です。
まずは平均気温の高温化。

はえぬきが登場した1993年から10年間に比べて、
5月の田植え時期から9月の刈り取り時期まで、
近年は総じて気温が高くなっています。
月平均で0.9度から2.0度上昇。

したがって当時と比較して、
同じ5月10日に田植えをしたとしても、
最高分けつ期が7/6から6/30と早まっています。
これは栄養成長期が短いから、
スタートダッシュに失敗すると挽回できない。
つまり苗づくりを失敗するなということ。
これには長すぎる育苗期間と早すぎる田植は良くないという意味も含まれます。

出穂が8/9から8/1に早まり、
刈り取り適期が9/25から9/5に早まっています。
これは登熟期間が短いので、大きな穂をつけても実らない。
つまり2次枝梗を当てにしたやり方はやめて
穂数を多くすることを心掛ける。
暑さに強いと言われる雪若丸の特性がまさにこれ。
2次枝梗が少なくて、短い登熟期間でも良く実るのです。

次に平均湿度の乾燥化。
ここ60年で平均湿度は83%から75%に下がっています。
乾燥に強い稲つくりをしなければなりません。

そのためには中干し作溝を徹底して、
直下根(縦張り根)を深く張らせる。
ケイ酸分の補給も欠かせません。

つまりスタートダッシュと生育調節が大事ということです。

それから令和6年産の低収要因の分析として、
問いかけられたのは、育苗期間が長すぎないか。
つまりスタートダッシュに失敗していないか?ということです。

さらに元肥散布のタイミング。
散布してから入水までの期間が長いと肥料分が逃げてしまいます。
(ちなみに4/5散布4/25入水だとおよそ50%減少)
おまけに入水後微生物の分解にまた土中から酸素を取られてしまいます。(脱N)

そして7月25日の大雨による冠水被害。
稲の葉先はいわばシュノーケルのようなもの。
田んぼが冠水して稲が水没しても葉先が出ていれば、
葉っぱを伸ばそうとエネルギーを消耗するそうです。

今年の7月末は、乾燥状態から大雨冠水、
水が引いてからも日照不足と気象条件は良くありませんでした。

7月の日照時間は過去4番目に少なくて、
気温は6番目に高かった。
そして8月の高温と日照不足。
今年はそんな夏だったのです。

また発表される気象情報でこれが出たら
田んぼに水をかけなさいという3つのパターンは。
①低温注意報
②フェ―ン現象(東風6mが目安)
③湿度65%以下
ただし水の溜めっぱなしはダメ。気温が高いから。








盛岡駅で大谷翔平グッズが

2024-11-09 22:02:56 | 日記

娘が送ってくれた写真から。
盛岡駅構内です。


岩手が生んだヒーロー、
ワールドシリーズで世界一になった
大谷翔平選手の記念グッズコーナーのようです。


マグカップに・・・


Tシャツなど・・・
これは飛ぶように売れる?
でもよく見たら、胸のロゴはドジャースではなくて
デコピンではないですか。
便乗商法か?
これはこれで意外と売れるのか?


多賀城1300年

2024-11-04 20:50:50 | 日記

多賀城が創建1300年を迎え、
多賀城市では1年を通じて様々なイベントが企画されています。

国府多賀城駅に隣接する東北歴史博物館で開催中の
多賀城1300年特別展を観ながら、
11年ぶりに多賀城跡を訪れてみました。


立派な南門が復元され、大勢の見学者が集まっていました。


南門から真っすぐに伸びる政庁への南大路。


傍にある由緒ある石碑が国宝に指定されたとあって
その周りには人集りが。


これには多賀城の創建と修造の年代と
それに関わった人々の名前、
そして多賀城と各方面とのおおよその距離を伝えているそうです。


その解説文は歴史博物館より引用

「京を去ること一千五百里」
なんて最果ての惜寂感に溢れているなあ 


地形沿って伸びている大路はコンクリで固められていました。
手前の丸石は暗渠の見本。


この連休もお天気に恵まれて良かった。


途中より南門を振り返る。
時折坂の下のJR東北本線を通過する列車の走行音が聞こえてきます。


坂のてっぺんに在った政庁のジオラマ。


ここが政庁跡地。
案内看板もほとんどリニューアルされている中で、
このような石碑は味わいがあります。


南大路の東側には城内官衙(かんが)の一部も再建されていました。


ここは展望がいい休憩所のようになっています。


御城印はJRの駅内の観光案内所で頂きました。