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農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

花びらを汲む

2025-04-18 21:59:17 | 農作業

お昼前から雷雨になりまたもたっぷり田んぼが冠水しました。
午後2時ごろようやく雷が去ったようなので、
用水路の堰掘りに出かけました。


水路端のサクラも散り始めていて、
花びらが溜まった雨水の上に浮かんでいます。


花筏とはよく言ったものです。


水路には昨秋落ちたサクラの葉っぱが堆積しています。
花びらと一緒にスコップで掬います。


サクラの下に停めた車のボディーも桜模様に。
来週土曜日に新田揚水機の試運転が行われ、
通水する予定です。

苗並べ

2025-04-11 21:39:58 | 農作業

8日に播いて催芽室で加温していた苗1700枚を
畑に並べました。
未明に雨が降ったものの、午前中は風がなく
絶好の苗出し日和になりました。
こののちプール育苗をする苗のベッド4列のうち
3列を午前中に並べることが出来ました。
メンバーが一人増えたこともあって過去最速です。


サクラがちらほらと咲き始めましたよ!
春の到来をを実感しますね。

しかし日曜からは寒気が入り天気はぐずつくようです。
その分サクラも長持ちするかな。

ハウス準備

2025-04-10 22:16:21 | 農作業

次回の種まきに備えて、ビニールハウスの準備をします。
中は整地をして古ビニールを敷いて、
外は峰の亀裂を昨年同様縦長ビニールで覆い、
風で寄せられないように速攻ダイオーシートを被せました。
夕方風が穏やかになったので、ここまで出来ましたよ。
多少遅くなったので、夜の水泳教室は欠席して娘と町湯に行きました。

1年前の屋根補修→https://blog.goo.ne.jp/futo3660/d/20240417


我が家のサクラ
開花間近です!

畦畔塗り

2025-04-08 21:49:43 | 農作業

トラクターに古い畦畔塗り機を装着して、
何年振りかで畦畔を補修しています。


畦畔塗り(畦畔付けともいう)は田んぼの乾き具合も大事。
乾きすぎると崩れて上手く塗れないし、
柔らかすぎると高く土が上がりません。

往復して1本仕上げるところや片側だけのところも。
ちょうどいい厚みで1本仕上げるのが難しい。
やたらと広くなったり狭くなったり。
数本やるうちにコツがわかってきて、
いつものように慣れたころ終了しました。

速さ 高の1~3
PTO 1
4駆動で
1本仕上げの戻りは前輪を畦畔上の境目手前に乗せる


鶴岡公園と山形の霞城公園でもソメイヨシノが開花したそうです。
市の担当者が双眼鏡などで確認しては、
うやうやしく開花を発表する
おかしな儀式的なものは何時から始まったんでしょう?

種まき始まりました

2025-04-07 22:26:22 | 農作業

種まき1回目はおよそ1700枚。
内訳はつや姫810枚
ひとめぼれ414枚
夢あおば342枚
でわのもち150枚
を今日明日で播きます。

催芽室で2日間加温して芽出しさせ、
11日金曜日に屋外に苗を並べる予定です。


酒田日和山公園でサクラが開花した模様です。

種籾の消毒

2025-03-19 22:23:20 | 農作業

種籾の温湯殺菌をしています。
60度のお湯に種籾を9分漬けて、雑菌を退治するのです。

種籾は5kgづつメッシュの袋に詰め替えます。
殺菌した種籾は速やかに水道水で冷まして、
そのまま芽出しに備えて、水を張った大きな桶に浸種します。


こちらは薬液を使った種籾の消毒。
種子は自家採取した試料用米「夢あおば」です。
24時間漬けて殺菌します。




ドジャースとカブスの開幕戦が東京ドームで行われました。
山本、佐々木が先発したドジャースが連勝。
大谷にはホームランも出ましたね。

昨秋のワールドシリーズでも感じましたが、
MLBの試合は応援に鳴り物がなくていいですね。
投球や打撃の音が聞こえるのは臨場感があります。

それにしても大谷選手の人気はすごい。
出演するCMも数が多いこと多いこと。
幸先よくスタートが切れましたね。

種籾の禾(のぎ)取り

2025-03-12 20:43:42 | 農作業

自家採取した飼料用米(夢あおば)の種子の
禾(のぎ)取りをしました。

リフトやパレットで高さを調整、
その他効率よく作業が進むために段取りが大事です。


1年に一回、この時だけ活躍する機械が、
脱芒機のダツボーくん。


禾取りを済ました籾は、
唐箕でゴミや埃を取り除きます。


春先恒例の籾殻くん炭焼き始めました。
今日は風向きもお天気もバッチリ。


合間に水路の掃除も行いました。
堰掘りすると春を感じます。

出荷増

2025-03-11 22:21:07 | 農作業

平年なら落ち着くはずの年明け1月から3月の米の出荷量。
市場価格の高騰の煽りで注文が増加して、
連日の出荷が忙しくなっています。

弊社では有機米や特別栽培米が主力に栽培していますので、
価格は高めに設定していたのですが、ここにきて
周りの一般米の市場小売価格が上がって追いついてきたのです。

価格の高いお米に辟易した消費者が、ネットで探し比較した結果、
送料を払ってでも有機や特栽米にお得感を持ったからでしょう。

もちろん新米の時期にある程度の値上げはさせて頂きましたが、
得意先のオーガニックショップなどでは、システム上
再再に渡る価格変更は難しいようです。

本来なら出来秋まで通年販売する予定だった「ひとめぼれ」は、
まもなく販売終了になる見込みで、
有機コシヒカリも来月いっぱいくらいで一般向けが
在庫切れになる見込みです。
比較的余裕があるのは「つや姫」くらいですね。

政府が放出を決めた備蓄米がまもなく市場に出回る様子ですが、
米の不足感、高値感に変化はあるのでしょうか。
昨年秋、新米を早や食いした分、この夏はまたさらに
昨年に増して米不足になるという見通しも最もだと思います。

3月11日
あの日から14年が経過しました。
この災害の記憶を風化させない、
災害から得た教訓を未来に伝えて残していく
ことの大切さを改めて肝に銘じる一日となりました。

もともと三陸など太平洋側の海岸地帯は、江戸や明治、
昭和の終戦前後にも甚大な津波被害があったそうです。
それらの時代時代で、戒めとして石碑や口承で津波対策の
教訓を伝える努力がされてきました。

14年前の大地震と津波災害の大きな特徴は
それ以前の災害と比べて映像記録がたくさん残されていることです。
多くの震災遺構や復興祈念館などの施設が、
または地域地域で語り部の活動をされている人々が
その思いを未来に繋げています。

あと数年後、退職したらまずは復興途上の沿岸部を
つぶさに歩いてみたい、という願望を抱いています。
基本は「みちのく潮風トレイル」マップを参考にしながら、
三陸のリアス半島はすべて端っこの行けるところまで
到達したいと思っています。
その日が来るのが待ち遠しい。

富山産コシヒカリ種子

2025-03-03 20:34:56 | 農作業

農協に注文したコシヒカリの種子は、
富山県産が届けられました。

同じ品種でも、作付けする地域、地方、
土地柄で若干その生育に差が出てくることがあります。

それは草丈とか出穂の時期とか。
今まで作っていたコシヒカリとは違う産地のコシヒカリ。
その生育、出来に期待しています。

補修

2025-02-21 23:33:08 | 農作業

今期の籾摺り作業が最終盤を迎えています。

ここにきて籾摺りして出た籾殻を飛ばす筒の曲がりから、
籾殻が吹き出すようになりました。

籾殻は堅いケイ酸質で出来ていますので、
その研磨力は半端ないのです。

特にもみ殻を飛ばす金属の筒内では、
エルボーなど曲がりの部分に負担がかかる。

内部が削れて次第に穴が開くのはいつものことです。
そのたびにゴムや金属板を貼って穴を補修していますが、
来期はエルボー自体を交換することにしましょう。