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農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

黒米の石抜き

2024-12-03 22:09:29 | 農作業

先月籾摺りした黒米玄米の石抜きをしています。


タイワの石抜き機は昨年導入しました。
玄米の選別方法は従来からの網目を通過させて
米粒の大小で選別する方式しかありませんでしたが、
近年は色彩選別機や石抜き機を通す方式も採用して、
選別能力をアップさせています。
コンバインで収穫する籾の中には
意外と小石が混ざっていることがあるのです。

この石抜き機は、傾斜のついた揺動盤の上を玄米を通過させながら
比重で小石を抜き出す方式です。

ただし石だけぽろっと取り出せるわけではなく、
多少の玄米と一緒に排出されて、その中から
小石を拾い出すのは目視になります。
ふつうの玄米ならまだしも黒米ですから
黒いお米の中から黒っぽい石を探すのは多少困難でした。

初冬の代掻き

2024-11-28 21:59:25 | 農作業

まもなく12月。
そのうち雪が降って根雪になるかもしれないのに、
代掻きをしています。
もちろんこの後田植の予定はありません。


ここは田んぼではなく畑で、
来春に植える苗を育てる苗代です。


プール育苗をするため出来るだけ平らに均したい。
それには代搔きハーローで攪拌する代掻きが有効なんですね。


毎年晩秋のこの時期、
たっぷり雨が降って畑に水が溜まった
状態になるのを待って作業を行います。


これが今年5月の田植時、プール育苗中の畑です。
均平にすることが肝要です。
水はけが良くないので雨が降ると表面が軟弱になります。
軽トラックをバックさせるときは、轍に厚板を敷いています。

黒米の籾摺り

2024-10-24 22:57:48 | 農作業

先日脱穀した黒米を籾摺りしました。


品種は兵庫県から取り寄せた「兵系紫86号」といううるち米。
見事に真っ黒に育ちました。


以前作付けしていた糯米「朝紫」は、
昨年の猛暑で赤茶けたままで終わってしまい黒くならなかったのです。




ぴかぴか文字通り黒光りしています。


黒米杭掛けして稲刈り終了

2024-10-05 22:14:48 | 農作業

黒米の稲刈りと杭掛け作業を一気に行いました。
新たに導入した品種は兵系紫86号といううるち米。
穂が出てくるのが遅くて、バインダー刈りもこのタイミングになりました。


刈り取った稲束は速やかに杭掛けするのですが、
これがまた1年ぶりに行うものだから
ほぼ全員が初心者で上手く掛けることが出来ません。


ということである程度杭掛けに慣れたところで
作業は終わり、また来年ということになるのでした。

でも昔は田んぼ全部手作業でやっていたのですよねー
今では考えられません。

ダンプホッパーの調整

2024-09-27 21:34:04 | 農作業

新しいダンプホッパー、調子よく張り込み出来ていたのですが、
有機のコシヒカリで問題発生!
籾の芒(のぎ)が多くて飲み込みが良くないのです。

電話して購入元の菅原農機さんとメーカーの斎藤農機さんが
早速対応してくれました。


らせんの上部カバーを外します。


ふだんは見えない底のらせん状スクリューが露わになりました。


要するにねじ穴(縦穴)の上部を広げて、
カバーの位置を上げれば、籾を飲む隙間が大きくなります。


外された上部カバー。


スタッフの方々が大勢集まり調整してくれました。
ありがとうございます。

隙間が広がって飲み込みの悪さは解消。
その後の張り込みはスムーズでしたが、
新しいバネコンが搬送能力16トンに対して、
乾燥機の受け能力が11トンなものだから、
今度は乾燥機の飲み込みが今度は負けそうになりました。

飼料用米初出荷

2024-09-18 22:33:56 | 農作業

試し刈りした「つや姫」の水分がまだ高かったので、
先に飼料用米「夢あおば」の収穫を始めました。
そして乾燥籾を直接フレコンに詰めて出荷OKなので、
今日は昨日収穫した「夢あおば」初出荷です。

提携先の鮭川村(株)アイオイさんが
鮮やかなラッピングトラックで集荷にきてくださいました。

「夢あおば」乾燥籾700kgを16本、本日初出荷です。


出穂がはえぬき並みに早かった「夢あおば」、
刈取り水分が20%を切っている圃場もありました。
水分が低い方が、乾燥機の消費灯油の節約になります。

はえぬき刈り取り終了 つや姫はまだ水分高い

2024-09-12 21:31:52 | 農作業
「はえぬき」早くも刈り終わりました。
もともと作付面積が120a程度なので、
乾燥機2台分一日で終わってしまいます。
籾水分は22~24%と適正です。
さあ収量、品質は?

午後からまだ早いと思いながら
「つや姫」45a刈ってみました。
案の定青籾が多くてもったいない。
水分も29%ありました。
収穫までもう少し置いて、籾摺りを急ぐことにしましょう。