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農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

大会前日 準備完了 昼から雨

2019-06-29 22:22:53 | トライアスロン



早朝、NTTとJPの方々から恒例の浜の清掃をしていただきました。
今年もありがとうございます。

午前中はJRのボランティアの方々から協力いただき
スイム会場の設営。(テント立て、コーステープ張り、NTTのぼり立て)
順調に準備整いました。

正午からスイム試泳会。
ここで予報通り雨が降り出しました。
それも結構強く。
たちまちスタッフはびしょ濡れに。
NZからの招待選手トレントとローズも海の感触を確かめていました。

会場をアトラームに移して、
午後はマーシャル(審判)ミーティング、
競技説明会、前夜祭、審判交流会と行事が目白押し。
今年も東北一円から審判協力いただきましてありがとうございます。

さあいよいよスイムスタートまで10時間を切りました。
明日は特別早起きしてスタンバイします。

ただ天気予報が良くない。
曇りベースの予報から一転、雨多しに変わってしまいました。
とにかくやるしかありません。
幸い海は凪。
安全にそして無事に大会を終えることを祈ります。

大会2日前 天気一時回復も・・・

2019-06-28 21:50:39 | トライアスロン
大会2日前になり、
朝から本格的に会場設営が始まりました。

ところが昨日からの雨がなかなか止まず、
合羽を着て作業スタート。


スイム会場班はNTTのバナーを設置してから
テントを4張り設営。

大浜海岸の風車が雨に煙って見えない状態だったのが・・・


午前10時ごろ雨がやんで青空が広がってきました!
ラッキー!

午後は大会協賛分の太もも米を搬入。
スポーツタイマーや拡声器を点検し、




看板設置やスイム会場で整地を。


穏やかな夕方になりました。

バイクジャージ姿の選手は安田団長。
今年もランキングポイントの獲得を目指して
ガチで参戦します。
明日からは取材のテレビカメラが入る予定。


バイクラック(T1)にナンバーカードのステッカーを貼る
本部会のアベちゃんとマイちゃん。
ご苦労様です。

天気回復もつかの間。
明日はまた昼頃から雨が降り出し、
午後は大雨になる予報です。

「雨はしょーがねんども、風はだいじょうぶ。
 明日明後日はべた凪だ」
とはダイバーの春雄さんの弁。

それはありがたいけど、
今日みたいに当日は早めに雨が上がって欲しいなあ。


大会3日前 予報は雨

2019-06-27 21:24:47 | トライアスロン
大会3日前になりました。
予報通り昼頃から雨。
明日にかけて南岸を台風3号が通過。
関東をかすめる模様です。

おかげで活発になった前線が東北に横たわり
明日の午前中まで大雨に警戒が必要です。




ビフォー

アフター
見違えるほど綺麗になりました。有難い!

昨日はスイム会場の砂を林建設さんが重機で取り除いてくれました。
今日は本間組さんがバイクラックの設営。
海上では春雄さんたちが早朝からスイムコースの設営で動いていました。

明日からは一般ボランティアの人たちと本格的に会場設営に取り掛かります。
気になるのはお天気。

明日は徐々に雨が上がる予報。
ところが土曜日はまた雨になり、
大会当日の日曜日の予報には
朝から終日?大きな傘マークが出ています。

もう何日も前から週末の予報は雨です。
残念ながら。
覚悟を決めて合羽を着てのレース運営に臨みましょう。
風がでなければいいなあ。


昨日の日没です。
昨日は今週一番の上天気。
日曜に取って置きたかったなあ。

緊急時避難について

2019-06-25 22:25:02 | トライアスロン

大会技術代表の豊さんから大会開催中のに地震が起こった場合の
対応と避難経路の説明がありました。

庄内は18日に大きな地震があったばかり。
災害が起こらないことを願っていますが備えは必要です。

大会はスイムから始まるので、コースはすべて海岸の沿岸です。
地震による津波には警戒が必要。
有事の際には速やかな避難、誘導が必要です。

確認事項としては、
①地震の大小にかかわらず
コース上設置の防災無線 警告発令時 大会を中止し
(自身の生命確保を第一前提として)選手 スタッフの避難行動に移ります。
②一時避難場所.避難所の掲載をいたしましたのでご確認ください。
③津波警報.注意報が 解除(防災無線)されるまで大会会場へは戻らないこと。
④緊急時連絡電話受話専用を設ける
⑤情報は 大会フェイスブックに逐次アップ
⑥主避難所.緊急時大会本部は光陵高校(体育館内)とする。
⑦選手の安否確認は 大会会場にてアンクルバンド返却(先DNF選手除く)で行い
  そのまま帰宅した選手を含め 電話.メールでの連絡をとる







雷雨と準備

2019-06-22 21:33:33 | トライアスロン
1年の切り替わりといったら
大晦日と元日。
そして年度末の3月と4月。
さらに今年は元号の切り替わりが、
4月と5月の境目にありました。

それらカレンダーの節目とは別に
個人的に長年かかわってきたイベントで、
その日までとその日の後が大きな節目と感じるイベントがあります。
まるで年が変わる節目かのように。

そのイベントが間もなくやってきます。
34回目を迎えるトライアスロンおしんレースです。

事務局と本部会は昨年から翌大会のために
要綱作りや選手募集、
関係各方面への許可申請や挨拶回りをこなしていただいてきました。

6月に入ってからはいよいよ現場の準備です。
毎週末ごとに大会で使用する用具や備品を借用して回っては
管理棟やレンタルハウス内に移動させています。

来週からはいよいよ会場設営が始まります。
スイムのコースロープ設営はマリンサービス山形の春雄さん。
バイクトランジション(T1)は協賛企業の本間組さんが木曜日から。
大会2日前の金曜日からは菅原工務所さんはじめ
一般ボランティアやスタッフの皆さんで会場のコース設営をやります。

トライアスロンは海上でのスイムから始まり、
ロードでのバイク、ランと続くので
設営物のエリアと量が半端なく多いのです。

今日は午後から消防署からテント6張りと拡声器を借りて来ました。
テントをトラックから降ろす時間帯には
予報通り雷雨になってしまい、しばし雨宿り。

懸案だったスイム会場の吹き溜まった砂の除去は
実行委員長や大会参与の運動のおかげで
林建設さんが請け負ってやっていただくことになりそうです。
水曜の夕方には進捗状況を確認して、
砂が乾いていたら余分を動散でコース外に吹き飛ばして
しまいたいと思います。

雨がやんでからは緑地公園の土手の上を草刈り。
土手両脇の芝生グラウンドと多目的広場は
市と県それぞれが業者を使ってきれいに除草しているのですが、
土手の上の一部(幅5mくらい)だけが毎年なぜか残されるのです。
理由はお互いに管轄外だから。

緑地公園は市民の憩いの広場です。
お互いにもう少しの公益意識があったとするなら
造作なく草刈り出来るはずなのですが・・・

といつも思いながら草刈りモアを操作していました。
すると去ったはずの雷がまた頭の上で光始めました。
東側からは真っ黒い雲が接近。
くわばらくわばら
なんとか本降りになる前に作業を終えることができました。

明日は大会1週間前。
管理棟で実行委員会最終打ち合わせです。



スイム会場の砂

2019-06-10 21:00:13 | トライアスロン

34回目の大会まで1か月を切りました。
すでに予告看板などが設置されています。

土曜日は備品の運搬で、
大宮、市営体育館、国体記念体育館を回りました。

スイム会場の砂の状況がひどい。
平地は一度県の港湾課から重機で除けてもらっていますが、
堤防脇に吹き溜まった砂が大量に残っています。

酒彩倶楽部の方たちと一部人力で除去しましたが限界があります。

冬の季節風の影響で年々、大浜海岸の砂地が広く高くなっています。
そうここ庄内は、安部公房の小説「砂の女」の舞台なのですよ。


昨年の大会のブランディングの模様。
ことしもこのように会場設営のやります。

JTU認定記録会

2019-04-28 20:29:03 | トライアスロン

JTU認定のスイム・ランの記録会(東北ブロック山形県会場)が
酒田で行われスタッフとして参加してきました。


スイムは小学生以下が200m、
中学生以上は400mを泳いで記録を録ります。


参加者は東京から参加の椿浩平選手を含む27名。
3名ずつ9回に分けて記録を測定しました。




あいにく最終組の男子大学生1名が体調を悪くして途中棄権。
チームメイトが引率して、私が先導しながら病院の緊急外来を受診しましたが、
風邪の症状がみられたそうです。
無理は禁物。
ともかく大事に至らなくて良かった。

午後からは場所を陸上競技場に移してランの記録会でしたが、
私は中学校の授業参観へ。

3組は担任の先生の数学の授業でした。
引き算のことを減法と言うのですね。
生徒のつもりで授業を聞いていたらだんだん面白くなってきましたよ。
プリントをいただいてその場で問題を解いてみました。

当時苦手だった数学。
あの頃に戻れるのならもう一度やり直したいものだなあ。

山田勉さんとの出会い

2018-11-14 19:03:38 | トライアスロン
先月東京での話です。
夜息子たちと会食した後、西武新宿線の井荻から
常宿のある荻窪目指して環状8号線を南に歩いていました。

まもなく青梅街道と交わって左折かなと思っていたら、
ふと沿道のお店に貼ってある写真が目に留まりました。

それはちょっと古ぼけたトライアスロンの大会の写真。
ハワイアイアンマンレースです。

赤ちょうちんには「案山子」の文字が。
居酒屋のようです。
写真が貼ってある外窓の曇りガラスの向こうからは
お店の灯りが透けて見えます。

ハワイアイアンマンか・・・
大会に出場したのはご店主か?
よほどトライアスロン好きと思われるなあ・・・・

と思わず立ち止まってしげしげと写真を眺めていましたら、
ガラッと扉が開いて白衣姿のお店の人が出てきました。
年配の小柄な男性です。

「ハワイアイアンマンですね。
トライアスロンやっていたものだから、まじまじと見てしまいました」

「はい、ロングを中心にやっていました。
ところが病気をして医者から汗を掻いてはいけないと言われて 今はやめております」
と柔和な笑顔です。

(荻窪とトライアスロンといえば・・・・その時思い出したキーワードがあります)

「以前荻窪にチームケンズのオフィスがありましたよね?」

チームケンズとは今から30年くらい前、
当時トライアスロンの国内トップ選手だった飯島健二郎さんが
立ち上げた実力者揃いのプロ集団です。

新スポーツトライアスロンに魅せられた飯島健二郎さんは、
高校の教師の職を投げ打ち、自身がレースで活躍するかたわら、
クリニックやショップを始めるなど、トライアスロンの普及拡大に尽力します。

現在は山梨に本拠地を移して選手を育成しながら、
日本ナショナルチームの監督も務められています。

「はい!ケンズはすぐそこでしたよ」
と通りの向かいの指さしました。

「私もそこのメンバーでした」

(何かがピーンときて、繋がりそうになりました)

飯島さんは当時、一般のトライアスリートにも
ケンズの門戸を開いて定期的に練習会を開催していました。

「クラブケンズですね」

「そう、私はクラブケンズの会員第1号だったんですよ」

繋がりました。
トライアスロンに熱中していた当時、
貪るように愛読していた専門誌トライアスロンジャパンで、
クラブケンズの記事を読んだ記憶が盛り上がってきました。
たしかそのクラブチームのメンバー第1号の方は、
わりと年配の男性でしたから。

「カッパのウエアですね」
ハワイ島の溶岩台地を疾走する山田さんのバイク、
ケンズの選手が着用して一世を風靡したフエニックス
カッパブランドのチームウエアを身につけています。

立ち話もなんだから、ということで勧められて暖簾をくぐって店内へ。

お店は縦長でカウンターのみのようです。
お客はおらず、薄暗いカウンターの奥で奥さんが
店じまいの支度をなさっているようでした。

背中側の壁には一面、トライアスロンの写真や色紙が。
宮塚英也の88年ハワイアイアンマン驚愕の9位ゴールシーンがあります。
古川益三さん(今もまんだらけの社長?)の山田さんご夫婦の似顔絵色紙があります。
その他いろいろ雑多に。

「改めまして、山田勉と申します」
と名刺をくださいました。

居酒屋 案山子 山田 勉

(そうそう山田さんだったかも)
昔の記憶は都合よく蘇ります。

こちらも自己紹介。
私の地元酒田でももう30年以上も続いている大会がありますよ。
おしんレースという・・・

知っています。
私も一回出ました。
たしかゴール直前で倒れて亡くなった方がいた・・・

それは89年の第3回大会です。
私も選手で出ていました。

(なんと昔、山田さんと同じレースに出ていたとは・・・)

酒田はね一回だけ、
私はねロングが好きなんです。

ロングというのはロングディスタンスのレースのこと。
最後のランでフルマラソンを走る、
宮古島や皆生、アイアンマンジャパンなどのレースを指します。

(そうかそれなら佐渡でも一緒に出ていたかも知れない・・・)

トライアスロンを始めた時はすでに50代だったとおっしゃる山田さん。
ということは、ちょうど私の父親のような年齢でしょうか。

お互い?まだまだ話たいことはたくさんありましたが、
残念ながら時間切れでした。

店じまいして帰りのバス時間が迫っているのだそうです。

また必ず訪れることをお約束して、お店を出ました。

山田さんからいただいた名刺の裏には、
いい言葉が書いてありましたよ。
座右の銘でしょうか。


「青春という名の詩」より

年を重ねるだけで人は老いない
理想を失う時に始めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが
情熱を失う時に精神はしぼむ

サミュエルウルマン著
産業能率出版部発行


山田さんまたお会いしたいです。
嬉しい出会いをありがとうございました。

(居酒屋案山子は最近、吉田類の酒場放浪記で紹介されたそうですよ)






おしんレース、前へ

2018-09-26 22:58:23 | トライアスロン
34回目となる来年に向けてのおしんレース実行委員会。
その1回目の今日は新生おしんレースとも言える、
記念すべきスタートの日になったかも知れません。

国内でも有数の歴史あるトライアスロンになった当大会。
しかし課題も多く抱えています。

スタッフの代替わりがうまく行かずに疲弊していくイベントも数あります。
大会が発展的に活性化していくには新しい力が必要です。

2020年に向けてのホストタウン事業として、
酒田市が本腰を入れてくれています。
あくまでも主催者サイド、共同開催という立ち位置です。
市長の並々ならぬ熱意には嬉しくも頼もしい。

トライアスロン大会をより市民にアピールできて、
楽しんで応援していただくために、一部競技コースの
市街地開催のプランもあります。

あと何と言っても喜ばしいのが事務局機能を
市の体育協会に委譲できる見通しが立ったことです。
いわゆる公的機関が事務局を引き受けてくれたらどんなにいいだろう、
と思い続けてきた願いがこれから叶うかも知れません。

大会を主幹する私たち協会としては、
運営に競技と安全管理といういわば本業に専念できるのは願ったりなのです。

長年多くの方々の支えで存続してきたおしんレース。
このイベントに当初から関わってきた身としては、
非力ながら継続してきたキャリアが力になりつつあります。

このスポーツが好きだから、
おそらく一生関わっていくことになるでしょう。
また一歩前進できた感覚が嬉しかった夜なのでした。