透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

スズメバチの巣と卓上四季と

2024-08-14 19:32:14 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温23.9℃、最高気温27.0℃。

〈昨日、夕方のスズメバチの巣(文京台南町公園)〉

〈本日、午前中には撤去されていました。〉

昨日の夕方、文京台南町公園の桜の木にスズメバチの巣を見つけました。

その後、町内会の生活環境部の副部長さんにお知らせ。

すぐに、市役所に連絡して下さり、本日、9時半に出かけた際にはすでに撤去されていました。

公園は子どもたちの遊びの場でもあり、被害が出ないうちに早急に片づけて下さって良かったです。

雨上がりの南町公園の林の中を歩いてきました。

湿気がある中、蚊たちがやけに張り切っている様子。

ヒトは昆とどうお付き合いすれば良いのでしょうか。

などと思ってしまいました。

本日の北海道新聞の卓上四季に北海道大学の前身札幌農学校の教頭として来日したクラーク博士のことが取り上げられています。

1876年(明治9年)のきょう、午前10時に札幌農学校の開講式が始まったとのこと。

クラーク博士はそこに登壇した後、全国から集まった1期生に驚くべき教育方針を伝えることになります。

校則はない代わりに「紳士たれ」の一言だけ。「校則で人間は育たない。自らの良心で判断し行動する。すなわち自由と独立の精神の尊重であった。」とコラムにあります。

在任期間は9カ月だったけれど、「内村鑑三と新渡戸稲造をはじめ、植物学の宮部金吾、土木工学の広井勇ら近代日本の礎を築く人々を生んだ」とも。

クラーク博士には「将門」のあだ名があったそうです。それは平将門が七変化して7人分の働きをしたという伝説に因んでとのこと。

コラムは「150年ほど前に残された〈紳士たれ〉を思い起こしたい。教育の理想を表しているから。」と結ばれています。

今日はクラーク博士が今から148年前、札幌農学校の開講式に臨んだ後、一期生を前に「紳士たれ」の一言を投げかけたという、印象深い日だったようです。

北海道の開拓期にアメリカマサチューセッツ農科大学学長の身分で来道し、教師として輝かしい功績を残して、わずか9カ月で去っていったクラーク博士。

北海道開拓の村にはクラーク博士が教鞭をとった札幌農学校ゆかりの学生寮「恵迪寮」が移築復元されています。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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