透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「野外博物館 北海道開拓の村」の農村群へ

2018-04-19 21:40:40 | 日記

晴れ。最低気温2.5℃、最高気温18.5℃。

旧納内屯田兵屋

 

旧岩間家農家住宅

旧岩間家農家住宅 遠景

今日は最高気温が18.5℃まで上がり、風もなかったので、爽やかで過ごしやすい一日となりました。

出かけた先の開拓の村では、つつじが咲き始め、少しずつ春の装いとなってきました。

開拓の村は市街地区群、漁村群、農村群、山村群と4つのエリアに区分されています。

今日は農村群を歩いてきました。その中の旧納内屯田兵屋と旧岩間家農家住宅をアップします。

手元の北海道開拓の村の資料(当学芸員さんの手による)には、岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4(1871)年2月に北海道へ入植したとありました。

 

同資料によると、この建物は明治15(1882)年に郷里の大工さんによって建築されたもので、間取りなどに郷里の建築様式が受け継がれているとのことです。とはいえ一方で、仙台地方にはあまり見られない石置き屋根が採用されているなどの特徴を備えてもいます。

明治15年に建てられた家屋が、今もその姿をとどめていることから、様々なことが導き出されることと思います。

開拓時から今日に至る足取りを辿ることで、先人が今に生きる私たちに何を託したのかに思いを馳せてみたいと思いました。

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