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♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

Vol.11 恋に恋してない?

2005-06-15 | Wed:フミナの恋愛哲学&心理学
以前「初恋」について書きましたが、私は
本当に高校生になるまで“人を好きになる”と
いう感覚がわかりませんでした。

けれども、“○○ちゃんは△△くんのことが
好き”“あの2人は付き合っている”などと
同級生の噂を聞くと、うらやましいという気持ちは
全くなく、不思議な気持ちでした。

テレビでしか見ることができないアイドルや
タレントには、“好き”な感情は湧くのに
身近にいるクラスメートの男の子には残念ながら
誰1人にもときめくことができなかったのです。

“これは変だ。学校で1人くらい好きな男の子が
いて普通なのに。”と思うようになった私は、
“好きになれそうな”同級生のO君を気にし始め
ました。廊下ですれ違ったり話をしたりする機会が
あると、わざと胸を躍らせました

頑張って好きになるように努めました。
・・・けれども、いつになってもテレビに映る
アイドルを想う気持ちのように“好き”という
感情は高まらないのです。

そりゃ無理ですよね。“頑張って好きになる”なんて
不自然ですから。そんな不自然な感情が誰に伝わる
こともなく、当然O君にもこのことは全く知らないで
一騒動になることもないまま中学校生活が終わりました。

ですから、O君に迷惑がかかることはなかったわけ
ですが、今思えばこれは単に恋に恋してただけなんだなと
幼かった自分が懐かしいです。

しかし、これほど単純ではなくても「恋に恋している」
状態は大人の間でもあり得る話です。恋することは
大切だと思いますが、何かしっくり来ないときは恋に
恋して知らぬ間に相手を傷つけていないでしょうか。

しっかり相手を見つめてくださいね。
そして感じたことを伝えてもいいなと思ったことは
できるだけ素直に相手に伝えてください。
お相手にではなく恋に恋するのはお相手に失礼ですから。
コメント (2)
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