テーブル脚のホゾ穴あけ。
定規と、シャーペンと毛引きを使って墨付けをしていきます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f9/4a50069bdc0a17c70f25f553e069ba53.jpg)
毛引きは、一度、寸法をセットしておけば、
墨付けには強い味方です。
ホゾの穴あけには、これ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b3/74ed8f1e68788ce4f4704f160e0e82a1.jpg)
角のみ機の登場!
前回、5分(約15mm)の刃物を取りつけて作業していたので、
今回使用する3分(約9mm)の刃物へ交換。
交換の際には、付属の治工具を使って、刃物がまっすぐになるようにセットします ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c4/5393779e7da61f2f1f5c7b78c1b6b9ec.jpg)
ホゾの穴あけ作業 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b3/e621e6b68db79b1afdf7805bb15e554d.jpg)
長方形のホゾ穴の両端から掘って行くのがよいです。
端から順番に掘って行きますと、最後の一掘りの時に、
角のみの刃が、既にあけてある穴の方へ逃げてしまい、
垂直に掘れないことがあります。
こうなりますと、ホゾを入れる際、
最初は入っても、奥に進むにつれて、
刃物が逃げた分、狭くなっているので、ホゾが入りにくいことがあるからです。
角のみ機で掘った穴の底をノミできれいにかき取ります ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0e/aef4b1e715a40d7aa921bae957e9a0a4.jpg)
ホゾが最後までちゃんと入るか、定規で深さを確認 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/30/f91e29dc0958f4e7a5378ffea4b29243.jpg)
続いて、ホゾづくり。
昇降盤の刃の高さをホゾ長さにセットして、縦に二回挽きます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e7/529601fbb29587beb8c6567278afb51d.jpg)
横に倒して、裏表二回 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/13/025ddade0282ac1878e0a94c560567e5.jpg)
これで、ホゾ穴の幅に合ったホゾができました。
今回のホゾは、四方胴付きホゾですので、
ホゾ穴の長手方向の寸法に+αして、切り込みを入れていきます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/38/85345d824436aecd0f8505823c9ee598.jpg)
以上3点の昇降盤で加工する写真は、わかりやすいように撮影してあり、
単純に写真のように加工すれば事故につながりますのでご注意願います。
切り込みの終わったホゾ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5f/bad01c82251f4c6d70801342a801f067.jpg)
スライド丸ノコで、上下をカットすれば ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/29/816f61ea535dc1484fa40c8645ff998e.jpg)
ホゾの形になりました ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0f/450976fb18ad35775915f6c3389b5f59.jpg)
スライド丸ノコでは、余裕を持ってカットしましたので、
ノミで、出っ張りの部分を削ぎ落として、四方の面を揃えます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a1/454115b13bad8be92e850f30763eaf78.jpg)
何でもかんでも、機械だけで加工しようとしますと、
その勢いで切りすぎた場合、取り返しがつかなくなりますので、
手作業のほうが無難な箇所は、手間をかけて慎重に行います。