ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

エラスムス

2006-05-18 20:01:28 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:80~81頁

<ロッテルダムのエラスムス>

この人は、1469年頃~1536年の人とのこと。

彼は、ルネサンスの人文主義者の中で最重要人物と見られているそうです。

彼は、ギリシャ語の新約聖書を初めて出版したそうです。
あと、アウグスティヌスの著作も出版したそうです。

他に「キリスト教戦士の手引き」と言う画期的な本も出版しました。

この本は、教会の改革は、教会が教父と聖書に立ち返ることによってなされる、と主張しています。
また、新約聖書は「キリストの律法」であり、キリスト者はそれへの従順に召されているとのこと。
そして、エラスムスは、良く聖書を読むことを薦めています。
そういう主張をしつつも、彼は、ただ、道徳的な決まりを外面的に守れば良いとはしませんでした。
彼は、聖書を読むことが読み手を変え、神と隣人を愛する新しい促しを与えると言う示唆を与えています。

<十分の一を読み終わった>

今日で、この本の約十分の一を読み終わりました。
長かった。
1ヶ月かかってしまいました。
この調子だと、全部読み終わるのに10ヶ月ぐらいかかる計算になります。

一気に読めないことはないけど、一気に読むと頭に入りません。
なので、少しづつ読んでいます。
基本的に、一度、前日に読んで、その翌日にブログにアップする文章を作成しています。
つまり、一箇所ブログにアップするのに、2日間かけています。
1日の内で読んでアップするより、手間はかかりますが、良く覚えられるような気がします。