ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

神学と聖書の批評的研究

2007-04-25 05:05:06 | キリスト教神学第1巻
<4月3日~4月25日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第1巻、ミラード・J・エリクソン著」:88~121頁

<神学と聖書の批評的研究>

神学を構築するにあたり、聖書の批評的研究が行われました。

批評的研究には、以下の4つがあります。

・様式史批評
・編集史批評
・構造批評
・読み手応答批評

この中で、「読み手応答批評」について書いてみたいと思います。

この「読み手応答批評」と言うのは、意味の所在は、本文にあるのではなく読者にあるとします。
読者は、本文に意味を見出すというより、むしろ、その意味を創造します。
したがって、焦点は、本文にではなく、読者に集められます。

神学の方法

2007-04-03 08:08:39 | キリスト教神学第1巻
<3月30日~4月2日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第1巻、ミラード・J・エリクソン著」:62~87頁

<神学の方法>

今日の箇所には、神学の方法について書かれていました。

神学を行うには以下の段階があるようです。

1.聖書資料の収集
2.聖書資料の統合
3.聖書の教えの意味の分析
4.歴史における取り扱いの検討調査
5.他文化のもつ視点の検討
6.教理の本質の見きわめ
7.聖書外の資料からの光
8.教理の今日的な表現
9.解釈における中心的モチーフの展開
10.主題の層別化

以上の10の段階があるそうです。