ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

キリスト教綱要第2篇、第15章

2011-06-15 22:38:23 | キリスト教綱要第2編
<2011年6月15日に読んだ箇所>
「キリスト教綱要II」
カルヴァン著
渡辺信夫訳
308~318頁

<第2篇、第15章>

今回の箇所には、イエス・キリストの職について書かれていました。
イエス・キリストは、3つの職があります。

預言者職、王職、祭司職です。

預言者職については、だいたい分かりますよね。
神様の言葉を取り次いだりするのですよね。

王職については、少しわかりずらいと思います。
イエス・キリストは、地上にいる人間の王様とは異なります。
このイエス・キリストの王職は、霊的なものなのです。
霊的と言う言葉を使うとその説明も必要になるかもしれません。
とりあえず、この世的な富や権力を握っている王様ではないと言うことです。
もちろん、富や権力もイエス・キリストの自由になりますが、そんなちっぽけな存在ではありません。
もっと崇高で力の強い王様なんです。

祭司職については、神と人との仲立ちをしてくれる役目を負っていると言うことです。
そして、普通の祭司と異なるのは、自分自身をいけにえとして捧げたと言うことです。
このことにより、神を信じ救われた人々の罪が赦されることになります。

キリスト教綱要第2篇、第14章

2011-06-14 18:33:42 | キリスト教綱要第2編
<2011年6月14日に読んだ箇所>
「キリスト教綱要II」
カルヴァン著
渡辺信夫訳
293~307頁

<第2篇、第14章>

様々な事情により中断していた、この綱要を読むこと。
約半年ぶりに復活させようと思います。
今日は、14章を一気に読みました。

この14章には、イエス・キリストの神性と人性について書かれていました。
イエス・キリストは、神ではなく、人である。
イエス・キリストは、神であり、人でない。
この両方の間違った考え方があるようです。
さらに、イエス・キリストは、神でもなく、人でもない。
と言う間違った考え方もあります。

これに対して、カルヴァンは、イエス・キリストは、神であり、なおかつ人でもある、と主張するのです!