ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

アンセルムス

2006-05-12 18:06:02 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:76頁

<カンタベリーのアンセルムス>

なんだか、本の内容がだんだん難しくなってきました。

今日の箇所では、カンタベリーのアンセルムスと言う人が紹介されています。
1033年頃~1109年の人だそうです。

この人は、2つの重要な論理を作ったそうです。

一つは、神の存在証明。

もう一つは、キリストの十字架上の死の合理的解釈。

神の存在証明は、「存在論的証明」として知られているもので、「それ以上に偉大なものが考えられないもの」と言う命題から導き出したものです。

彼は、合理的に論理を構築しており、スコラ神学の良い面が現れているようです。