ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

インド・アフリカ

2006-07-30 18:13:43 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:178~192頁

<インド・アフリカ>

○インド

インドには現在、以下のようなキリスト教の取り上げ方があります。

1.宇宙的キリストは宗教経験の様々な多様性を全て含む。

2.キリストは、ヒンズー教の宗教的探求の究極目標である。

3.ヒンズー教はキリスト教に対して、旧約聖書がキリスト教に対して持つのと同様の関係にある。
  つまり、ユダヤ教に似た役割を果たすのである。

4.キリスト教はヒンズー教とは絶対に相容れず、非連続である。

5.ヒンズー教の状況が、特にインド的な形態のキリスト教を生む。

○アフリカ

サハラ以南のアフリカにキリスト教がもたらされたのは、主としてイギリスからの宣教師によってであった。
そこでは、初めからキリスト教と西洋の商業的および政治的な利害が強く結びついていた。

1960年代以降、アフリカでも独自の神学の発展がありました。

ペンテコステ派とカリスマ派

2006-07-27 17:05:49 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:176~177頁

<ペンテコステ運動とカリスマ運動>

今日の箇所では、ペンテコステ運動とカリスマ運動についての記述がありました。
この両者の違いは良く分かりませんでした。

今でもペンテコステ派とカリスマ派という教派があります。

この2つの教派は、聖霊の働きに重点を置いているようです。

うちの教会では、異言などは一切語られないのですが、ペンテコステ派の教会では異言を語ったりします。

福音派

2006-07-23 21:02:55 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:174~175頁

最近、引越しやらなんやらでごたごたしていたので、久しぶりの更新になります。
では、書きます。

<福音派>

今日の箇所では、福音派について書かれていました。
福音派は私の所属している教派です。

福音派の特徴は以下の通り。

1.聖書の権威と充分性。
2.十字架上のキリストの死による贖いの独自性。
3.個人的回心の必要性。
4.福音伝道の必要性・正当性・緊急性。

もともと、福音派は、プロテスタント全体を指す言葉だったようですが、
今日、狭義の意味の福音派は、上に挙げたような特徴を持つ集団のことを指すようになりました。

まあ、簡単に言うと、聖書に忠実な教派といいますか。
対立する教派としてリベラル派があります。

ポストリベラリズム

2006-07-05 16:16:32 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:171~173頁

<ポストリベラリズム>

今日の箇所にはポストリベラリズムが出てきました。
こんな運動あったことは、知りませんでした。

ポストリベラリズムは、「普遍的合理性」による伝統的啓蒙主義の立場と全人類に共通の直接的宗教経験という自由主義の仮説を退けます。
ポストリベラリズムは反基礎的(知識の普遍的基礎という考えを退ける)であり、共同体的(個人を優先するよりも、共同体の価値や経験や言語に依拠する)であり、そして、歴史主義的(経験と思想の形成における伝統と歴史的共同体との関係との重要性を強調する)なのであります。

なんだか、難しいな~。

解放の神学、黒人神学

2006-07-01 12:32:59 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:166~170頁

<解放の神学>

この神学は抑圧に対する神学です。
フェミニスト神学も解放の神学の一つと言えます。

この解放の神学は、主にラテン・アメリカで育って行きました。
この神学は、為政者ではなく、その下に置かれる弱者のための神学のようです。
この神学は、マルクス主義の影響を受けているようです。

マルクス主義は、唯物論を元にしているので、キリスト教とは根本的には合いませんが、その影響を受けているようです。

<黒人神学>

この黒人神学は、黒人のための神学です。
黒人神学の主張者の中には、イエス・キリストが黒人だったと言う者もいるそうです。

後々、黒人神学は、解放の神学の影響も受けたそうです。