浪漫飛行への誘(いざな)い

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江戸六地蔵参りと北斎展 

2019年05月18日 21時10分01秒 | 宗教

 

5月18日、江戸六地蔵の内、まだお参りしたことがない奥州街道の東禅寺、水戸街道の霊厳寺を訪ね、2年半前に両国にオープンした「すみだ北斎美術館」にも行ってきました。


江戸六地蔵とは、江戸時代に、江戸市中から広く寄進者を得て、旅の安全と病気平癒を祈願して、江戸の出入口6か所の街道沿いに銅像の地蔵菩薩坐像を造立したものである。6つの内、千葉街道の永代寺は、廃仏毀釈によりお寺が廃寺となり、地蔵像も取り壊され、現存しないので、今は5つの地蔵のみ残っている。


六地蔵の第1番は、我が家から歩いて2~3分のところにある旧東海道沿いの品川寺(ほんせんじ)で1708年に造立された。馴染み深い地蔵様だが、唯一笠をかぶっていない。巣鴨の旧中山道沿いにある第4番(1714年造立)の真性寺にも数回行ったことがある。


水戸街道の霊厳寺にあるお地蔵さんは第5番(1717年造立)で、都営地下鉄の清澄白河から歩いて5分位のところにあるが、想像していたものより小振りな印象を持った。笠はしっかりかぶっていた。このお寺には、日本史でも習ったが、18世紀後半の寛政の改革で有名な老中松平定信の立派なお墓もあった。


その後、浅草に移動し、奥州街道の東禅寺まで足を運んだ。浅草は三社祭の真っ最中で、沢山のお神輿が出ていて、お祭り見物の人出もすごかった。初めての三社祭で、雰囲気だけは味わうことができた。今回のお目当ての東禅寺は、浅草寺・神社の中心街からはかなり離れたところにあり、徒歩で約30分もかかった。浅草のはずれにあるので、お祭りとはいえ、参拝者は自分一人であった。


ここのお地蔵さんは第2番(1710年造立)で、想像より大きく、やはり笠をかぶっているが、雰囲気は、品川寺のお地蔵さんに似ている印象を持った。元は旧奥州街道沿いにあったが、1928年に都市計画のためここに移転されたようである。今は、街道沿いにないので、江戸六地蔵という雰囲気にはちょっと欠ける。このお地蔵さんの横には、「あんパン」の考案者として有名な木村屋総本店の創業者夫妻の像があった。夫妻のお墓がここにあるようだ。最寄りの駅から相当離れているため、わざわざ訪れることになるが、皆があまり行かない隠家的なお寺かもしれない。これで、江戸六地蔵で現存する5つのお地蔵さんの内4つにお参りすることができた。


「すみだ北斎美術館」は、葛飾北斎の生まれ故郷に近い両国に、2年半前に新しくオープンした美術館で、今、「北斎なりわい大図鑑」という企画展が開催されているが、その招待券を新聞屋さんからもらったので、ついでに初めて足を運んできたものである。建物は、超近代的な外観だが、中は北斎の浮世絵関連資料が多数展示されている。浮世絵には興味があるので、見応えはあるが、今回は、時間の都合で若干駆け足見学になってしまったのは残念であった。北斎が浮世絵を描いているシーンの蝋人形が置いてあって、臨場感があった。北斎に興味のある方は是非一度立ち寄ってみてください。

写真は、霊厳寺のお地蔵さん

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お気に入りの食器洗い用のスポンジ

2019年05月18日 09時14分59秒 | 日常

 

ドイツに住んでいた時、台所の食器洗い用のスポンジとして、Viledaというドイツメーカーのスポンジを使っていて、大変重宝した。食器を傷つけることもなく、綺麗に洗えて、使いやすく、値段も安価だったので、帰国後もずうっと使い続け、現在もお世話になっている。
この気に入っているスポンジを回りの友人にもいろいろ紹介したが、すこぶる評判がよかった。どんどんお薦めしたいところだが、最大の問題点は、入手が困難なことである。10年前、カナダに遊学していた時、カナダのドラッグストアやワンダラーショップでも手に入れることができたので、カナダ滞在中はもちろん、大量に買い込み、帰国後もずうっと使い、お土産として友人にも配ったほどである。


しかし、残念なことに、このViledaのスポンジは、日本では販売されていないようである。従って、海外旅行に出かけるたびに、現地のスーパーマーケットに行ってスポンジがないか探すことが習慣となっている。空振りに終わることもあるが、意外な国のスーパーで見つけ大量にお土産として買って帰ることもしばしばあった。以前は、ロンドンのスーパーで見かけ、ロンドン在住の友人に日本に来る時に買ってきてもらっていたが、それも最近見かけなくなったとのことで、このルートでの調達が難しくなった。


最近では、2010年にクロアチアのドブロブニクのスーパーで、また、2017年にオーストリアのザルツブルク駅前にあるスーパーで偶然見つけ、20袋(スポンジ2個入り)ほど買って帰った。お土産としては、安くて(1個150円前後)軽いので、大量に買うことも可能で、しかも大変喜ばれるので、最高である。この4月にザルツブルクに旅行する人がいたので、駅前のスーパーに行ってあれば買ってきてほしいと頼んだが、残念ながら置いてなかったそうである。しかし、頑張ってくれて、他のスーパーで数個見つけたとのことで、お土産に少しいただいた。


どうして日本で販売されていないのかよくわからないが、一度使うと誰しもその良さがよくわかるはずなので、売れること間違いないと思う。愛好者としては残念な話である。ネットで買えないかいろいろ調べてみたが、海外のサイトでは購入可能なものもあったが、郵送料が高くつくので、実用的ではない。当面は、海外旅行の際に、海外で買い求めるしかないが、旅行に出かける機会が減ってきているので、残念ながら、だんだん調達が困難になってきている。誰か使っている人がいたら、購入方法を教えてほしいものである。

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